2021年もまもなく10月で残り少なくなりました。世界で注目のボクシングマッチが今年いっぱい、まだまだ続きます。
今回は「階級と団体を超えた世界最強」を示す「パウンドフォーパウンド(P4P)」の最新10月ボクシングランキングをご紹介。我らが井上尚弥選手や井岡一翔選手は何位なのか、各誌を比較してみました。(出典:Wikipedia、各PFPサイト)
最新P4Pはこちらより
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PFP(ボクシング)最新2021年10月ランキング・リング誌
パウンドフォーパウンド最新10月のプロボクシングランキング、まずは老舗である米リング誌の10傑から見てみましょう。
2021年9月24日付の最新ランキングですが、10月いっぱい変更はないとみられます(後述する比較表の中にも入っています)。
・1位:サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)
・2位:オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
・3位:井上尚弥(日本)
・4位:テレンス・クロフォード(アメリカ)
・5位:ジョシュ・テイラー(英国)
・6位:エロール・スペンスJr(アメリカ)
・7位:テオフィモ・ロペス(アメリカ)
・8位:ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
・9位:ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
・10位:井岡一翔(日本)
https://twitter.com/naotaku_mg/status/1441357951239741444
PFP(パウンドフォーパウンド)4誌比較
パウンドフォーパウンドは老舗で最も権威あるのが前述のリング誌ですが、他の海外専門メディアも独自方式でランク付けしています。4誌のトップ10を比較してみましょう。
2021/9/24 時点でのランク | THE RING (老舗・元祖) 2020/9/11更新 | ESPN (専門家投票制) 2021/7 | WBN (WorldBoxingNews) 2021/9以降 | boxingscene 2021/ 5/11から変わらず... |
1位 | サウル・アルバレス(31) メキシコ | サウル・アルバレス(31) メキシコ | サウル・アルバレス(30) メキシコ | サウル・アルバレス(31) メキシコ |
2位 | オレクサンドル・ウシク (34) ウクライナ | テレンス・クロフォード(33) アメリカ | 井上尚弥(28) 日本 | 井上尚弥(28) 日本 |
3位 | 井上尚弥(28) 日本 | 井上尚弥(28) 日本 | エロール・スペンス・ジュニア (31) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (31) アメリカ |
4位 | テレンス・クロフォード(33) アメリカ | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ | テオフィモ・ロペス(24) アメリカ | テレンス・クロフォード(33) アメリカ |
5位 | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | テオフィモ・ロペス(24) アメリカ | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | テオフィモ・ロペス(24) アメリカ |
6位 | エロール・スペンス・ジュニア (30) アメリカ | タイソン・フューリー (33) イギリス | タイソン・フューリー (33) イギリス | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ |
7位 | テオフィモ・ロペス(24) アメリカ | ジョシュ・テイラー(30) イギリス | テレンス・クロフォード(33) アメリカ | ジャーメル・チャーロ(31) アメリカ |
8位 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(31) メキシコ | ワシル・ロマチェンコ(33) ウクライナ | ドネア(38) フィリピン | ジョシュ・テイラー(30) イギリス |
9位 | ワシル・ロマチェンコ(33) ウクライナ | オレクサンドル・ウシク (33) ウクライナ | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(31) メキシコ | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(31) メキシコ |
10位 | 井岡一翔(32) 日本 | ファン・フランシスコ・ エストラーダ(31) メキシコ | ガーボンタ・デービス(26) アメリカ | ワシル・ロマチェンコ(33) ウクライナ |
PFP(パウンドフォーパウンド)50傑
「World Boxing News」だけはパウンドフォーパウンドを50位まで発表しています。以下に見てみましょう。
WBNP4P 11位以降 | 選手名 |
11位 | ワシル・ロマチェンコ(33) ウクライナ |
12位 | オレクサンドル・ウシク (34) ウクライナ |
13位 | 井岡一翔(32) 日本 |
14位 | ゲナジー・ゴロフキン (39) カザフスタン |
15位 | ローマン・ゴンザレス(33) ニカラグア |
16位 | アンソニー・ジョシュア(29) イギリス |
17位 | ヨルデニス・ウガス(35) キューバ |
18位 | マイキー・ガルシア(32) アメリカ |
