2022年もあと一か月ちょっとで年の瀬。毎年の大晦日といえば、格闘技ファンには楽しみな一日でもあります。今年も総合格闘技(MMA)イベント「RIZIN」は、大晦日にスペシャルな強豪同士の対戦カードを沢山開催します。
ところで、RIZINでは日本や海外の実力派MMA選手が多くリングで活躍していますが、もし階級を度外視して全員にランクを付けるとすれば、その中で一番強いのは誰なのでしょう?
今回当サイトでは独断と偏見による「RIZIN版パウンドフォーパウンド(PFP)」を作成。2022年現時点でのRIZIN最強選手は誰なのか、皆さんの投票によって決定してみたいと思います!ご協力よろしくお願いします。(出典:Wikipedia、RIZIN公式など)

目次
RIZIN最強は誰か?
ボクシングや空手、キックボクシングの打撃技術、柔道・柔術の絞め、関節技。レスリングのタックルやフィジカル…。様々な格闘技術を総動員して相手を倒す究極の格闘技、それがMMAです。
本場米国をはじめ世界に人気MMA団体がありますが、日本での筆頭格がRIZIN。毎年大晦日を中心に実力ファイターたちの熱い戦いがファンを魅了します。
そんな並み居る選手たちのうち、いわゆる階級ごとの王者とは別に、全ファイターを「ランク付け」すると一体誰が最強なのか。そんな「2022年RIZIN版パウンドフォーパウンド」の作成に、今回トライしてみました。
https://twitter.com/PPV_RIZIN/status/1590981806660423681
パウンドフォーパウンドとは
まず「パウンドフォーパウンド」とは何でしょうか。これはもともと米国のボクシング界で創設された「全選手中最強で最も優れた人は誰なのか」を決めるランキングです。
ボクシング、MMAなどの格闘技はその性質上、特に体重の大小によって強さがまったく変わります。このためスポーツの各競技では、なるべく等しい体重の選手同士で戦うよう細かく体重別の階級に分けて試合を実施しています。
ただ、これでは王者が同時に沢山生まれるわけで、「その中で真のNo1は誰?」というファンが最も知りたい「素朴な欲求」には答えられません。
かといってまさか、実際に「ヘビー級vsフライ級」の試合をする訳にもいかず。そこであくまで「机上」で各選手の戦績や特徴、試合内容、対戦相手の強さなどを総合分析して「どのファイターが最も優秀か」を評価し、上位から順に並べたランキングがパウンドフォーパウンドです。

筆者見解と投票で見ていこう
というわけで、今回作成にトライする「RIZIN版パウンドフォーパウンド」。まずは筆者が考えるPFPを僭越ながらご紹介した上で、皆さんの投票によって完成版ができれば幸いです。

なお筆者が前提として考えた「独自PFP」のポイントは以下の通りです。
・ランク付けは筆者が、選手の戦績や試合内容を参考に全くの主観で行いました。
・対象は2022年の現在、RIZINナンバーシリーズで戦うことが可能と考えられるMMAファイター。
・RIZIN公式サイトの「選手一覧」に掲載されている、外国人を含む男子選手から選択。
・ただし海外他団体に完全移籍したり、事実上引退している選手は除外。

https://twitter.com/KoikeKleber/status/1585221780935180288
RIZINパウンドフォーパウンド(オリジナル)
MMAは「ズブ素人」の筆者による独断のRIZIN版「2022年の最強は誰か?」パウンドフォーパウンド(10位まで)は以下の通りです。
皆様の投票の方も「ポチッ」とご協力をよろしくお願いいたします。
1位
【ホベルト・サトシ・ソウザ】
現RIZINライト級王者。父のDNAを引くブラジリアン柔術の超達人。戦績14勝1敗。強豪ムサエフ選手を破っての王座獲得や唯一負けたケース選手を鮮やかにリベンジするなど、内容的にもRIZIN最強と考えます。
2位
【クレベル・コイケ】
現RIZINフェザー級王者。朝倉未来選手を失神させるなど数々の「絞めフィニッシュ」が象徴的な、今非常に波に乗る無敵の極め技名人。戦績は31勝5敗。
3位
【堀口恭司】
現RIZINバンタム級王者。日本人初のベラトール王者でもあり、大けがから復帰後はやや不調なものの、「日本人軽量級最強」の看板はいまだ健在です。
4位
【井上直樹】
戦績15勝3敗。去年のバンタム級トーナメントは優勝候補とされながら準決勝で敗れましたが、まだ25歳と大いに伸び代のある日本屈指の若手MMA選手。
5位
【朝倉海】
前RIZINバンタム級王者。戦績19勝4敗。堀口初戦、扇久保戦での強さが印象的だった、今後もさらなる成長と活躍が期待されるスター選手です。
6位
【堀江圭功】
RIZINには昨年参戦したばかりですが、強豪の佐々木憂流迦選手を下して鮮烈な印象を残しました。27歳とこれからも成長が見込まれる逸材。戦績12勝3敗。
7位
【ルイス・グスタボ】
戦績12勝2敗。2つの敗戦はピットブル兄と朝倉未来選手という強豪相手。26歳と若く、まだまだどこまで強くなるか期待が大きいファイターです。
8位
【ウガール・ケラモフ】
MMA強国コーカサス出身。戦績17勝4敗。RIZINでは斉藤選手に反則で惜敗した試合を除き3連勝中。偉大な〝先輩〟たちの跡を追って旋風を起こせるでしょうか。
9位
【朝倉未来】
既にレジェンド的風格のRIZINスター。YouTuberや「BD主宰者」の存在感の方が大きい現在ですが、打撃スタイルのMMAでは屈指の強豪です。戦績16勝3敗。
10位
【扇久保博正】
昨年大晦日のRIZINバンタム級トーナメントで、朝倉海選手ら並み居る強豪を全員撃破しての優勝。ベテランまだまだ元気です。戦績25勝6敗
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 今年も注目カード多い大晦日RIZIN。もし今RIZINでPFPを作るなら誰が最強なのか?
- 海外移籍者や引退選手を除く、男子MMAファイターを対象に当サイト独断主観で選考
- 1位はサトシソウザ、2位クレベル、3位堀口。朝倉海、井上直樹、堀江圭功ら上位に