全米オープン3回戦で、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、世界ランク55位の18歳カルロス・アルカラス(スペイン)にフルセットの末、敗れました。
1回戦で、アンディ・マリーの猛抗議を受けた長いトイレブレークのコーチング疑惑が影響したのでしょうか?
チチパスのコーチング疑惑の真相に迫り、長時間トイレの理由とこれについての海外の反応を見てゆきましょう。

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チチパスのコーチング疑惑が止まらない
チチパス(23、ギリシャ)の長時間トイレブレーク中のコーチング疑惑が止まりません。
全米オープン1回戦でのアンディ・マレー(英国)との対戦で、8分間ほどのトイレブレークをとったため、相手のリズムを乱すような長いトイレブレークを取ったとマレーから批判され、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)からも、先月のウェスタン&サザンオープン準決勝での7分間のトイレブレークについて、指摘を受けました。
トイレブレークの頻度が高くかつ長時間なのは、遅延行為で「ルールの悪用」だと批判されています。
ウェスタン&サザンオープン準決勝では、第1セットをズベレフに奪われたチチパスが、荷物一式を手にトイレブレークに入ったため、携帯電話などを使って、休憩中にルールに抵触するコーチングを受けているのではないかとズベレフが主張しました。
トイレットブレークに行っている間、会場のモニターにはチチパスの父親でコーチのアポストロス氏が、スマートフォンで熱心にメッセージを打ち込んでいるような姿が映し出されたのも疑惑を増幅させました。
「彼が10分以上コートを離れている間、彼の父親は携帯電話でメールをしていた。戻ってきたらいきなり、作戦ががらっと変わった」と明かし、「魔法の場所にでも行っているのか、何らかのコミュニケーションがあるかのどちらかだろう」とズベレフは話ました。
もともとチチパスは、大会でコーチング違反をする常連として知られています。
7月のフィリップ・クライノビッチとの「ハンブルク・ヨーロピアン・オープン」準々決勝やラファエル・ナダル(スペイン)と対戦した今年の「全豪オープン」準々決勝では自分のボックス席から指導を受けたとして審判に注意されており、「ウィンブルドン」では同じ理由で3000ドル(約33万円)の罰金を科されています。
7月には、チチパスは「すべてのポイントにおけるコーチングが認められるべきであり、テニスはそれを受け入れる必要がある。世界的に見ても、プレー中にコーチングが許されないスポーツはテニスくらいだと思う。合法化するべきだ。そろそろこのスポーツも大きな一歩を踏み出すべきではないか」とその信念をツイートしています。
この主張もトイレブレーク中のコーチング疑惑を加速している理由だと考えられます。

チチパスの長時間トイレの頻度
ズベレフの話を含めて、これまでのチチパスの長時間トイレブレークの頻度を見てみましょう。
2021年 | 大会 | 対戦相手 | チチパス勝敗 | トイレ時間 |
---|---|---|---|---|
6月 | 全仏オープン決勝 | ノバク(ジョコビッチ) | ● | (スベレフの証言) |
7月 | ハンブルク・ヨーロピアン・オープン準々決勝 | フィリップ・クライノビッチ(セルビア) | ● | 10分ほど |
8月 | ウェスタン&サザンオープン準決勝 | アレクサンダー・ズべレフ | ● | 7分間 |
8月 | 全米オープン1回戦 | アンディ・マレー | 〇 | 8分間ほど |
9月 | 全米オープン2回戦 | アドリアン・マナリノ(フランス) | 〇 | 8分以上 |
All the toilet breaks taken by Tsitsipas in the last month. Today vs Alcaraz it was 3 mins and 45 secs. pic.twitter.com/5oWZjZjWwN
— Luigi Gatto (@gigicat7_) September 3, 2021
先月チチパスが取ったすべてのトイレブレーク。今日の対アルカラス戦は3分45秒でした。

チチパスの長時間トイレの理由
全仏オープン決勝で敗れた後にチチパスが次のように語っていました。
「彼(ジョコビッチ)が2セット目を落とした後に、(トイレットブレークで)コートを離れた。そこで何が起きたのかはわからないけれど、彼は急に別人のようになって帰ってきたんだよ」
「(以降は、)自分のプレーを見失ってしまった」、「なぜこうなってしまったのか、その理由がわかればいいんだけど…」とチチパスは悔しさを滲ませて話していました。
これがきっかっけになった可能性があります。
チチパスもズベレフ戦で、第1セットでは1度もやらなかったサーブ&ボレーを第2セットの第1ゲームで3、4回連続してやるなど、トイレブレークを境にがらりと戦略を変えました。これがコーチングの状況証拠だと主張する人もいます。
長時間のトイレブレークについて「ここ数年の間に試合時間短縮を目的として導入された様々なルールが起因しているのではないか」と擁護する主張もあります。
試合中におけるポイント間の25秒ルールや1分間でのチェンジエンドなど、選手に与えられる時間が少なくなったことと並行して長時間のトイブレークが増加している。
不利な状況になっても挽回する時間がなく、選手たちはプレッシャーを感じやすくなっている。
10分もあれば、少なくともしばらくの間はリラックスできると感じているために、新しいルールの中で成長してきた若い人たちが特にやるのだろう。

チチパスのコーチング疑惑の海外の反応
みんなの感想
(USオープン9/2)信じられない。チチパス再び取りました。 3セット目を失った後の7分間のトイレブレークを。
ネットの反応
(アルカラスとの試合では)チチパスがコートを離れるやいなや、多くの人々がストップウォッチで時間を測り始めた
みんなの感想
アルカラスは今日勝つに値していた。彼は細部に至って優れていた。しかし!観客は理由もなくチチパスをずっといじめていました。・・・彼はおかしなルールに従い、何も間違ったことはしなかった。だから、ドラマショーを作るためだけに偉大なアスリートをいじめないでください!敬意を表してください!
ネットの反応
(アルカラスとの試合では)今回、主催者はチチパスをロッカールームに戻らせるのではなく、コートのすぐ隣の小さなトイレに案内した
みんなの感想
誰もがチチパスがもっと成長すべきだと思っています。父親をコーチングから切り離し、よりプロフェッショナルになることを含みます。彼は、このような振る舞いをするには、あまりにも多くの才能を持っています。
出典:ヤフコメ

まとめ
要約すると...
- チチパスはプレー中にコーチングが許されないのは、テニスだけだと、従来から主張しており、これがコーチング疑惑を加速させた
- チチパスは、全仏決勝でジョコビッチが2セット目を落とした後に、トイレブレークを取り、別人のようなプレーで盛り返したことがきっかけにの長時間トイレブレークをとるようになった可能性がある
- チチパスには、これまで、5回の長時間トイレブレークがあり、形勢が悪くなったときの気分転換に利用していたと思われる

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