両横綱が早々に休場し「乱戦模様」となった大相撲初場所は、西前頭17枚目のベテラン徳勝龍関が、史上2人目の幕尻優勝を果たすという劇的な幕切れとなりました。
本人も信じられない様子の「最大下克上優勝」。直後のインタビューは笑いあり、涙ありで国技館は大盛り上がり。
ネットでも「性格がかわいい」と大変好評だった優勝インタビューから、徳勝龍人気急騰の理由を探りました。

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徳勝龍の性格がかわいい!と話題のインタビュー
まずは徳勝龍関のプロフィールから。本名は青木誠。得意は体重184kgの巨体を生かした突き押し。奈良県生まれの33歳で、小学時代は相撲、野球、柔道を掛け持ちするスポーツ少年でした。
中学から相撲一本に絞り、高校は名門の明徳義塾へ。近大に進み主要大会に優勝するなど力を発揮します。大学4年で木瀬部屋に入門。09年に初土俵を踏みました。元稀勢の里や豪栄道関らと同い年の「花のロクイチ(昭和61年生まれ)組」です。

最高位は西前頭4枚目で三役経験はなく、十両と返り入幕を行き来する時期が続きますが、今回の初場所では突き落としが冴え連勝街道。あれよあれよという間に大関貴景勝も下して14勝1敗で初優勝を果たしました。
千秋楽の優勝インタビューは徳勝龍関の人柄や性格がにじんだ大変ほほえましい内容で、ネットでも「かわいい」「好感度爆上げ」と大きな話題に。
まずはお立ち台の感想を聞かれ「自分なんかが優勝していいんでしょうか(笑)」で会場爆笑。「優勝を意識したか?」には「意識することなく…うそです。めっちゃ意識してました(笑)」でまた爆笑。
アナウンサーとのやりとりも軽妙で「(前に意識しないと言ってたのは)うそだったんですか!」と突っ込まれると「ばりばりインタビューの練習をしてました(笑)」と“漫才ばりの返し”で、さらに観客を沸かせました。
笑いだけでなく「泣かせる」くだりもしっかり。「(苦しい時)後押ししてくれたものはなんでしたか」との問いには、場所中急逝した恩師の伊東近大監督のことに触れ「監督が亡くなって…(涙)…見てくれてたんじゃなくて、一緒に土俵で戦ってくれたような、そんな気がします」と男泣き。
恩師への恩返しや長年の苦労が滲んだ言葉に、ネットでも「ここ泣くわ」「もらい泣き」「一転涙ぐむ」と感動を呼んだようです。
【徳勝龍 涙の優勝インタビュー!】
亡き恩師への思いに涙があふれる#大相撲 #初場所 千秋楽優勝インタビューのノーカット版はこちらでチェック!
↓↓ https://t.co/ztJCvNbUSP#NHK大相撲 #sumo #nhksumo #貴景勝 #徳勝龍 #涙 pic.twitter.com/eyxRMeTmTG— NHKスポーツ (@nhk_sports) January 26, 2020
徳勝龍の人気と今後
優勝インタビューが面白く、性格もかわいいと一挙に人気者に躍り出た大相撲・徳勝龍関。千秋楽のTV視聴率は20%を超え、早速TV番組に出演したり、地元奈良では特別展も開催されるなど、注目度アップは今後も続きそうです。
関西の地元開催となる来場所では、過去最高位に並ぶ前頭4枚目へ昇格が有力。今場所は幕尻のため、最後の大関以外は平幕力士相手ばかりでしたが、来場所は三役など上位陣と多く当たり「真の実力」があらためて試されます。
すぐ失速してはせっかくの人気も一過性に。解説者も「まずは今場所の好調を維持することが大事」。突き押し一辺倒ではなく、千秋楽に大関に左四つで快勝したように、相撲の幅を広げて「もう一花」を期待する声がファンには多いようです。

徳勝龍のみんなの反応
みんなの反応
トーク力もあって面白い。努力してきた人が優勝出来たというのは素晴らしいこと。これからも上を目指して進んでほしい
ネットの感想
相撲にはこのところ良いイメージがなく、遠ざかっていたが、また引き寄せられた。相撲協会にとっても救世主だな
みんなの反応
北の富士さん「白鵬の優勝ばかり見てるから、こういうのはいいね。感動する」
ネットの感想
暴力相撲が無いと、相撲ってこんなにも素晴らしいものなのですね
みんなの反応
涙腺が弱くなったのは年のせいか…と思っていたが、日本中がそうだったのね(笑)。終始微笑ましい千秋楽だった。本当にスッキリした。こんな相撲をずっと見ていたい
出典:ヤフコメ欄
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
ここがポイント
- 大相撲初場所で徳勝龍が幕尻から記録ずくめの下克上初優勝
- インタビューが「面白泣ける」「かわいい」とネットで評判
- 33歳にして人気急沸騰。幕内上位となる来場所が真の勝負に
胸のすく徳勝龍関の偉業を最後に記録で振り返っておきます。
・千秋楽「これより三役」に幕尻力士が出るのは初
・千秋楽結びの一番に幕尻力士が出るのは初
・奈良県出身力士の幕内優勝は98年ぶり
・西前頭17枚目での優勝は史上最低地位
・返り入幕の場所での優勝は史上初
・徳勝龍自身は三賞受賞もプロ入り初
まさに記録ずくめだったことが分かります。来場所も是非勝ち越して、初の三役を目指してほしいですね。

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