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オリンピック

オリンピック2024の注目競技・近代五種!これぞキング・オブ・スポーツ!ルールや見どころをご紹介!

2024年といえば「4年に一度」のオリンピックイヤー。ただ21年に東京夏季五輪、22年に北京冬季五輪となんか毎年のようにやってる気もしますが、確かに7月にオリンピック2024が開催されます。

その注目競技をご紹介するシリーズ、今回は「スポーツ界究極の競技」近代五種です。そのルールや見どころなどをご紹介していきましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、各スポーツメディアなど)

 

◆ボクシング◆
2025年2月24日(月・祝)
中谷潤人 vs ダビド・クエジャル
堤聖也 vs  比嘉大吾
那須川天心   vs  ジェーソン・モロニー他
開催場所:東京・有明アリーナ

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オリンピック2024の注目競技・近代五種

1人の選手が、わずか1~2日の間に全く異質な5種類の競技に挑戦する万能性を競う複合競技。それが近代五種です。その歴史や概要などを以下に見ていきましょう。

近代五種は英語で「pentathlon」。ギリシャ語が由来で「penta」は「5」、「athlon」は「競技」の意。他にも「ペンタゴン」とか「トライアスロン」などの言葉を聞くよね

概要

元来、古代ギリシャ時代の五輪では「短距離走、走幅跳、やり投、円盤投、レスリング」の5つからなる「五種競技」は非常に重要な大会のクライマックスでした。優勝者にはラテン語で「競技の勝者」を意味する "Victor Ludorum" の称号が与えれたそうです。

この古代の競技にならい、近代オリンピックを提唱したクーベルタン男爵が「近代にふさわしい五種競技を」と考案したのが近代五種です。ヨーロッパでは王族・貴族のスポーツとも呼ばれ人気があります。

五輪の正式競技となったのは1912年ストックホルム大会から。1952年ヘルシンキ大会から1992年バルセロナ大会までは個人の他、団体種目も実施されていました。2000年シドニー大会からは女子種目が加わりました。

クーベルタン男爵自身、近代五種を「スポーツの華」と呼んだとか。今でも優勝者は「キング・オブ・スポーツ」って言われるんだって

ルールと特徴

近代五種水泳、フェンシング、乗馬(障害飛越)、ピストル射撃、ランニングの5つ。近年の五輪では射撃とランが一体となった「レーザーラン」として実施されています。

昔は1日1種目と結構優雅だったらしいが、96年アトランタ五輪から5種目を1日で行うように。一気に心身の限界に挑戦する過酷なスポーツに様変わりしたんだね。オリンピック2024では2日間で行うよ

以下、行う種目の順番に概要を見ていきましょう。

1.フェンシング・ランキングラウンド(エペ)

まずは出場全選手が、フェンシングのエペ1分間1本勝負を総当たり戦で行います。短時間に次々と試合を行うため、選手は1試合ごとの瞬発力や途切れない集中力が求められます。

2.水泳(200m自由形)

次の種目は200m水泳。パワーと持久力が必要な水泳でタイムを競い、順位によって得点が与えられます。

3.フェンシング・ボーナスラウンド(エペ)

フェンシング・ランキングラウンドの下位選手から順に、今度は30秒1本勝負を行います。スピード感あふれる試合進行が見どころで、この二つのラウンドの合計点がフェンシングの得点となります。

4.馬術(障害飛越)

貸与された馬を操り、制限時間内に競技アリーナに設置された様々な色や形の障害物を飛越しながらコースを周ります。五輪の馬術競技では、長年共に練習し息を合わせたパートナーの馬と選手の「コラボ」が特徴ですが、近代五種ではいきなり初めて対面する馬と短時間で信頼関係を築く必要があります。

5.レーザーラン(射撃5的+800m走を4回)

これまでの3種目の得点を1点=1秒にタイム換算し、時間差を設けて上位の選手からスタート。射撃とランニングを交互に4回行い、着順を競います。

射撃はレーザーピストルを使い、10m離れた場所から直径約6cmの標的にレーザーを5回命中させます。5回命中するまでは50秒の制限時間の間、撃ち続けなければなりません。

ランニングでは800mのコースを走破。荒い息を整えてすぐに切り替え、精密な射撃動作を行う難しさ。動から静、静から動への変化の激しさがこの種目の特徴です。レーザーランでフィニッシュした着順が競技全体の最終順位となり、メダルが決定します。

ぜんぜん違う競技の技術が必要だし、その上体力・精神力・集中力をフルに使う、まさにスポーツ王にふさわしい難しさよね!

オリンピック2024のレギュレーション

オリンピック2024の近代五種競技の内容は以下の通りとなっています。

・前回東京五輪と同様、競技初日に36名の選手が総当たりでフェンシングの順位決定戦を行う。各選手は100点満点でスタートし、1勝するごとに6点ずつ加算され、最大310点を獲得する。

・2日目は、水泳200m自由形、続いてフェンシングのボーナスラウンドを行い、1勝するごとに1ポイントが加算される。

・次に障害馬術が行われ、最も失敗が少なかった選手に300点が与えられる。

・最後にレーザーランを実施。開始前に順位がトップの選手が最初にスタートし、その後はタイム差で続いていく。最初にゴールした選手が金メダル。

・8月8日~11日、ヴェルサイユ宮殿とパリ北アリーナで開催。

ネットの反応まとめ

[st-kaiwa3オリンピック2024へ向け徳之島で合宿 近代五種ナショナルチーム 男女3選手ら7人が初来島[/st-kaiwa3]
五輪競技中、唯一国際オリンピック委員会の提案により誕生した競技なのだな
剣道対ボクシングみたいな異種格闘技より、剣道対近代五種とか料理家対雀プロとか軸がしっかりズレてるヤツ観てみたい

出典:X

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • オリンピック2024の注目競技・近代五種。古代ギリシャの五種競技に倣いクーベルタン男爵考案
  • フェンシング、水泳、馬術、射撃+ランの5種目。2日間で一気に行い最後のラン勝者が優勝
  • 各種目の技術はもちろん瞬発・持久力、精神の集中や戦術力のすべてが必要な「スポーツ王」

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