2023年もあとわずかです。野球は全ての日程が終了しオフシーズン入り。サッカーはJ1がいよいよ最終盤の見逃せない戦いに入るなど、ファンには楽しみな晩秋ですが、ところでこのみんなに人気のメジャースポーツ・野球とサッカーには、ファンでも意外に知らないルールがあるのをご存じでしょうか。
今回は野球とサッカーの「へぇえ!」「マジなの?」と思わず反応してしまう〝トリビアの泉〟(=懐かしい笑)的なルールをいくつかご紹介しましょう。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

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野球のトリビアルール
「統計と確率のスポーツ」といわれる野球。「数学的」な要素に溢れていて、数字を見るだけでも楽しめるところが魅力の一つでもあります。その背景にもなっているのが、非常に細かく複雑多岐にわたるルールともいえそうです。
そんな野球の「へぇえ」なトリビアルールをいくつかみてみましょう。

9人未満は「負け」
筆者も子供の頃「三角ベース」「3人対2人」などと草野球に興じたものですが、公式の試合では片方のチームの人数が9人未満になると、そのチームは即「敗戦」になります。
これは“フォーフィッテッドゲーム(没収試合)”について定めた公認野球規則7.03(b)が「一方のチームが競技場に9人のプレーヤーを位置させることができなくなるか、またはこれを拒否した場合、その試合はフォーフィッテッドゲームとなって相手チームの勝ちとなる」と規定しているためです。
例えば、試合中のケガなどで何人もプレー続行不能となり、その時点でチームメンバーが8人になると没収試合になります。実際に2018年、高校野球秋季沖縄大会3回戦「沖縄高専対豊見城南」で、沖縄高専の選手が試合途中に熱中症のため退場。チームは元々9人しかいなかったため、この時点で没収試合が宣告され豊見城南が勝利しました。

ベースの踏み忘れはアウト
野球では打者がヒットやホームランを放つと、打者や塁上の走者は次の塁に進み、可能なら本塁を踏んで得点します。
この「ベースを回る」際にもし踏み忘れたり踏み損ねたりすると、ランナーは基本的にはアウトになります。ただし、踏み忘れに気づいて「あ、やべえ。ちゃんと踏もう」と戻って踏み直せばアウトにはなりません。
またランナーがベースを踏み忘れても、これは「アピールプレー」ですので、相手チームの野手がボールを持って踏み忘れたベースを踏むなど審判にアピールしないとアウトになりません。
典型的事例として今でも語り継がれる、ホームランがアウトになった歴史的事件が1958年の「ミスタープロ野球」長嶋茂雄氏。当時巨人軍新人の長嶋選手は、広島戦で左中間本塁打を放ちますが、一塁ベースを踏み損ない、アピールアウトで記録は投ゴロになってしまいました。

↓17年にもオリックスのマレーロがHRで本塁踏み損ね!
振らなくても「振り逃げ」
野球の「振り逃げ」はよく知られたルールです。打者が3ストライク目に空振り三振したものの、捕手が球を後逸すると、そのまま打者が1塁に走り、間に合えばセーフというケースです。
これは公認野球規則で定められた「捕手が第3ストライクの球を正規に捕球できなかった場合、打者が一塁への進塁を試みるプレイ」のこと。ただし1塁に走者がいないか、2死の場合のみ可能です。記録上打者は三振となります。
この規定は見逃し三振であっても同じですから「振り逃げ」は正確な表現ではありません。捕手は打者が1塁に達する前に1塁に送球するか、打者にタッチしないと出塁されてしまいます。
ただし打者が捕逸などに気づかずベンチに戻ると「走塁放棄」でアウトが宣告されます。

サッカーのトリビアルール
次にサッカーのトリビアルールはどうでしょうか。
7人未満だと中止
前述のように野球では9人未満で敗戦ですが、サッカーでは「7人未満」がNGとなります。日本サッカー協会の競技規則によると「試合は11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。いずれかのチームが7人未満の場合、試合は開始も続行もされない」と決められています。
意図的に選手がピッチから出て、1チーム7人未満となった場合、主審はプレーを停止する必要がなく、アドバンテージを適用できます。そしてボールがアウトオブプレーになった時点で試合終了になります。
審判やコーチもレッドカードの対象
サッカーのルールから一般社会でも「ダメ出し」の比喩で使われるのがレッドカード。悪質な反則を行ったプレイヤーに対して審判が即刻退場にする処分のことです。
このレッドカード、対象は「競技者、交代要員、交代して退いた競技者、またはコーチなどの指導者、チーム役員」とされています。このためベンチのコーチや選手などが悪質な行為を行うと適用される場合も。たとえリハビリ中などで「非番」の選手が観客として会場で観戦しているときでも「交代を完了した競技者」に該当するため、過去にはレッドカードを受けた例があるそうです。
さらに欧州では、審判自身が感情的になって選手に暴言などを吐き、抗議を受けて反省。自分自身にレッドカードを出して退場し、試合が中止になったケースもあるとか。

↓サッカー界の歴史に残るジダンの「W杯決勝頭突きレッドカード」
まとめ
要約しますと
- 野球はオフ入り、サッカー最終盤の2023年。通でも意外に知らないトリビアルールとは?
- 野球は9人未満だとその瞬間負け。塁済み忘れはアウト。振らなくても振り逃げ成立!?
- サッカーは7人未満の場合中止。レッドカードは実はベンチや会場の選手、審判も対象に
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