8月26日開催のボクシング興行「第91回フェニックスバトル」で、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ「王者ペテ・アポリナル vs 武居由樹」戦が行われます。
プロわずか5戦目でいよいよ大きなタイトル挑戦が巡ってきた武居由樹選手。王者のペテ・アポリナル選手の戦績や強さとは?武居選手の最大の壁となる強豪なのか、探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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ペテ・アポリナルとは?戦績は?
キックボクシングのK-1王者から、昨年ボクシングに転向した武居由樹選手。これまでの4戦は3試合が1RでKO、1試合が2RKOという圧巻の内容で、いまだ無敗街道を走っています。
そして所属の大橋ボクシングジムでは、5戦目にして武居選手に東洋太平洋王座のタイトル挑戦の場を与えました。相手は今年4月に同王座を獲得したばかりのペテ・アポリナル選手です。
ではペテ・アポリナル王者の戦績や強さ、試合動画などを以下に順次見ていきましょう。
Former K-1 Champion Yoshiki Takei (4-0) challenges Pete Apolinar (16-2) for the OPBF Super Bantam Championship on August, 26th in the Korakuen Hall in Tokyo, Japan.
via @asianboxing pic.twitter.com/o831S79RWw
— Beyond Kickboxing (@Beyond_Kick) June 17, 2022
プロフィール
ペテ・アポリナル選手はフィリピン出身の27歳。オーソドックスタイプで身長は170cm、リング通称は「サンダー」だそうです。
プロデビューは14年。長く一つ上のフェザー級を主戦場にしており、昨年OPBFのフェザー級シルバー王座を獲得。今年に入ってスーパーバンタム級の同王座を奪取するなど、母国では昇り調子の若手実力者です。
戦績
アポリナル選手の戦績は、16勝(10KO)2敗。敗戦は15年5月、のちにナバレッテ王者と世界戦に挑むサンティシマ選手(フィリピン)に初回KO負けを喫した1戦と、昨年、WBOのオリエンタルタイトル戦で、韓国人選手に8RでTKO負けした2度です。
敗戦はいずれもフェザー級で、スーパーバンタム級に下げての試合は武居戦がまだ2戦目ですので、未知の部分も多いといえます。
ペテ・アポリナルの強さ・特徴
戦績のほとんどがフェザー級だったフィリピンのホープボクサー、ペテ・アポリナル選手。Sバンタム級ではどんな試合を見せるのか、その強さや特徴、予想を以下に見ていきましょう。
特徴
アポリナル選手はアマ経験があるのか不明ですが、戦績から見ると技術には優れている印象。しっかりとしたガードポジションから、パンチをやたら振り回すことなく、単発のカウンターやコンビネーションをシュアに打ちます。
次項でご紹介する動画を見ると、強振してもバランスをあまり崩さず体幹がしっかりしている様子。盛り上がった筋肉と体の大きさから、ブロッキングやフィジカルの強さを感じさせます。
10R以上のフルラウンドの試合も何度も勝ちきっておりスタミナ面も十分といえそうです。
動画
ではペテ・アポリナル選手の試合動画をいくつかご紹介しましょう。
↓20年のPabustan戦
↓21年のParedes戦
↓今年の対ラモナルのKOシーン
https://twitter.com/TimBoxeo/status/1510261483590070278
武居由樹戦予想
武居選手はこれまでの4戦から見る限り、一発のパワーがある非常に勝負センスのあるボクサー。K-1で強豪を打ち破って培った試合勘はさすがで、パンチの回転やスピードも優れています。
ただ「強すぎる」ゆえにつきまとう懸念が「長いラウンドではどうなのか」。疲れが出る後半での戦略や、バッティングなどのアクシデント対応力は未知数です。
しかもペテ・アポリナル選手、実はボクシング界や大橋ジムではとても馴染みあるボクサーです。というのも、今年6月の「井上尚弥vsドネア2」に際し、大橋ジムが井上選手のスパーリングパートナーに招聘した、いわば「チームナオヤの一員」だったからです。
Omega Boxing Gym’s Pete “Thunder” Apolinar shrugged off critics who bashed him for helping unbeaten Japanese boxing star Naoya Inoue prepare for his June 7 unification duel with Nonito “The Filipino Flash” Donaire Jr. in Japan. | via Glendale G. Rosal /CDN https://t.co/qlcGTd8vvY
— INQUIRER Sports (@INQUIRERSports) June 1, 2022
フェザーが主戦場で体格も大きいことから「ドネア対策」として陣営が選んだ可能性があり、やはり相当な実力がありそう。武居選手も王者を身近に見ているためか「パワーあり体も分厚い。いろんなパンチが飛んでくる」。
大橋会長も「体が軟らかくてパンチがすごく強い。一発の怖さとうまさがある。危険な賭けとなる一戦」と、これまでのようにはいかないと指摘します。武居選手にとってまさに「第二人生の大一番」。果たしてどんな展開になるでしょうか。
ペテ・アポリナルの世界の評価
引用:https://twitter.com/ajoaquinarieta/status/1541746305675821056
IBF junior bantamweight champ Jerwin Ancajas bangs away in sparring against Pete Apolinar, a featherweight, in Cavite, Philippines #boxing | via @ryansongalia pic.twitter.com/pAyRjkI6gw
— Rappler Sports (@RapplerSports) January 12, 2018
引用:https://twitter.com/INQUIRERSports/status/1531944991156838401
引用:https://twitter.com/MEY_n/status/1544920587348643841
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 8月26日、東洋太平洋Sバンタム級王者ペテ・アポリナルに武居由樹挑戦
- 武居5戦目でスピード戴冠なるか。ペテは16勝2敗、フェザー級から転級
- 井上尚弥のスパー相手も務めた強豪。技術が高くスタミナ・パワーあり
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