8月14日の「3150(サイコー)FIGHT」メインイベント日本ヘビー級王座決定戦で、但馬ミツロが韓国ヘビー級王者のイ・ソンミとの対戦し、勝利すれば国内最速となるプロ2戦目で日本王座獲得となります。
但馬ミツロの戦績・強さ!史上最速のタイトルへの反応をつぶさに見てゆきましょう。

目次
但馬ミツロの戦績
但馬ミツロの戦績は次の通りです。
基本情報
愛知県碧南市出身、1994年11月4日生まれの27歳。ブラジル国籍。
日本人の父とブラジル人の母の間に生まれるも、生後2ヶ月で父が亡くなり、日本語がほとんど話せない母に育てられた。
KWORLD3ボクシングジム(旧3150ファイトクラブ)所属
ヘビー級 身長180cm
経歴
享栄高校でボクシングを始める。
中央大学在学中に2年と3年で全日本選手権ライトヘビー級連覇、国体は卒業後の2018年福井国体も併せてアマチュア5冠を達成しています。
2014年度国体成年の部ライトヘビー級優勝
2014年度全日本選手権ライトヘビー級優勝
2015年度国体成年の部ライトヘビー級優勝
2015年度全日本選手権ライトヘビー級優勝
2018年度国体成年の部ライトヘビー級優勝
アマチュア戦績:51戦42勝(19KO)9敗
プロ戦績
2020年2月 緑ジム所属で、B級プロテスト合格するも、コロナ禍や体調の問題で、2度のプロデビューの予定を中止。
2021年9月 亀田興毅が会長を務める大阪の3150ファイトクラブに移籍
2022年4月29日 メルパルクホール大阪にて韓国ヘビー級3位のキム・サンホ相手に8回戦でプロデビューし、初回56秒レフェリーストップTKOで勝利する。
したがって、プロボクシング戦績は、
総試合数 1
勝ち 1
KO勝ち 1
今回プロ2戦目での日本王座獲得となれば、元WBC世界バンタム級王者の辰吉丈一郎、WBA、WBC、IBF世界同級統一王者の井上尚弥らが持つ4戦目を超えて最速記録となります。
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但馬ミツロの強さとは?動画あり
パンチの威力と腹筋の強さ
相手に恵まれない環境で、自身でできる練習をコツコツ積み重ねている努力家
プロデビュー戦 但馬ミツロ対キム・サンホ
初回キムのボディ連打を軽く受け流した但馬は、すぐさま猛攻に移ると豪快な左右のフックでロープに釘付け。キムが防戦一方になると、56秒レフェリーが試合を止めTKO勝ちを決めました。
https://www.boxingtimeline.com/202204/29/tajima_brandon_mitsuro-kim_sang_ho/
YA-MANとの練習シーンで、但馬ミツロの特に腹筋の強さを見せつけられます。
YA-MANといえば一発KO!!ミツロに効くのか!?

但馬ミツロの史上最速タイトルに賛否
日本のボクシングヘビュー級の事情
男子ヘビュー級の契約ウェイトは90.719kg(200ポンド) 以上で、全17階級中最重量級の階級です。
近年向上してきたというものの日本人の平均的な体格は欧米人と比べて劣っており、重量級のスポーツ選手は他の人気のある大相撲、プロレス、柔道やバスケットボール、バレーボールに流れる傾向にあります。
日本では、ボクシングにおけるヘビー級選手の慢性的な不足に悩まされ続けてきました。
56年ぶりとなる日本ヘビー級王座を獲得し、WBOの世界ランキングで7位にランクされた藤本京太郎が2020年にボクシングを引退してK-1に復帰後、上田龍が獲得しましたが、防衛戦の相手が見つからず再び空位となりました。
2022年4月、但馬ミツロが特例で8回戦デビューを果たすと日本ヘビー級1位にランクして、ランキングが復活したという事情があります。
みんなの反応は?
みんなの感想
マジでこの選手は注目してます勝てば国内最速で王者!竹原&秋山も絶賛 ヘビー級の超新星・但馬ミツロが韓国の王者と日韓タイトルマッチ激突
ネットの反応
ミツロは本物。興毅はやはりもってるな。
の高評価もありますが、辛口のコメントも多数です。
みんなの感想
日本タイトルなのにどうして韓国選手と試合をするのか??120キロあるお相撲さん
ネットの反応
まぁ相手いないんだろうけど韓国ヘビー級チャンピオンと日本タイトル決定戦ってのが何か引っかかる… 日本ヘビー級但馬ミツロ、史上最速2戦目でタイトル戦「とってからがスタート」
みんなの感想
アジアならいけても白人、黒人には通用しなそう。
一度世界ランキング10位前後のヘビー級ボクサーと試合してみた方がいい。
過大評価されてるから無理だった時のバッシングも恐ろしいよ。
日本のボクシングヘビュー級の事情を考えますと、韓国選手と組まざるを得なかったと思われます。
勝ったっとしても、次の対戦をどうするか?3150(サイコー)FIGHT」のプロモート力が問われることになります。

まとめ
要約すると...
- 但馬ミツロのプロ戦績は1戦1勝(1KO)
- 強さはデビュー戦での速攻、パンチの威力と腹筋の強さに見て取れる
- 日本のヘビュー級タイトルマッチを韓国選手との試合で、決めることに違和感があるとのコメントあり

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