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ボクシング

レオ・サンタ・クルスの戦績と強さ・海外の評価「1試合のパンチ1200!」「タンクに通じるか」

ボクシングのWBA世界ライト級とWBA世界スーパーフェザー級の2階級同時タイトルマッチ、「ガーボンタ・デービス vs レオ・サンタ・クルス」戦がいよいよ日本時間11月1日に迫ってきました。

今回は4階級制覇王者のレオ・サンタ・クルス選手の戦績や強さ、経歴をあらためてクローズアップ。果たして5階級制覇はなるのか、海外の反応とともにまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

「Willam hill」のオッズではデービス1.17倍、レオ5倍。ちょっと劣勢だけど、レオがどう挽回できるかが見ものだな!

 

◆ボクシング◆
2024年10月13日(日)・14日(月)
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レオ・サンタ・クルスの戦績

最近では異例な2階級同時タイトル戦。ライト級王者「ザ・タンク(戦車)」デービス選手が、1階級下のスーパーフェザー級体重でスーパーフェザー級スーパー王者のレオ・サンタ・クルス選手と拳を交えます。サンタ・クルス選手はバンタム級を皮切りにこれまで体重を上げながら4階級を制覇。5階級目のライト級ベルトに挑みます。

では試合前にあらためて、レオ・サンタ・クルス選手のプロフィールと戦績を一覧でご紹介しましょう。

レオ・サンタ・クルスのプロフィール

本名レオデガリオ・サンタ・クルス
出身メキシコミチョアカン州ウエタモ
国籍メキシコ
誕生日・年齢1988年8月10日生まれ
身長170cm
リーチ178cm
アマ戦績155戦 148勝 7敗
プロ戦績39戦37勝(19KO) 2敗 1分デービスにKO負け
デビュー2006
経験階級スーパーフェザー級
フェザー級
スーパーバンタム級
バンタム級
利き手
タイプオーソドックス
KO率48.7%
その他

レオ・サンタ・クルスの戦績

日付勝敗時間内容対戦相手国籍対戦相手戦績備考
402020年10月31日敗北6R2'40KOガーボンダ・デービスアメリカ合衆国23 0 0WBAライト級とスーパーフェザー級の2階級
392019年11月23日勝利12R判定3-0ミゲル・フローレス アメリカ合衆国24 2 0WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦
382019年2月16日勝利12R判定3-0ラファエル・リベラ メキシコ26 2 2WBA防衛3
372018年6月9日勝利12R判定3-0アブネル・マレス メキシコ31 2 1WBA世界フェザー級王座統一戦
362017年10月14日勝利8R 1:34KOクリス・アバロス アメリカ合衆国27 5 0WBA防衛1
352017年1月28日勝利12R判定2-0カール・フランプトン イギリス23 0 0WBA世界フェザー級タイトルマッチ
342016年7月30日敗北12R判定0-2カール・フランプトン イギリス22 0 0WBA陥落
332016年2月20日勝利5R 2:09TKOキコ・マルチネス スペイン35 6 0WBA防衛1
322015年8月29日勝利12R判定2-0アブネル・マレス メキシコ29 1 1WBA世界フェザー級スーパー王座決定戦

WBC世界フェザー級ダイヤモンド王座決定戦
312015年5月2日勝利10R判定3-0ホセ・カイェターノ メキシコ17 3 0
302015年1月17日勝利8R 0:29TKOヘスス・ルイス メキシコ33 5 5WBC防衛4
292014年9月13日勝利2R 0:55TKOマヌエル・ローマン メキシコ17 2 3WBC防衛3
282014年3月8日勝利12R判定3-0クリスチャン・ミハレス メキシコ49 7 2WBC防衛2
272013年12月14日勝利12R判定3-0セサール・セダ プエルトリコ25 1 0WBC防衛1
262013年8月24日勝利3R 2:09TKOビクトル・テラサス メキシコ37 2 1WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
252013年5月4日勝利5R 1:05TKOアレクサンデル・ムニョス ベネズエラ36 4 0USBA全米スーパーバンタム級王座決定戦
242012年12月15日勝利12R判定3-0アルベルト・ゲバラ メキシコ16 0 0IBF防衛3
232012年11月10日勝利9R 1:42TKOビクトル・ザラテ メキシコ20 2 1IBF防衛2
222012年9月15日勝利5R 3:00TKOエリック・モレル プエルトリコ46 3 0IBF防衛1
212012年6月2日勝利12R判定3-0ヴィシー・マリンガ 南アフリカ共和国IBF世界バンタム級王座決定戦
202012年1月21日勝利4R 0:10TKOアレハンドロ・エルナンデス メキシコ
192011年11月26日勝利3R 1:10TKOホルヘ・ロメロ メキシコ
182011年7月30日勝利11R 1:58TKOエバート・ブリセノ ニカラグアWBCユース防衛1
172011年6月3日勝利5R 2:35KOホセ・ロペス プエルトリコ
162011年3月26日勝利6RKOシュテファーヌ・ジャモエ ベルギーWBCユース・世界バンタム級暫定王座決定戦
152010年10月21日勝利1R 1:14TKOジェームス・オーウェンズ アメリカ合衆国
142010年6月3日勝利3R 1:35TKOホセ・アンヘル・コタ メキシコ
132009年12月17日勝利3R 2:17TKOファン・ホセ・ベルトラン メキシコ
122009年11月3日勝利1R 1:22KOフリオ・バラデス メキシコ
112009年8月22日勝利6R判定3-0ロベルト・ダルス アメリカ合衆国
102009年7月10日勝利6R判定3-0ジョナサン・ベラルデス アメリカ合衆国
92009年3月7日勝利6R判定3-0ホセ・ガルシア・ベルナル コロンビア
82008年9月19日勝利4R判定3-0アドリアン・アレマン アメリカ合衆国
72008年7月25日勝利6R判定3-0ギノ・エスカミラ アメリカ合衆国
62008年3月28日勝利4R判定3-0ダニエル・ケベド メキシコ
52008年1月4日勝利2R 1:06KOホセ・パチェコ メキシコ
42007年11月23日勝利4R判定3-0エルトン・ダーリー アメリカ合衆国
32007年10月5日勝利4R判定3-0ジョセフ・リオス アメリカ合衆国
22007年1月5日引分4R判定1-1ロドリゴ・エルナンデス アメリカ合衆国
12006年10月13日勝利2R 1:56KOペドロ・シルバ メキシコプロデビュー戦
レオさんはお父さんがトレーナー、お兄さんも元ライト級暫定王者というボクサーファミリーなのね

