先日の米ラスベガス第2戦。バンタム級世界WBAスーパー&IBF王者の井上尚弥選手がまたも衝撃の3RTKO勝利を収め、世界を驚かせました。
無敗のKO街道ばく進が止まらない井上「モンスター」。今回は主要誌の6月のパウンドフォーパウンド(P4P)最新ランキングをチェック。我らがモンスターや井岡一翔選手の順位に変動はあるのか、見てみましょう。(出典:Wikipedia、各PFPサイト)
最新P4Pはこちらより
◆ボクシング◆ 2025年1月24日(金) 井上 尚弥 vs キム・イェジョン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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PFP(ボクシング)最新2021年6月ランキング・リング誌
ボクシングのパウンドフォーパウンドとは、体重別に階級が分かれている現実のボクサーたちを同列に並べ、「もしも体重・階級が同じだったら」と仮定して専門誌が独自に強さをランク付けしたリストです。
最新6月のランキング、まずはボクシング専門誌の老舗である米リングマガジン(ザ・リング)の10傑から見てみましょう。
以下は2021年6月19日付の最新ランキングです(後述する比較表の中にも入っています)。
・1位:サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)
・2位:井上尚弥(日本)
・3位:テレンス・クロフォード(アメリカ)
・4位:アレクレンダー・ウシク(ウクライナ)
・5位:ジョシュ・テイラー(イギリス)
・6位:エロール・スペンスJr(アメリカ)
・7位:テオフィモ・ロペス(アメリカ)
・8位:ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
・9位:ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
・10位:井岡一翔(日本)
3月のランキングと比べ、5月にスーパーライト級の4団体王座統一に成功したテイラー選手が一気に4ランクアップ。ロマチェンコ選手はエストラーダ選手と順位が入れ替わりました。
PFP(パウンドフォーパウンド)4誌比較
パウンドフォーパウンドは最も権威あるといわれるのが前述のザ・リングですが、他の海外専門メディアも独自方式でランク付けしています。4誌のトップ10を比較してみましょう。
2021/6/22 時点 | THE RING (老舗・元祖) 6/19更新 | ESPN (専門家投票制) 5/26 | WBN (WorldBoxingNews) 2021/6以降 | boxingscene 6月更新 |
---|---|---|---|---|
1位 | サウル・アルバレス(30) メキシコ | サウル・アルバレス(30) メキシコ | サウル・アルバレス(30) メキシコ | サウル・アルバレス(30) メキシコ |
2位 | 井上尚弥(27) 日本 | テレンス・クロフォード(33) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ | 井上尚弥(28) 日本 |
3位 | テレンス・クロフォード(33) アメリカ | 井上尚弥(27) 日本 | ティオフィモ・ロペス(23) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ |
4位 | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ | 井上尚弥(28) 日本 | テレンス・クロフォード(33) アメリカ |
5位 | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ | ティオフィモ・ロペス(23) アメリカ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | ティオフィモ・ロペス(23) アメリカ |
6位 | ティオフィモ・ロペス(23) アメリカ | タイソン・フューリー (29) イギリス | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ |
7位 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(30) メキシコ | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | タイソン・フューリー (28) イギリス | ジャーメル・チャーロ(29) アメリカ |
8位 | ワシル・ロマチェンコ(32) ウクライナ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | ノニト・ドネア(36) フィリピン | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(30) メキシコ |
9位 | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | ワシル・ロマチェンコ(32) ウクライナ | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(30) メキシコ | ジョシュ・テイラー(30) イギリス |
10位 | 井岡一翔(31) 日本 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(30) メキシコ | マニー・パッキャオ(40) フィリピン | ワシル・ロマチェンコ(32) ウクライナ |
PFP(パウンドフォーパウンド)50傑
「World Boxing News」だけはパウンドフォーパウンドを50位まで発表しています。以下に見てみましょう。
WBNP4P 11位以降 | 選手名 |
---|---|
11位 | オレクサンドル・ウシク (34) ウクライナ |
12位 | ゲナジー・ゴロフキン (38) カザフスタ |
13位 | ワシル・ロマチェンコ(33)ウクライナ |
14位 | ローマン・ゴンザレス(33) ニカラグア |
15位 | ガーボンタ・デービス(24) アメリカ |
16位 | アンソニー・ジョシュア(29) イギリス |
17位 | 井岡一翔(31) 日本 |
18位 | マイキー・ガルシア(31) アメリカ |
