吸うカフェインston が発売され、1日で売り切れるほど人気を呼んでいるようです。
ston の意味、効果、副作用をまとめたうえで、2015年で、世界で売上総数が1億本を突破しているというカナダ製のイーグルエナジーと比較してみました。
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ston (吸うカフェイン)の意味
まず、ston (吸うカフェイン)の意味を調べてゆきましょう。
Stoneは石ですが、stonをネット検索すると、「ストン:クロアチア南部、ペリェシャツ半島の付け根に位置する町。北東に約1キロメートル離れた町マリストンとの間にヨーロッパ第二位の長さを誇る長大なストンの城壁があることで知られる。製塩、カキの養殖が盛ん。」とありますが、吸うカフェインと関係なさそうです。
発売元BreatherのHPに、stonとは、「一息で、ひと休みをあなたの力に。」するデバイスのブランド名称ですとあります。
しかし、これの英文「Take a break and take your break」ともつながりそうにありません。
そこで、一息吸えば、ストンと気分転換や眠気覚ましさせるから名付けたのではと推定しました。
しかし、HPを細かく見てゆくと、4色あるストン本体の「ころんとした形状は石がモチーフ」とありました。やはり石stoneと関係あったのか。深読みしすぎたかもです。
その構造は、筒状のカートリッジに入ったカフェイン入りの液体を熱で気化させ、その蒸気を吸う仕組みとなっており、1本で約250回吸えるカートリッジは、カフェイン入りと、エナジードリンクによく用いられているGABA(ギャバ)入りの2種類となっています。
"吸引することでカフェインやGABAを摂取できるデバイス「ston(ストン)」を、12月3日よりAmazonで販売開始した。デバイスは6,000円、カートリッジは3個包装で1,800円。"
お、おぉ
吸引してカフェインを摂取するデバイス「ston」 https://t.co/LnFF0PTZHT
— ティップティップ (@TipTip_exe) December 3, 2019
ston (吸うカフェイン)の効果
コーヒーやエナジードリンクに比べると、カフェインを蒸気で肺から直接摂取するため、消化器系をバイパスし、血流へより直接的に浸透します。
したがって、はるかに迅速な効果が得られます。
コーヒーやエナジードリンクを飲み、それが効くのを何十分も待つのとは違い、数秒で効果が表れるとともに、もう充分と思えば、すぐ停止できます。
また、コーヒーやエナジードリンクに含まれる砂糖などがなく、もちろん煙草に含まれるニコチンやタールといった有害物質もありません。
ston (吸うカフェイン)に副作用はないの?
専用カートリッジの液体に含まれる溶媒、香料、カフェイン以外の成分およびこれらが気化することによる副作用はないようです。
但し、「妊婦や子供はお控えください」「20歳以上の利用を推奨する」とありますように、カフェインは、通常の大人でも、大量に取りすぎると、不眠やめまいなどの副作用を引き起こす恐れがあります。
カフェインの作用をまとめておきましょう(以下 ココカラクラブ「実は身近すぎる薬物中毒 ~カフェイン過剰摂取」参照)。
その効果は
・覚醒作用
・鎮痛作用
・疲労回復
です。
その仕組みは、
人が脳内のアデノシン受容体という箇所にアデノシンという物質が結合することで疲労を感じるのですが、カフェインはこの受容体に結合してアデノシンが結合するのを邪魔するため、人は疲労を感じにくくなる、ということです。
欧州食品安全機関(EFSA)によると、健康を維持するために望ましいカフェイン摂取量として以下のように提言しています。
・1日当たりカフェイン400mg未満
・1回あたりカフェイン200mg未満
これを超える量のカフェインを毎日をとり続けると依存に陥りやすくなる量に相当します。
カフェインが含まれている量は
コーヒーであれば、120mg/200mL(コーヒー豆10g、熱湯150mLで抽出の場合)ですので、
コーヒーは1日3~4杯が上限となります。
急性症状を発症する量は体重60kgのひとで、1時間に約9杯ですので、ここに至ることはまずないですが、あり得ない量ではありません。
Stonの、1回の吸引でのカフェインを摂取量は、HPを詳しく見ても載っていないようです。
但し、菅沼社長のインタビューに「カフェインは、経口摂取の場合で(最も基準の厳しい)妊娠した女性は1日200ミリグラム以下とされています。接種法(摂取法?)の違いを考慮しても、stonでこの量に達するには1日に1000回も吸引することになります」の発言がありました(ITmedia、2019年12月03日 16時56分 公開記事)。
これから、計算しますと、1回の吸引で約0.2mgのカフェインを摂取することになります(以下ストンのカフェイン量をこれと仮定します)