https://twitter.com/premierboxing/status/1320768978378235904

レオ・サンタ・クルスの強さとは

戦績でご紹介した通り、レオ・サンタ・クルス選手アマ時代に155戦、プロでも39戦を重ねている経験豊富なタフファイター。その強さは傑出したパンチの手数と回転の速さ、そしてスタミナにあるといえます。

試合を通じて連打が絶え間なく放たれ、対戦相手はついていくのにもひと苦労。精神的、肉体的に追い込まれてサンタ・クルスペースになっていくのが特徴です。

バンタム級スタートとはいえ、身長170cmでリーチも長く、上の階級に上げても遜色なく戦えています。中間距離からの貫通力ある右ストレート、相手のジャブに合わせたクロスも武器にしています。

過去、プロで唯一の黒星は16年の元IBFスーパーバンタム級王者フランプトン戦。この試合も激しい高速連打の凄まじい打ち合いとなりましたが、フルラウンドで0-2という僅差判定でレオ・サンタ・クルス選手が王座から陥落。しかし半年後に再戦した際には逆に判定勝ちを収め、王座を奪還ししっかりリベンジを果たしています。

KO率は50%くらいと低めだけど、逆に10R以上戦った試合が12試合も!いかにタフガイかが現れてるよな!

■レオ・サンタ・クルスの試合動画集

↓12年のバンタム級マリンガ戦から16年のフェザー級「フランプトン1」戦まで

↓19年フェザー級リベラ戦

レオ・サンタ・クルスの海外の評価まとめ

みんなの反応

レオが1試合に放つパンチ数1273!!ワオ!

ネットの感想

サンタクルスのボディワークは美しさそのものだ

みんなの反応

タンク相手にこの連打ができるかな。デービスを捉えるのは難しそうだが

ネットの感想

できれば次はレオとラッセルとの統一戦がみたい

みんなの反応

中継はショータイムじゃないとな。FOXTVの解説は眠ってんのかと思うくらいつまらない

出典:YouTube

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 11月1日、注目の1戦「デービスvsレオ・サンタ・クルス」が間近に迫る
  • レオはアマとプロで非常に経験豊富なテクニシャン。連打の速さも武器
  • KO率は低いが長いラウンドも平気なスタミナ。老獪なゲームプランに注目

注目の2階級同時タイトル戦。試合は「デービスの超絶なパワー」対「サンタクルスのスピードとテクニック&スタミナ」という構図となりそうです。

ガードの上からでもパワーで打ち込み、強烈なアッパーをねじ込む剛腕デービス選手にサンタクルス選手が対抗するには、「打たれても倒れず粘り、かつ間合いを詰めるしかない」との見方がボクシングメディアではもっぱら。

前に出て押し込み相手に自由に打たせるスペースを与えない戦略は、以前の試合でデービス選手が苦戦したパターン。最大の武器であるパワーさえ封じ込めば、打ち合いに持ち込んでも勝つチャンスがあるというわけです。

単純なフィジカル勝負では、若さと力に溢れたデービス選手がどうしても優位。レオ・サンタ・クルス選手が持ち前の豊富な経験でどうマッチプランを立てて〝料理〟するのか、注目されます。

パワー対テクニック。「ボクシングらしい」見応えある試合を期待したいね

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