19位 | オスカル・バルデス (30) メキシコ |
20位 | ショーン・ポーター(31) アメリカ |
21位 | レオ・サンタ・クルス(31) メキシコ |
22位 | 田中恒成(25) 日本 |
23位 | シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(32) タイ |
24位 | ホセ・ラミレス(28) アメリカ |
25位 | デオンテイ・ワイルダー (34) アメリカ |
26位 | アルツール・ベテルビエフ(34) ロシア |
27位 | ジャーメル・チャーロ(30)アメリカ |
28位 | ジャーモール・チャーロ(30) アメリカ |
29位 | レジス・プログレイス(30) アメリカ |
30位 | ゲーリー・ラッセル・ジュニア (31) アメリカ |
31位 | エマニュエル・ナバレッテ(25) メキシコ |
32位 | アンディ・ルイス・ジュニア(29) メキシコ・アメリカ |
33位 | ワンヘン・ミナヨーティン(34) タイ |
34位 | ダニエル・ジェイコブス(32) アメリカ |
35位 | キース・サーマン(30) アメリカ |
36位 | ディミトリー・ビボル(28) ロシア |
37位 | デメトリアス・アンドラーデ(31) アメリカ |
38位 | ギレルモ・リゴンドウ(39) キューバ |
39位 | 寺地拳四朗(28) 日本 |
40位 | デビッド・ベナビデス(23) アメリカ |
41位 | ミゲール・ベルチェット(27) メキシコ |
42位 | マイリス・ブリエディス(35) |
43位 | ブランデン・フィゲロア(23) |
44位 | ムロジョン・アフマダリエフ(27) ウズベキスタン |
45位 | ヘルウィン・アンカハス (27) フィリピン |
46位 | ジャメル・ヘリング(35) アメリカ |
47位 | 京口紘人(25) 日本 |
48位 | ヒルベルト・ラミレス (30) メキシコ |
49位 | ジョンリル・カシメロ(31) フィリピン |
50位 | ブライアン・カルロス・カスターノ(31 ) アルゼンチン |
PFP(パウンドフォーパウンド)同士の最新の試合
階級差があり、しかも団体が4つも分かれ、王者だらけで一体「本当は誰が一番強いか分からん!」とファンの悩みの種でもある現ボクシング界。
そこで専門記者、OB王者らが純粋な実力面だけでボクサーをランク付けしたのが「パウンドフォーパウンド(P4P)」というわけで、当のチャンピオンたちにとってもP4Pトップクラスに入るのは目標・名誉・夢でもあります。
「世界で最も強いボクサー」P4Pトップランカーの今後の〝見逃し厳禁〟試合予定を次に見ていきましょう。
6月26日
・WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ「王者マリオ・バリオス vs 2階級現役王者ガーボンタ・デービス」
・ライト級ノンタイトルマッチ「ワシル・ロマチェンコ vs 中谷正義」
https://twitter.com/Excite_Match/status/1404725370960564226
7月17日
・WBA.WBC.IBF.WBO世界スーパーウェルター級王座統一戦「ジャーメル・チャーロ vs ブライアン・カスターノ」
7月24日
・WBC世界ヘビー級タイトルマッチ「王者タイソン・フューリー vs デオンテイ・ワイルダー3」
8月14日
・WBC.WBO世界バンタム級王座統一戦「ノニト・ドネア vs ジョンリル・カシメロ」
・WBC.WBA.WBO.IBF世界ライト級タイトルマッチ「4冠王者テオフィモ・ロペス vs ジョージ・カンボサス・ジュニア」
Invite 4m @KnuckleheadSean "Nonito Donaire, u want some of this, it's here for u." Pressed Yes on the invite. Rachel n Richard did magic. Bibbidi-Bobbidi-Boo, Aug 14 switcheroo.
Ty to Richard, Rachel, PBC, TGB and Showtime.
Photo by Hector De La Cruz pic.twitter.com/91mNP53Pd1— Nonito Donaire - filipinoflash.eth (@filipinoflash) June 19, 2021
9月11日
・WBC.WBA.WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦「ブランドン・フィゲロア vs ステファン・フルトン」
21年あるかもしれないビッグファイト
このほか、P4Pランカーたちの「年内にあるかもしれない」超ビッグファイトを列挙してみました。
・ウシク vs ジョシュア
・井上尚弥 vs ドネアorカシメロ
・村田諒太 vs ゴロフキン
・フューリー vs ジョシュア
PFP(パウンドフォーパウンド)入りの日本人
上記のランキングでご紹介したうち、6月のPFP入り日本人をあらためてまとめると以下の通りとなります。
・井上尚弥:リング誌2位、ESPN3位、WBN4位、ボクシングシーン2位
・井岡一翔:リング誌10位、WBN17位
・田中恒成:WBN22位
・寺地拳四朗:WBN39位
・京口紘人:WBN48位
この三カ月ではやはりカネロ選手の圧巻の強さ、テイラー選手の4冠統一がボクシング界で大きな印象を残しました。この二人の躍進で他のP4Pランカーは順位が押し下げられた形。
ただ今後の試合内容によっては、井上、井岡選手らのランクアップなども大いにありそうです。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- パウンドフォーパウンド6月の最新ランキングを4誌で比較!
- カネロ、テイラーの躍進があり井上・井岡はやや繰り下がる
- 8月までに世界でビッグマッチ目白押し。勝敗によって変動も
日本のファンとしては、今年後半の注目試合は何と言っても井上選手の4団体統一戦、村田選手のタイトル戦でしょう。果たして相手は誰になり、いつ行われるのか。また井岡、京口両王者に対する挑戦者指名戦の行方も気になります。
世界が刮目するビッグファイト実現を期待したいものです。
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