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男子テニス

グラスコートの特徴まとめ!錦織圭の勝率は?ランキングあり

プロテニスの2021シーズンは今、土の「クレーコート」の季節に入りました。5月までの〝クレーシーズン〟が終わった後、6月は「グラスコートのシーズン」となります。

天然芝を敷き詰めたグラスコート。その特徴や「グラス勝率」が高い選手は誰なのか、ランキングでもご紹介。錦織圭選手は何%くらいなのかも調べてみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

芝って手入れがめっちゃ大変。我が家も庭で一度芝を育ててみたけど、うまくいかず2、3年で断念したら今は雑草ボーボーよ……

 

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グラスコートの特徴まとめ

ハード、クレイなど、コート表面の素材でいくつかの種類に分けられるテニスのコート。そのうちの「グラスコート」とはどんな特徴があるのでしょうか。

グラスコートはゴルフのグリーンのように、土の上にグラス(天然芝)を敷き詰めたコートです。頻繁な水撒きや芝刈りなどの手入れが必要で維持費がかかることもあり、世界でも数少ないコートだといわれます。GSではウィンブルドンのセンターコートが有名です。

弾道が低く球足が速く、足元が滑りやすくボールもイレギュラーしやすいといわれます。またコートの整備状況によって芝生が剥げた場所もあるなど、全コートの中で最もプレーが難しい種類とも。歴代選手で見ると、ジョン・マッケンロー、マルチナ・ナブラチロワ、ピート・サンプラスら「攻撃型」の選手が得意としているようです。

天然芝って今ではプロでも世界的に希少なコートだから、プレーを憧れる選手も多いというわよね

では現役選手では誰が「グラスキング」なのか。日本のエース・錦織選手の勝率や「グラス勝率ランキング」などを見ていきましょう。

錦織圭・フェデラー等の勝率

現役選手で「グラスコートに強い」ことで有名なのが「BIG4」のロジャー・フェデラー選手。ウィンブルドン・シングルス優勝8回は最多記録連続優勝5回もボルグ氏と並び過去最多。さらにウィンブルドン通算100勝という金字塔も達成しています。

ATPの公式スタッツサイトによれば、フェデラー選手のグラス勝率は過去187勝27敗で87.4%と、100試合以上のキャリアがある選手では現役トップ。ちなみに錦織圭選手は40勝24敗で勝率62.5%となっています。

日本でもウィンブルドン並みのとても美しいグラスコートがあるの!「グラスコート佐賀テニスクラブ」で、かつて「ウィンブルドン九州」って呼ばれてたほどだってw

グラスコート勝率の歴代ランキング

ATPの公式スタッツサイトから、男子プロのグラスコートの歴代勝率ランキングTOP10を調べてみました。通算100試合以上の選手のみに絞ってみると、以下の通りになりました。

■男子グラスコート勝率ランキング

1位 ビル・チルデン 90.5%

2位 フェデラー 87.4%

3位 マッケンロー 85.8%

4位 レーバー 84.8%

5位 ジョコビッチ 84.1%

6位 マリー 83.6%

7位 サンプラス 83.5%

8位 コナーズ 83.0%

9位 ベッカー 81.8%

10位 ジャン・ボロトラ 81.7%

ちなみに1位のチルデンとは20世紀初頭に活躍した米国の世界的トップ選手。10位のボロトラも同じ時期のフランスの強豪プレーヤーです。やはり現在の「BIG4」が目立ち、歴史的にもいかに凄い4人なのかが分かりますね。

100戦未満の有名選手では、ビヨルン・ボルグが81.8%、「クレーキング」ナダルは78.0%。ほぼ8割なんだから十分強すぎなんだがな…

グラスコートの強さに関するみんなの反応

みんなの反応

グラスコートの頂点がウィンブルドンであり、これこそテニス競技の最高峰である

ネットの感想

「テニスプレーヤーには2種類しかない。ウィンブルドンを制した者とそうでない者だ」byマッケンロー

みんなの反応

マイアミOP出場を取り消しているフェデラーは、今後数ヵ月のスケジュールが未定。グラスコートの6月にピークを持っていくことを目指しているのだろう

ネットの感想

やっぱりフェデラーはウィンブルドンがピッタリですね!

みんなの反応

昔からウィンブルドン強い人が好きです。結局引退するまでフェデラーがNo1

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • プロテニス界は5月までのクレーに続き、6月グラスコートシーズンへ
  • 天然芝のグラスコート。維持管理が大変で今では世界的にも希少に
  • グラス現役最強勝率は全英最多優勝フェデラーの87%。錦織圭は62%

「日本のウィンブルドン」グラスコート佐賀テニスクラブのサイトによると、コートの芝は8㎜以上に伸びるとボールがほとんどはずまなくなるため、定期的に目土・目砂を入れて茎の部分を隠す調整作業が必要。そしてシーズン中常に6mmに保っているそうです。

芝全体を健全に保ち、かつプレーに適した状態にするために、専門職のグリーンキーパーらが日々のメンテナンスから四季・年間を通したトータル管理など、細かいたくさんの作業を一年中休みなく行っているとか。

いかにグラスコートを維持するのが大変で貴重なものなのか、また並み居る世界のプロがそこでプレーをしたがるのか、何となく分かる気がします。

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