たしかに、これでは、先の好ましいカフェインの量の計算では、1日当たり、2000回、1回あたり1000回吸引する計算になりますので、あり得ない量となります。
これは、コーヒー1杯の600分の1に相当します。
イーグルエナジーとの比較
2019年2月に日本上陸し5月から全国展開され、現在ではアマゾン、楽天、ヤフーなどのネットでも購入可能となっている同類の商品として、吸うエナジードリンク「イーグルエナジー(EAGLE ENERGY)」があります。
2015年にカナダで開発された製品で、メカニズムや製品のコンセプトもかなり似ているように見えます。
これとストンを比較してみたいと思います。
液体の入ったカートリッジを本体にセットし、加熱して吸うという同じメカニズムになっています。
ガラナエキス(カフェイン)など植物から抽出した天然成分のみを使用しており、糖質、カロリー、ニコチン、タール0というのは同様です。
したがって、安全かつ即効性があり、持続効果の高い摂取方法であるというコンセプトもほぼ同じです。
但し、本体の形状が、電子タバコと同じようなスティック状で、石をイメージしたストンとは異なります。
さらに、個人のカフェインに対する感受性に応じて10~20回の吸引を勧め、これが1杯のブラックコーヒーに含まれる約95〜200ミリグラムのカフェインにほぼ等しいと解説していますので、1回あたり約10mgのカフェインを含むと計算されます。
これがストンの1回あたり約0.2mgとの大きな違いとなります。
2015年発売当初のThe Huffington Postのニューヨーク市オフィスにいる記者と編集者が試した記事を載せています。
「なんてこった、私の心臓はとても速く動いている。死ぬかも?」、
約10回吸引した後、「もう疲れ果ててはいません、コーヒーを飲んでいるように感じますが、速すぎます。」
「イーグルエナジーは私の朝のコーヒーに取って代わることに成功し、間違いなく優れています」「マイナス面は、デスクでタバコを吸っているように見え、オフィスでは間違いなく失礼だと思われる」
つまり、短時間にカフェインのクラッシュを経験したというケースが多いようです。
以上から、イーグルエナジーと比較しますとストンは形状から(電子)タバコを吸っていると誤解される危険はなく、1回に含まれる量からすると、カフェイン依存性に陥る危険はほとんどないと言えます。
但し、ストンのCMの動画では十分な効果があるように見えますが、1回0.2mgなら、10回吸ったとしても2mg、コーヒー1杯(200ml、カフェイン120mg)の60分の1すなわち、コーヒー3.3ml相当のカフェイン量ということになり、いくら肺に直接吸引するとしても、これで、果たして効果があるのかという疑問が残ります。
イーグルエナジーだと、10回吸うと、100mgとなり、ほぼコーヒー1杯分と同等な量になり納得できます。
ston (吸うカフェイン)のみんなの反応
みんなの感想
カフェインで眠気をどうにかしようとしている時点で社会がおかしいと気づくべき。一時的に眠気を軽減したところでむしろ症状は悪化するだけ。毎日十分な睡眠時間を取ることが大切であり効率的。
ネットの反応
一時的な睡眠不足による眠気には効きますが、カフェインの過剰な使用は死亡例もあることを知っておくべきです。睡眠時無呼吸症候群やADHD(注意欠如多動症)に伴う過眠など、治療すべき眠気に対して、その場しのぎの使用にならないようにする注意も必要です。
みんなの感想
脳に直接刺激を与えるガムが眠気覚ましには一番効果が有ると聞いていたので、蒸気の即効性がそれを上回ればかなり興味深い商品ですよね。でも健康面での影響はどうなんでしょう。タバコと同じ摂取方法で、その常習性やタバコへの移行など気になる点も多々ありますよ。
ネットの反応
使いすぎて体を壊す人が出てきそう。使用限度を設定してあるとか「使いすぎに注意」という記載があったとしても、無視して過剰に吸入する人もいるだろうし。気軽に使えるって危険なことなんですよね。
みんなの感想
GABAはいいと思うが、カフェインでなく他のリフレッシュできる栄養素のもの(天然からの成分)だったらいいと思う。
禁煙には習慣を徐々に遠ざけるのにいいのかも。
出典:ヤフコメ
アマゾンで発売早々売り切れたにしては、肯定的な意見は少ないようで、様々な心配が先に立っています。
まとめ
ston (吸うカフェイン)の意味、効果、副作用をまとめ、他社品と比較しました。
ココがポイント
- 1回の吸引でカフェイン摂取0.2mgとすると依存性など副作用があるとは考えにくい
- この摂取量で、本当にカフェインの効果が出るか疑問が残る
- 製品の吸って摂取するというコンセプトや副作用を懸念する声が多い
筆者も、今日1時間半の帰りのドライブの前に眠気覚ましに、コーヒーを飲みながら、こういう場合にストンがあれば、
瞬時に効果が現れ便利だと思いつきました。
確かに即効性や余分な砂糖を取らないなど効用はあると思いますが、ネガティブな面も十分考えながら使用する必要を感じます。
1回の吸引で、本当にカフェイン0.2mgなのかそこが今回調べた際の一番の疑問です。