19位 | ジャーメル・チャーロ(31)アメリカ |
20位 | オスカル・バルデス(30) メキシコ |
21位 | ショーン・ポーター(32) アメリカ |
22位 | レオ・サンタ・クルス(31) メキシコ |
23位 | 田中恒成(26) 日本 |
24位 | シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(34) タイ |
25位 | ホセ・ラミレス(29) アメリカ |
26位 | ジャーモール・チャーロ(31) アメリカ |
27位 | デオンテイ・ワイルダー (35) アメリカ |
28位 | アルツール・ベテルビエフ(34) ロシア |
29位 | レジス・プログレイス(31) アメリカ |
30位 | ゲーリー・ラッセル・ジュニア (32) アメリカ |
31位 | エマニュエル・ナバレッテ(26) メキシコ |
32位 | アンディ・ルイス・ジュニア(30) メキシコ・アメリカ |
33位 | ワンヘン・ミナヨーティン(35) タイ |
34位 | ダニエル・ジェイコブス(33) アメリカ |
35位 | キース・サーマン(31) アメリカ |
36位 | ディミトリー・ビボル(28) ロシア |
37位 | デメトリアス・アンドラーデ(32) アメリカ |
38位 | ギレルモ・リゴンドウ(40) キューバ |
39位 | 寺地拳四朗(29) 日本 |
40位 | デビッド・ベナビデス(24) アメリカ |
41位 | ジョンリル・カシメロ(32) フィリピン |
42位 | ミゲール・ベルチェット(27) メキシコ |
43位 | マイリス・ブリエディス(36) |
44位 | ブランデン・フィゲロア(24) |
45位 | ムロジョン・アフマダリエフ(28) ウズベキスタン |
46位 | ヘルウィン・アンカハス (27) フィリピン |
47位 | ジャメル・ヘリング(35) アメリカ |
48位 | ヒルベルト・ラミレス (30) メキシコ |
49位 | 京口紘人(27) 日本 |
50位 | フリオ・セサール・マルティネス(26) メキシコ |
PFP(パウンドフォーパウンド)同士の最新の試合
最新10月のパウンドフォーパウンド・ボクシングランキングに名前を連ねている世界屈指の強豪ボクサーたち。仮にそのP4Pランカー同士が戦えば「仮想が現実に」なるわけですが、では近く行われる〝見逃し厳禁〟P4P対決や、P4Pランカーが登場する試合予定を見ていきましょう(試合日程は日本時間)。
9月26日
■ヘビー級タイトル戦「3団体統一王者アンソニー・ジョシュア vs 元クルーザー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク」
※ボクシング最重量級の文字通り「最強決定戦」。PFPトップ10のウシクが3つのベルトを奪い2階級制覇なるか!
We have a fight. pic.twitter.com/3OUOhzRCpx
— Anthony Joshua (@anthonyjoshua) September 24, 2021
10月10日
■ヘビー級タイトル戦「WBC王者タイソン・フューリー vs デオンテイ・ワイルダー3」
※ヘビー級でもう一つの最強決定戦!何と三度目の二人の対決で最終決着となるか。
https://twitter.com/BTSportBars/status/1440657883687911428
10月24日
■スーパーフェザー級タイトル戦「WBO王者ジャメル・ヘリング vs WBO暫定王者シャクール・スティーブンソン」
※紳士対やんちゃ坊主。新旧対決による階級最強はどちらになるのか?
11月6日
■スーパーミドル級4団体統一戦「WBA・WBC・WBO王者サウル〝カネロ〟アルバレス vs IBF王者カレブ・プラント」
※フェイスオフで衝撃の殴り合い!プラント王者が流血の大騒ぎとなった因縁対決の結末は?
Don’t talk about my mom. pic.twitter.com/f1HQlEfUUE
— Canelo Alvarez (@Canelo) September 21, 2021
21年あるかもしれないビッグファイト
上記のほか、年内に噂されている、または調整が進んでいる今年のPFPビッグファイトの例をご紹介しましょう。
・ミドル級王座統一戦「IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン vs WBAスーパー王者村田諒太」
※メディアでは12月28日で決定説が!!本当なら日本ボクシング史に刻まれる1戦となります。
・スーパーフライ級3団体統一戦「3冠王者フランシスコ・エストラーダ vs ローマン・ゴンザレス3」
※かつてP4Pを席巻した強豪ロマゴンと階級最強エストラーダの因縁決戦。井岡一翔の帰趨も左右しそう!
・バンタム級タイトル戦「WBAスーパー・IBF王者井上尚弥 vs ゲーリー・アントニオ・ラッセル」
※ドネア、カシメロとの対戦が不透明になった尚弥の次戦に有力視されているが、果たして!?
PFP(パウンドフォーパウンド)入りの日本人
上記のランキングでご紹介したうち、3月のPFP入り日本人は以下の通りとなります。
・井上尚弥:リング誌2位、ESPN3位、WBN2位
・井岡一翔:リング誌10位、WBN13位
・田中恒成:WBN23位
・寺地拳四朗:WBN39位
・京口紘人:WBN49位
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- パウンドフォーパウンド10月の最新ランキングを4誌で比較!
- 井上尚弥、井岡一翔は変わらず。4冠のテイラーがかなり上昇
- 当面はヘビー級の2大メガマッチが見逃せない!年末の村田戦も
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