高校野球

センバツの21世紀枠の基準と2020年3校の特徴

今年3月に甲子園球場で開幕する、令和最初の2020センバツ大会・第92回選抜高校野球大会の出場32校が発表されました。

一般選考は全国各ブロックから選ばれた29校。そのほか、戦力以外の要素を加えた「21世紀枠」3校が今回も選ばれました。

センバツ高校野球の21世紀枠選考の基準とは?2020センバツで選ばれた3校の特徴もご紹介します。

センバツ2020は3月19日から13日間、甲子園球場で開催!組み合わせ抽選会は3月13日だよ!

センバツの21世紀枠の基準とは

一発勝負の“サドンデス”で運も大きく影響するトーナメント方式の夏の選手権大会と違い、実力・実績などを有識者が総合的に考慮して、全国から満遍なく高校を選ぶセンバツ大会

センバツの大きな特徴の一つが「21世紀枠」の学校です。今年のセンバツ2020でも3校が選出されました。

まずはセンバツ高校野球の21世紀枠選考基準や選考方法とはどういうものなのか、以下にご紹介しましょう(出典:センバツ主催・毎日新聞社公式サイト)。

センバツ21世紀枠の選考基準

21世紀枠は、センバツの招待大会としての特性を生かし、高校野球の模範的な姿を実践している学校を以下の基準に沿って選ぶ。
①秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)
②以下のいずれかに当てはまる学校
・少数部員、自然災害など困難な環境を克服している
・学業と部活動を両立している
・数年にわたって試合成績が良好なのに、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれない
・創意工夫した練習で成果を上げている
・部外を含めた活動が他の生徒や地域に好影響を与えている

なるほどー。特色ある活動だけじゃなく、野球の実力もそれなりにしっかりしたチームじゃないと選ばれないわけか!

センバツ21世紀枠の選考方法

(1)第一次選考で、北海道を除く46都府県高野連が地域の毎日新聞社支局などと協議し1校を推薦。さらに第二次選考で、全国9地区に分けてそれぞれ1校に絞り込む。

(2)全32校を決めるセンバツ選考委員会当日に、「21世紀枠特別選考委員会」を開いて最終的に3校を選ぶ。その際、東日本から1校、西日本から1校、残る1校は地域を限定せずに選出する。

2020年21世紀枠の3校の特徴

このように、練習環境の困難さや地域貢献、ユニークな取り組みなど、実力以外も評価基準となるセンバツ2020の21世紀枠校

今年も全国各ブロックごとに絞り込まれた9校のうち、最終的に3校が晴れて代表に選出されました。その3校の横顔を見てみましょう。

帯広農業高校(北海道=東日本代表)

北海道立帯広農は、野球部員36人中20人が家業の農業後継者。まさに帯広市の基幹産業である農業を支える担い手を育てる学校です。

農業学習がメインのため、作物管理や馬の世話など課外実習も多く、野球の全体練習は週末のみ。一人一人が意識高く日々自主練習に取り組む日々。学校産の野菜や牛乳で体づくりするのも同校ならではです。

その成果で昨年の秋季大会で創部以来初の道内4強入り。秋田の強豪・金足農と「農業校出稽古」の試合を重ねるなど、地道な努力が実を結び、甲子園出場を勝ち取りました。

今年創立100周年の歴史ある帯広農。NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の「十勝農業」のモデルとしても知られるよね!

平田高校(島根=西日本代表)

創立100年を超える伝統がある島根県立平田高。野球部の特徴は、数年前から取り組む「野球の普及活動」です。選手4人でつくる「普及班」がオフシーズンに学校に地域の園児・児童を招いたり、保育園に出向いたりして野球教室を開催

新聞紙を丸めた手作りバット、スポンジ製ボールなど、未経験の子でも楽しめる工夫で野球の面白さを伝えてきたそうです。

学校グラウンドが狭く、陸上部・サッカー部と共用のため平日練習時間は2時間のみ。戦術練習や大胆な守備シフトなど「頭脳」で勝負し、昨秋中国大会で8強に。推薦校入りは今回が3度目と「21世紀枠候補常連」だっただけに、ついに学校創立以来初の“甲子園切符”をつかみました。

磐城高校(福島=3枠目)

福島県立磐城高は地域随一の進学校。しかも甲子園にも過去春2回、夏7回の出場経験がある野球の古豪でもあります。71年夏の甲子園では県勢最高の準優勝まで進んだ実力だったものの、95年夏以来、甲子園からは疎遠に。

現在は選手19人と女子マネ1人という小所帯ですが、選手自身で練習メニューなどを工夫したり戦術を検討するなど“進学校”らしい取り組みで、ここ数年春秋東北大会では常連出場

昨年の台風19号で学校周辺の河川が氾濫、大きな被害を受け、避難を余儀なくされる選手も。そんな試練の中でも秋季大会で8強入りし、地元に帰ると被災家屋の片付けなどのボランティアを皆で行ったそうです。

ナインは「被災した地元の人たちに元気を」を合い言葉に古豪復活へ久々の甲子園の土を踏みます。

センバツの21世紀枠みんなの反応は?

みんなの反応

我らが被災地代表!母校・磐城のエース、沖政宗を過小評価することなかれ!

ネットの感想

帯農は漫画「銀の匙」の「エゾノー(大蝦夷農業)」のモデルでもある。きなこ牛乳で肉体改造したプレーに注目

みんなの反応

平田、甲子園初勝利するといいな。明日のこども野球教室も、沢山集まるといいね!

ネットの感想

21世紀枠は北海道や震災被災地が多くて都市部冷遇。「不公平」「マンネリ」「同情枠」とか批判もあるが…

みんなの反応

21世紀枠含めて今のままで良いよ。何を言われても「選抜」だから、と一蹴して良い。出場3校頑張れ!

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

ここがポイント

     

  • センバツ甲子園2020の代表32校発表。21世紀枠は3校選出
  •  

  • その3校は帯広農(北海道)、磐城(福島)、平田(島根)
  •  

  • 地域貢献や普及活動などが評価。野球の実力も相当レベル

センバツの21世紀枠は、野球の実力がある程度ありながら、いろいろなハードルのために甲子園代表を逃している学校に、出場の機会を与えようと2001年の第73回大会から設けられました。

今回二次選考で絞られた全国9校のうち、8校が初めての候補入りでしたが、過去に甲子園出場経験がある学校も5校あるなど、戦力は一般選考校にも劣らないレベル。

地元の期待を背に、甲子園本番でどこまで練習の成果を発揮できるか、3校の奮闘に注目したいですね。

センバツ2020は画期的な大会でもある!「1週間500球」の投球数制限や「申告敬遠」制度が甲子園で初めて実施されるからね!

-高校野球
-

Copyright© テニスマニア1 , 2020 All Rights Reserved.