キックボクシングのナンバー大会「RISE136」が、年明け2020年1月13日に東京・後楽園ホールで行われます。
最も注目される試合が、-55kgバンタム級の「志朗vs京谷祐希」戦です。志朗選手は今年那須川天心選手と壮絶な戦いを繰り広げた屈指の強豪ですが、対する京谷選手も実は「伝説の壊し屋」の異名を持つキック界の〝怪物〟(更新:3R判定で敗れました)。
〝知る人ぞ知る伝説ファイター〟京谷祐希選手の戦績や強さは?将来那須川天心選手と対決する可能性はあるのかも探りました。
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
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京谷祐希の戦績と今の強さ
京谷祐希選手は大阪府生まれの32歳。RISE公式サイトの選手プロフィールによると、サウスポースタイルで戦績は24戦16勝7敗1分(10KO)。
最近の戦績は以下です。
2020.11.01 〇 鷹介 3R判定
2020.08.23 〇 知花デビット 3R判定
2020.01.13 × 志朗 3R判定
2019.09.16 ◎ 金子梓 2RKO
2016.10.02 × KING強介 3R判定
2016.10.02 〇 玖村修平 3R判定
2016.07.10 〇 浜本‘キャット’雄大 3R判定
2016.03.06 ◎ ジョムOISHI GYM 2RTKO (2021/04更新)
メディアでは次のように紹介されています。(2020/09更新)
京谷は強い体幹から放たれる強打を武器とするハードパンチャー。K-1三階級制覇・武尊にTKO勝ちし、唯一の黒星を付けた選手として知られる。(中略)怪我のため約2年間リングを離れていた時期もあったが、15年に復帰。16年にはラウェイ日本王者で那須川天心とも対戦した浜本”キャット”雄大らにも勝利するなど実力は衰えず。RISEには今年8月に参戦すると元RISEスーパーフライ級1位の金子梓を2RKOに沈め、”壊し屋”健在ぶりを見せつけた。
:eFightよりより
格闘技ファンにとって京谷祐希選手が伝説的存在なのは、上記のように「K-1のカリスマ」武尊選手をKOで下した史上唯一人の選手なのも大きな理由です。
京谷vs武尊戦は7年前。武尊選手はまだ21歳の若さでした。京谷選手は強烈な左右ストレートで武尊選手からダウンを奪い、何度もぐらつかせて鼻血で顔面は血だらけ。試合は武尊選手の鼻骨骨折によるレフェリーストップとなりました。
↓武尊vs京谷戦
京谷選手はキックは比較的少なく、本人も「パンチのタイミングが武器」と認める通り、一瞬の鋭い左右のカウンターなどで仕留めるスタイル。ケガの影響からか戦績は少なくタイトルもいまだありませんが、RISEに参戦した今年9月の試合では、強豪の一人金子選手を得意のストレートで見事KOし、衰えはみえませんでした。
ではRISEを主戦場にするキック界No1スター・那須川天心選手との対戦は、今後あり得るのでしょうか。
↓金子梓vs京谷戦
↓志朗vs京谷戦
京谷祐希vs那須川天心はありえる?
伝説的な強さと戦績の京谷祐希選手。キック界で41戦無敗を続ける那須川天心選手との試合で、判定負けを喫したものの徹底的に研究してその爆発力を封じた志朗選手との1戦は、大変見応えある好カードとなりそうです。
では今後、京谷選手と那須川選手の顔合わせはあり得るのでしょうか。RISEが発表した2020年のスケジュールによると、京谷、志朗、那須川選手らが該当する-55kg級では、アジア各国の選手も含めたトーナメントを開催。
4月の大阪大会で1回戦、6月の横浜大会で準決勝・決勝を行い、優勝者は秋の「RISE WORLD SERIES Final Round」で那須川天心選手と戦う予定とのことです。
京谷選手はトーナメントには参加していませんので、仮に来年天心戦があるとすれば、次戦の志朗戦のようなナンバー大会でのワンマッチの可能性が高いとみられます。
なお、2021年5月23日に、RISE後楽園ホール大会で、京介との対戦が組まれています。
京谷祐希vs志朗へのみんなの反応
みんなの感想
京谷祐希vs志朗は流石に声出た!激アツ
ネットの反応
志朗選手も度胸てか勇気あるな 55キロのトーナメント前のひと叩きに使うには京谷君は強すぎると思う 適当な噛ませで済まさないところが凄い
みんなの感想
RISEさん明らかに狙ってやってるよね笑 これ志朗が勝ったら祭りじゃね? でも京谷選手は何も悪くないのにアウェイで気の毒
ネットの反応
山口裕人は木村ミノルに勝ってるし京谷は武尊に勝ってるし、山口道場は格闘技界の三段論法を乱す道場やなー。ボクシングみたいに統一戦みたいなのは難しいのかなぁ
みんなの感想
2019最強伝説 格付け強い順 アルバレス>メイウェザー>井上尚弥>天心>江幡塁>志朗>京谷>ロッタン>武居・武尊>マツコ>ミッツマングローブ 天心が武尊を相手にしなくなって見放した
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
ココがポイント
- 20201月RISEで「志朗vs〝伝説の壊し屋〟京谷」戦が開催された
- 京谷は武尊に唯一KO勝ちしたカリスマ的ファイター
- ケガで戦績には恵まれないが持ち味の強打は今も健在
今年のRISEトーナメント準優勝の志朗選手ですが、2020年の幕開けはいきなり「相当危険」な戦いからとなりました。
年齢では5歳年上の京谷選手ですが、パンチの切れ味は武尊戦のような全盛期のまま。これをどう封じるかが志朗選手には重要になります。
万一志朗選手が敗れる波乱となれば、「仮想・武尊vs天心」的なイメージも膨らみ、ファンの「天心vs京谷」を待望する声は俄然大きくなりそう。五輪イヤーもキック・立ち技格闘技は熱そうです。
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