英リバプールでのタイトルマッチをまえに、世界バンタム級王者カシメロの、英ボクシング管理委員会の医療ガイドラインに違反となる「サウナを使用しての減量」が発覚したため、WBO(世界ボクシング機構)は、出場を禁止し、カシメロは王座剥奪が免れない状況となりました。
ボクシングでサウナ減量は日本も含め規約違反なのでしょうか?
画像も含めカシメロ騒動を振り返ります。
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サウナ減量はボクシング規約違反なの?
サウナを使って、減量すると常に、ボクシング規約違反となるのでしょうか?
今回のカシメロの行為は、ボクサーの健康管理に厳格な英国のボクシング管理委員会の医療ガイドラインに違反するとされました。
英ボクシング管理委員会は、脱水症状のリスクを伴うサウナによる減量を禁じていました。
カシメロの王座はく奪騒動
タイトルマッチのための英国入り後、カシメロはサウナを使用する映像を自身のYouTubeチャンネルにアップしました。
サウナを使用しての急激な減量により3日間で10ポンド(約4.5kg)を落としたことが判明したとも伝えられています。
4月19日 WBO(世界ボクシング機構)は、英国ボクシング管理委員会の医療ガイドラインに違反する「サウナを使用しての減量」が発覚したとして、カシメロ(33歳、フィリピン)の22日に予定していた防衛戦への出場を禁止すると発表しました。
これにより、カシメロは世界バンタム級の王座剥奪を免れなくなりました。
この防衛戦に代えて、対戦相手だったWBO1位バトラー(英国)と4位サルタン(フィリピン)が暫定王座決定戦を行うことになりました。
昨年12月にドバイでバトラーと対戦が決まっていたカシメロは計量当日、ウイルス性胃炎で緊急入院し、試合が開催されませんでした。
今回の試合では、理由の如何を問わず出場できない場合、王座は剥奪されると警告されていました。
減量失敗の事例
2018年5月、井上尚弥の挑戦を受けたWBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネルは、初回1分52秒でTKO負けし、井上の3階級制覇を許しました。
10年間無敗を誇っていたジェイミー・マクドネルは減量の失敗が自分が負けた最大の原因だと主張していました。
最後の1kgが落ち切らず、直前に急激に汗を出して水分を落とす“水抜き”を行い前日の計量には、何とか体重を作りましたが、げっそりしたその様子はまわりから見ても異常だったようです。
この減量のダメージは大きく、試合にならなかったようです。
日本でサウナ減量は違反?
井上尚弥は、ジェイミー・マクドネルの例を挙げながら、「僕は“水抜き”と呼ばれる直前にサウナや風呂などで、汗だけで一気に2、3キロ落とす手法は使っていない。」と述べています。
日本で、水抜きにサウナを使っのは、違反との情報はありません。
英国ボクシング管理委員会の医療ガイドラインが特にサウナについて、厳しいもののようです。
サウナのほか、半身浴などで、水抜きをする選手もいるようです。
カシメロ騒動に世界の反応は?
みんなの感想
またか!?カジメロは初めてじゃないよね?... 🤨
ネットの反応
最大の失望/キャリアの無駄遣い=カシメロ...最も規律のないファイター...井上の統一戦を実現できたのに、無知とエゴと規律のなさで全てを台無しにした...
みんなの感想
カシメロが文字通り大炎上。
バトラーとの王座防衛戦がまたもやキャンセル寸前。今回はBBBoCの違反である不適切なサウナ使用によるものです。カシメロはバンタム級王座剥奪を回避するため WBOに理由を説明する必要があります
ネットの反応
サウナ禁止というのは、何時間もサウナに入っていると体重が減らなくなることが分かっている場合、思い切ったことをしないように、ファイター自身を守るためにあるのかもしれませんね。
みんなの感想
安全上の理由から、体液が失われる最も一般的な場所は脳である。ファイターは、完全に意識がない状態でリングに上がってはならない。
出典:Twitter
まとめ
要約すると...
- サウナ減量は日本では規約違反とはならず、サウナ減量禁止は脱水症状を懸念する英ボクシング管理委員会の医療ガイドライン特有のようである
- カシメロがなぜ王座は剥奪されることになったか前の試合を含めて騒動を振り返ります
- 海外でも、カシメロを批判する声が圧倒的
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