とにかく何をやっても規格外。彼の前に道はなく、彼の歩くあとに次々と道が刻まれていく我らが大谷翔平選手。このほどのMLBドジャース移籍は、日米で2024年末の大きな話題になりましたが、「お金」の面でも〝史上初の事態〟が発生したようです。
ドジャース入りにあたり大谷選手が提案したという「サプライズ年俸」とは?メジャー独自の「ぜいたく税」とのかかわりや、日米で巻き起こる賛否論争に注目してみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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大谷翔平の年俸ウルトラCがメジャーに一石
発表によるとドジャースと大谷翔平選手の契約は10年総額7億ドル(約1000億円)。年俸だと100億円のはずですが、実際はたったの200万ドル(約3億円)なのだそうです。
これは大谷選手の要請で、契約総額の97%を2034年からの10年間に「後払い」するため。なぜこんなウルトラC提案をしたかというと、ドジャースが課せられるメジャー独自の制度「ぜいたく税」を回避し、余った資金を戦力強化に使ってもらいたいからだといいます。
ただこのサプライズ契約については、日米のメディアで「自己犠牲の精神」「フォアザチーム!素晴らしい」と賞賛の一方、「制度の抜け穴利用」「趣旨に反する」と一部に批判も起きるなど、思わぬ論争にも発展しているようです。
「ぜいたく税制度」とは
そもそもメジャーリーグの「ぜいたく税」とは、2002年の労使協定で定められたもの。球団側が選手に支払う年俸総額が一定額を超えた場合、超過分の一部を〝上納〟させる「課徴金制度」のことです。
メジャーでは、一部の「金満球団」に戦力が偏り、常勝軍団と負け組が固定化しないよう、収益を公平に全球団に分配するなどさまざまな戦力均衡策がとられています。
その一つがぜいたく税。年俸総額が初めて規定(24年は2億3700万ドル)を上回った球団は超過分の20%、2年連続なら30%、3年連続なら50%をMLBに支払わねばなりません。
これによって金持ち球団がトップ選手を「買い漁る」ことを抑え、戦力を均衡させてより多くのチームに優勝のチャンスが生まれ、球界全体を盛り上げる効果があるわけです。
ちなみに、集めた課徴金は弱小球団に再分配されるわけではなく、選手の福利厚生や世界に野球を普及させる基金に積み立てられるそうです。
全米驚く「オオタニの新提案」
ところがこの制度には「盲点」がありました。資金力ある球団はぜいたく税を避けるため、有力選手の契約額の一部を期間後の後払いにすることができます。しかも後払いの金額や割合に制限はなく、球団と選手が自由に決められるのです。
ここに着目したのが大谷選手と代理人。なんと巨額契約の大半を後払いにしてしまい、その結果計算上ドジャースは年2400万ドルも余裕資金が生まれ、大谷選手を獲得した上に、さらに大きな補強を続けることが可能になりました。
さらに大谷選手に後払いされる97%分のお金は無利子。米国は日本よりインフレ率が高いので10年後にはかなり目減りし、実質的には大谷選手の年俸総額は4億6000万ドルほどにしかならないそうです。
お金や得する契約にことさらシビアな米国では考えられない仰天プランとあって、「欲しいのは『お金では買えないもの=勝利』だけ。オオタニは求道者だ!」「日本人ならではの美徳」と賛辞が注がれる半面、中には「戦力均衡を目指す制度の趣旨から逸脱した、抜け道利用だ」「引退後にお金が必要といった事情ならともかく、『勝ちたいから』とは単に自分の私利私欲ではないか」といった批判の声もあるようです。
果たしてこの問題、MLBの次の労使交渉で議題になるのかどうか。また一つ、ユニコーン大谷選手がビジネス面でも全米に一石を投じた形になりました。
ネットの予想・反応
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/c80eb3cc0e83824461226bb5fe89439d470a49f7/comments
まとめ
要約しますと
- 電撃ドジャース移籍で日米話題独占の大谷翔平。史上最高契約の中身もビッグサプライズ
- 総額の97%が後払いで実質年俸3億円。ぜいたく税避け球団に補強資金残す大谷側の提案
- しかも後払い分は無利子。自己犠牲に賛辞の半面「制度の趣旨から逸脱」と批判の声も