6月、3団体世界王座統一戦「井上尚弥vsドネア」の大一番が近づくボクシングのバンタム級。残る主要1団体であるWBOの王座は、紆余曲折を経てこのほどベテランのポール・バトラー選手(英)が新たに戴冠しました。
そのバトラー新王者、早速「井上vsドネアの勝者との4団体統一戦」に意欲を示したと報じられていますが、発言は本気なのでしょうか。この2年余、尚弥選手が熱望しながら実現しない4団体統一戦は本当に行われるのか、バトラー発言の信憑性を探ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
◆ボクシング◆ 2024年12月24日(火) 井上 尚弥 vs サム・グッドマン 他 他開催場所:有明アリーナ |
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バトラーvs井上尚弥あるの?
WBO王座の経緯を簡単に振り返ると、まず昨年末、当時のカシメロ王者(フィリピン)が同級1位バトラー選手と指名防衛戦を行う予定だったものの、カシメロ王者が胃腸炎を理由に前日計量を行わず試合をドタキャン。
延期されて今年4月、英国で「カシメロvsバトラー」が再度行われるはずが、同国では厳禁されている減量目的のサウナをカシメロ王者が使用していたことが判明し、またも土壇場で中止に。
この試合は急遽「暫定王座決定戦」に切り替えられ、バトラー選手が勝利して暫定王者となりました。そしてWBOはカシメロ王者の度重なる失態を重く見て王座を剥奪。バトラー選手を正規王者に格上げしたわけです。
Ellesmere Port bantamweight boxer Paul Butler is now WBO world champion, after John Riel Casimero was stripped of his belt. It's after the Filipino fighter failed to meet Butler in the ring as his mandatory challenger, on two occasions #CapitalReports pic.twitter.com/t50U9NL7AG
— CapitalLivNews (@CapitalLivNews) May 4, 2022
「逃げ回るカシメロ」のイメージからバンタム級4団体統一戦は難しいとみられていましたが、王者交代でファンの間では「これで尚弥4冠の道筋が見えた!」との声も出ています。
当のバトラー王者も前向きと報じられいますが、一方で関係者の中には「折角王者になったばかりなのに、本当に井上やドネアのような『負け濃厚』な相手とやる気?」「カシメロ戦が先では?」などと訝る向きもあるようです。
What should John Riel Casimero do next now that he was stripped of the WBO Bantam Title while named no. 1 in the division?
•Make an appeal to WBO
•Fight Paul Butler
•Fight the winner Inoue vs Donaire
•Fight big names Roman Gonzales or Juan Francisco Estrada
•Move up#boxing pic.twitter.com/FwhkMUymi5— Voltaire Castillo (@blackspn) May 6, 2022
バトラー発言の信ぴょう性は?
バトラー王者は本当に井上尚弥選手らと4団体統一戦をやる気なのか? 最近の彼の発言や過去の行動からその信憑性を考えてみました。
◆2015年、自身も減量でサウナを使用しWBOスーパーフライ級のランクを下げられる。
◆2018年、ロドリゲスとのIBF世界バンタム級王座決定戦の前日計量で約1.5キロ体重超過。猶予時間内の再計量も放棄して計量失格となった。
◆2021年、カシメロの病気中止の代替としてWBOが暫定王座決定戦を設定したが「ここに来たのは暫定戦やノンタイトル戦のためではない」と試合を拒否。
◆2022年、カシメロ2度目の中止に怒りをぶちまける。「本当は体重超過じゃないのか。フィリピンでも事件捜査中だとか彼には常に問題がある。もう退場させてくれ」
「彼は卑怯者。単なる幼稚。33歳にもなりゃ何が駄目な事か分かるはず。サウナに行きたければこっそり行けばいい。何でネットで全部公開するんだ?」
◆5月、新王者になって「最高の気分。やっと前に進める」。今後について「イノウエとドネアの勝者がこの階級を統一したいなら、それが俺の進むルートにもなる」
「二人に会ったことはない。レジェンドなんだろうけど、俺は『写真撮って』と言いよるタイプではない」
「どちらかとリングを共にできるのは名誉なこと。俺は挑戦が大好きだ。イノウエは階級を上げたいそうだが、まずは4団体統一もしたいのでは」
33歳でかつて一度バンタム級王者にもなったベテランのバトラー選手。キャリア最終盤でもあり「なるべく長く王者でいたい」半面、ビッグマッチで巨額のファイトマネーも稼ぎたい、という「ダブル本音」が発言などからは見えるようです。
バトラーvs井上尚弥にSNSの反応
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/67bb8b89b45fbf48a90d89827b3f14edf6c3a1df/comments
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- WBOバンタム級王者のカシメロが「サウナ使用問題」でついに王座剥奪
- 暫定王者バトラーが正規王者へ。「4団体統一戦に前向き」説は本気?
- 本人は「俺は挑戦が好き」と言いつつ長期王座と巨額マネーを両天秤か
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