2024年といえば「4年に一度」のオリンピックイヤー。ただ21年に東京夏季五輪、22年に北京冬季五輪となんか毎年のようにやってる気もしますが、確かに7月にオリンピック2024が開催されます。
その注目競技をご紹介するシリーズ、第22回は大自然と対峙する強靱な身体とメンタルが勝負を分ける「セーリング」です。そのルールや見どころをご紹介していきましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、各スポーツメディアなど)

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オリンピック2024 注目のセーリングとは?
セーリングの「sail」とは英語で「帆」。つまり、帆を使って風や波の力を利用して船を操り、スピードなどを競うスポーツです。対戦相手の船だけでなく、海や天候という大自然とも対峙するダイナミックなこの種目の特徴に迫っていきましょう。

概要
セーリングの原点ともいえる帆船は、人類に文明が起きた何千年もの昔から、物資運送、漁業、探検、戦争などさまざまな生命活動に利用されてきた交通手段でもあります。
1660年にイギリス国王とヨーク公が初めてヨットレースを行ったのがスポーツとしての起源といわれます。その後ヨット競技は主に上流階級のレジャーとして欧州諸国に広まり、米国などへ伝わりました。
五輪の歴史も古く、1896年の第1回アテネ大会から実施が予定されていたものの、天候不良で中止となったため1900年パリ大会で初めて開催。以降ほとんどの大会で実施されています。
さらに20世紀半ばになると米国でウィンドサーフィンが盛んになり、1984年ロサンゼルス五輪からヨット競技の一つとしてウィンドサーフィンが種目入り。今回のオリンピック2024では新たに、凧を操って海上を疾走するカイトボードが種目に採用されます。

ルールと特徴
五輪のセーリング種目は、重量や寸法が似ている艇を1つのデザインクラスに分類して行われています。レースは、海面に設置されたマークと呼ばれるブイを決められた回数、決められた順序で回りながら、フィニッシュラインまでの着順を競うものです。
どの種目もフィニッシュの順位の高いチームほど低い点数がつきます。このレースを10〜12回行い、その合計点数の低い10艇が「メダルレース」と呼ばれる最終レースに進出。メダルレースで最終順位とメダリストが決まります。
コースは大きな三角形を描き、艇は3方向からの風を体験した後、フィニッシュラインに到達。向かい風や横風の場合は、ジグザグに走ることによって風をつかみます。またコースを回るには大胆な方向転換も必要で、いかに無駄なく曲がれるかも選手の腕の見せどころです。
セーリングの船艇は、設計や製造技術の進歩を反映し絶えず進化を続けています。最近では小型・軽量化が進み、選手の運動能力と技術力、戦術力のすべてがこれまで以上に要求されるようになっています。

オリンピック2024のレギュレーション
オリンピック2024のセーリング競技の内容は以下の通りとなっています。
・2024年7月28日から8月8日まで、南フランスのマルセイユ・マリーナで開催。
・代表枠は男女それぞれ165人、計330人。これは東京五輪より20枠少ない。
・オリンピック2024で行われるのは以下の10種目。
【女子】
ディンギー(艇種:レーザーラジアル)
スキフ(艇種:49erFX)
ウインドサーフィン(艇種:iQフォイル)=新種目
カイト(艇種:IKAフォーミュラーカイト)=新種目
【男子】
ディンギー(艇種:レーザー)
スキフ(艇種:49er)
ウインドサーフィン(艇種:iQフォイル)=新種目
カイト(艇種:IKAフォーミュラーカイト)=新種目
【男女混合】
ディンギー(艇種:470)- 新種目
マルチハル(艇種:ナクラ17)
ネットの反応まとめ



出典:X
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- オリンピック2024で注目競技の一つセーリング。大自然と対峙して帆船を操る
- 古代の舟から欧州で競技化。米国に渡りウインドサーフィン、カイトも誕生
- パリ五輪では南仏マルセイユのマリーナで開催。男女別と混合の10種目実施
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