背番号は、選手のもう一つの顔とも言えます。
サッカーでは、10番はチームのエースが背負うことが多く、9番を背負う選手は、ストライカーの役割を担います。
また、スター選手と背番号は、チームの象徴ともなります。
FCバルセロナ、アルゼンチン代表の10番と言えば、リオネル・メッシ選手。
ユベントス、ポルトガル代表の7番と言えば、クリスティアーノ・ロナウド選手。
選手にとって、チームにとって、背番号の持つ意味は非常に重要なものなのです。
ここでは、サッカーにおける背番号13番が持つ意味と、日本代表での背番号13番とはどのような存在なのかを紹介します。

目次
サッカーの13番の意味?なぜ重要か
サッカーは、フィールドプレーヤーが11人のスポーツであり、背番号も1番〜11番をレギュラークラスの選手が背負うイメージが強いと思います。
しかし、12番以降の大きな背番号でも、レギュラー選手や、スター選手が背負うこともあり、チームの象徴となるケースがあります。
サッカーにとって、背番号13番とはどのような意味を持つのでしょうか?
サッカーの背番号13番の代表選手と言えば、1970年ワールドカップ得点王、1974年ワールドカップでは、西ドイツ代表を優勝に導いた、ゲルト・ミュラー選手がいます。
ゲルト・ミュラー選手は、デア・ボンバー(爆撃機)と呼ばれ、抜群の得点力を誇るストライカーでした。
ゲルト・ミュラー選手が13番を背負って大活躍してからは、ドイツを中心に、13番はチームのエースが背負うことが多くなり、サッカーにとって、背番号13番は、エースやチームの中心選手が背負う番号の1つとなったのです。
日本代表においても、その時のストライカーが13番を背負うことが多く、ワールドカップやオリンピックなどでの、日本代表の躍進に大きく影響する選手が背負う番号となっています。

サッカーの13番の歴代有名選手
サッカーで背番号13番を背負ってきた有名選手は誰なのでしょうか?
世界的な選手と、日本代表選手を紹介します。
世界的な背番号13番の選手
FW ゲルト・ミュラー選手(西ドイツ)
1974年ワールドカップで優勝。
圧倒的な得点力から、デア・ボンバーと呼ばれ、背番号13番を象徴する選手となる。
MF ミヒャエル・バラック(ドイツ)
ミヒャエル・バラックはドイツの名選手、ベッケンバウアーの後継者と呼ばれ、2000年〜2010年の間、長くドイツ代表の攻撃を牽引した司令塔。
DF アレッサンドロ・ネスタ選手(イタリア)
1990年代後半〜2010年まで、イタリア代表の堅守(カテナチオ)を支えた選手で、当時は、「イタリア史上最高のDF」と評価された。

日本代表の背番号13番を背負った選手
FW 柳沢淳
1998年〜2006年まで日本代表で活躍したストライカーです。
高い得点感覚と、オフザボールの動きに定評がある選手で、日本代表の攻撃を支えました。
FW 大久保嘉人
2014年ワールドカップでは、背番号13を背負ったストライカーです。
2013年〜2015年、3年連続Jリーグ得点王に輝いた、日本人最強のストライカーです。
https://t.co/WE18rKL1pG pic.twitter.com/Bw7pjuWgCG
— 大久保嘉人 (@Okubonbon13) June 9, 2020
サッカーの13番へのみんなの反応まとめ
みんなの感想
(中村充孝選手 鹿島アントラーズ)鹿島アントラーズ伝統の背番号13に相応しい活躍ぶりを見せつけろ!!
ネットの反応
(北川航也選手 日本代表)W杯優勝に導く一人として期待しています。
みんなの感想
(清家貴子選手 なでしこJAPAN)代表初出場、初スタメン、初ゴール、おめでとうございます
ネットの反応
(小川慶治朗選手 ヴィッセル神戸)神戸を押し上げろ金獅子
みんなの感想
(高木俊幸選手 セレッソ大阪)来シーズンこそは活躍してほしい!
出典:twitter
まとめ
以上まとめます。
ココがポイント
- スター選手と背番号はチームの象徴
- サッカーの13番は、ゲルト・ミュラー選手の活躍以降、チームのエースが背負う背番号の一つに
- 日本代表でも、13番は、柳沢淳選手、大久保嘉人選手などのストライカーが背負ってきた
サッカー選手にとって、背番号13番を背負うことは、チームのエースとしての重役を担うことになります。
現在、日本代表では、A代表でも、U-23代表でも、背番号13番をFW上田綺世選手が背負っています。
2020年、東京オリンピックでの日本代表躍進には、背番号13番の活躍が必要不可欠です。
背番号13番、上田綺世選手に是非注目していきたいと思います!
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