井上拓真vsソリスの予想と今後のバンタム展開について

4月8日、東京・有明アリーナで、ボクシングWBA世界バンタム級王座決定戦「井上拓真 vs リボリオ・ソリス（ベネズエラ）」が行われます。これは同級の世界4団体統一王者だった井上尚弥選手が全ベルトを返上したことに伴う、空位王座の決定戦です。

今回は、必見の「井上拓真vsソリス」の概要や勝敗予想をシェア。この1戦を終え、世界バンタム級戦線が今後どう展開しそうかについても考えてみました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）

今年はまさに「天下統一」を目指すバンタム戦国年。その世界で最初の王座決定戦がこれだな！

◆ボクシング◆
2024年10月13日（日）･14日（月）
中谷潤人、井上拓真、田中恒成　他

注目の試合が多数

他開催場所：有明アリーナ

野球・サッカー・ボクシングなど
今までにないスポーツの観戦が楽しめる‼

╲登録後もお得なプロモーションがいっぱい！／

BeeBetに登録する

※BeeBetの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジさん"の BeeBet登録方法や入金方法などを参考にして下さい。

井上拓真vsソリスの予想

モンスター井上尚弥選手の弟で、27歳の井上拓真選手。元WBC世界バンタム級暫定王者で、一度は兄弟同時に世界のベルトを巻いた強豪ですが、19年にウバーリ選手に敗北して王座陥落。その後再起を目指し、東洋太平洋、日本、アジアパシフィックと次々王座を奪い4連勝。ついに悲願の世界再挑戦の機会が訪れました。

「モンスターブラザー」拓真選手は兄に代わってWBA王座を引き継ぐことができるのか。「井上拓真vsソリス」戦の概要や勝敗と今後の展開予想を順次みていきましょう。

「兄がバンタムにいる間は自分の世界戦はできなかった」「今井上家にはベルトが1本もない。兄より先に取ります」と拓真さん。今こそすべてのベクトルが自分側に向いてる大チャンスよね！

↓拓真前戦の「vsボルネア」

概要

◆WBA世界バンタム級王座決定戦「WBA2位・井上拓真 vs 同3位・リボリオ・ソリス（ベネズエラ）」

【日程】4月8日（開始時間は未定です）

【場所】東京・有明アリーナ

【ライブ配信】アマゾンプライムビデオ

予想

世界暫定王座を失って以来、歴史を塗り替える華々しい偉業を続ける兄の陰で、淡々と再起の道を進んできた井上拓真選手。ようやく今度は弟が世界のスポットライトを浴びる番になりました。

相手のソリスとは

決定戦の相手は大ベテラン40歳の元WBA世界スーパーフライ級王者、ソリス選手。35勝（16KO）6敗1分け1無効試合の長い戦績では、数々の名選手との戦いや「驚きのストーリー」を生んできました。

彼は一つ下のスーパーフライ級でデビュー。11年に暫定世界王座をつかみ、2回目の防衛戦は何とプロモーターがファイトマネーを払えず、試合当日中止の憂き目に。

13年に正規王者河野公平選手を判定で破りレギュラー王者へ。その後IBF王者の亀田大毅選手と統一戦を行いますが、自身が体重超過を犯してしまい、試合には勝ったものの王座を剥奪されます。

この試合は有名な「亀田の負けても王座保持問題」の発端。日本ボクシング界の一大騒動だったわね…

拓真にはやり易そう？

そしてソリス選手はバンタム級に上がり、あの山中慎介王者に挑みますが、壮絶ダウン合戦の末判定で敗れ二階級制覇ならず。次に、後に尚弥選手に超速KO負けするマクドネル王者に二度挑むものの、1敗1無効試合でまたも王座獲得に失敗。

さらにロマ、ドネア、カシメロ戦などで知られるリゴンド－選手と王座決定戦に臨みますがまたまた敗戦、何と4度連続で世界戦に敗れます。その後は5連勝して世界ランクを上げ、このたび実に５度目の二階級制覇挑戦を迎える訳です。

うーむ。はっきり言って強いのか弱いのかよう分からん…ww

↓ソリスvsリゴンドー

拓真選手は戦績17勝（4KO）1敗で、超絶KO率の兄と常に比べられるため非力な印象ですが、技術や防御は一級品。正統派の世界的実力者としてこの3年で一段とレベルを上げています。

筆者としては率直に言って、戦績は豊富なものの既にピークを過ぎたソリス選手は拓真選手には「やりやすい相手」で、少なくとも判定勝利の可能性は高いと考えます。

拓真選手勝利後のバンタムでの展開は？

では仮に井上拓真選手がソリス選手を下し王者になった場合、バンタム級の今後の展開予想はどうなりそうなのでしょうか。

同級は現時点で4団体とも王者不在。拓真戦を皮切りに次々王座決定戦が行われる見込みです。WBCではドネア選手と上位ランカーとの対戦が有力。IBFは1位アストロラビオ選手とかつて尚弥選手に敗れたロドリゲス選手の決定戦が濃厚です。

WBOでは、やはりかつて尚弥選手に負けたジェイソン・モロニー選手と他の上位ランカーとが拳を交えそう。いずれにしても夏頃までには4団体で新王者が出そろうはずです。そうなれば、秋以降は王座統一戦が具体化する可能性もあり、例えば井上拓真選手とかねて試合を希望するドネア選手との「因縁の井上家vsドネア3」といった興味深い展開も期待されます。

あと武居さんも挑戦者として戦線に絡むかもしれないしね！なお尚弥さんに敗れたバトラーさんは引退の方向なんだって