米国のボクシングファンの間で最近、シャークル・スティーブンソンというプロスペクト・ボクサーが「ネクストメイウェザーだ」と話題になっているようです。
昨年から2階級制覇を目指してノンタイトル戦を連勝中の前WBOフェザー級王者シャークル・スティーブンソン選手。その戦績や強さとは?なぜ「ネクストメイウェザー」と呼ばれるのかも調べてみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

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シャークル・スティーブンソンの戦績一覧と強さ
シャークル・スティーブンソン選手は米ニュージャージー州生まれのまだ23歳。プロデビューして3年が過ぎたところです。リオ五輪銀メダリストというアマエリート出身でもあるスティーブンソン選手。その経歴と戦績を以下に一覧にしました。
シャークル・スティーブンソンのプロフィール
本名 | アッシュ・シャクール・ナフィ・ シャヒード・スティーブンソン | |
---|---|---|
通称 | Fearless (大胆不敵) | |
出身 | ニュージャージー州ニューアーク | |
国籍 | アメリカ | |
誕生日・年齢 | 1997年6月28日生まれ | |
身長 | 173cm | |
リーチ | 173cm | |
アマ戦績 | 59勝(2KO)6敗 | |
プロ戦績 | 18戦18勝(9KO)0敗 | |
デビュー | 2011-03-11 | |
経験階級 | スーパーフェザー級 | |
利き手 | 左 | |
タイプ | オーソドックス | |
KO率 | 53.3% | |
入場曲 | ? | |
その他 |
シャークル・スティーブンソンの戦績一覧
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 対戦相手の戦績 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
18 | 2022-04-30 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | オスカル・バルデス | メキシコ | 30 0 0 | WBC・WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦 WBC獲得・WBO防衛2 |
17 | 2021-10-24 | 勝利 | 10R 1:30 | TKO | ジャメル・ヘリング | アメリカ | 23 2 0 | WBO・WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ |
16 | 2021-06-12 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | ジェレミア・ナカティラ | ナミビア | 21 1 0 | WBOスーパーフェザー級暫定王座 |
15 | 2020-12-12 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | トカ・カーン・クレイリー | アメリカ合衆国 | 28 2 0 | |
14 | 2020-06-09 | 勝利 | ? | KO | フェリックス・カラバロ | アメリカ合衆国 | 13 1 2 | |
13 | 2019-10-26 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | ジョエト・ゴンサレス | アメリカ合衆国 | 23 0 0 | WBO世界フェザー級王座決定戦 |
12 | 2019-07-13 | 勝利 | 3R 2:37 | KO | アルベルト・ゲバラ | メキシコ | 27 4 0 | NABO防衛1 |
11 | 2019-04-20 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | クリストファー・ディアス | プエルトリコ | 24 1 0 | NABO北米フェザー級王座決定戦 IBFインターコンチネンタル防衛1 |
10 | 2019-01-18 | 勝利 | 4R 1:29 | TKO | ジェシー・クリス・ロサレス | フィリピン | 22 1 1 | IBFインターコンチネンタルフェザー級王座決定戦 WBCアメリカ大陸フェザー級王座決定戦 |
9 | 2018-10-13 | 勝利 | 9R 終了 | TKO | ビオレル・シミオン | ルーマニア | 21 2 0 | |
8 | 2018-08-18 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | カルロス・ルイス | メキシコ | 16 4 2 | |
7 | 2018-06-09 | 勝利 | 2R 1:45 | TKO | エリオ・メスキータ | ブラジル | 16 1 0 | |
6 | 2018-04-28 | 勝利 | 2R 1:35 | TKO | パトリック・ライリー | アメリカ合衆国 | 12 0 0 | |
5 | 2018-02-16 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | ファン・タピア | アメリカ合衆国 | 8 1 0 | |
4 | 2017-12-09 | 勝利 | 2R 1:38 | TKO | オスカー・メンドーサ | アメリカ合衆国 | 4 2 0 | |
3 | 2017-08-19 | 勝利 | 6R | 判定3-0 | ダビド・ミチェル・パス | アルゼンチン | 4 3 1 | |
2 | 2017-05-20 | 勝利 | 1R 2:35 | TKO | カルロス・ガストン・スアレス | アルゼンチン | 6 3 2 | |
1 | 2017-04-22 | 勝利 | 6R 終了 | 負傷判定3-0 | エドガー・ブリト― | アメリカ合衆国 | 3 2 1 | プロデビュー戦 |
では実際に、シャークル・スティーブンソン選手の強さはどのくらいで、「ネクストメイウェザー」という異名が付いたのはなぜなのか、次項で探ってみました。

シャークル・スティーブンソンがネクストメイウェザーと言われる理由
シャークル・スティーブンソン選手は、プロで15勝中8つのKO勝ちという戦績が示す通り、無敗の強さはあるものの、KO率は半分程度と特別強いパンチ力を持っているわけではありません。メディアによると、カウンターのタイミングやポジショニングの巧みさでポイントを重ねる技巧派選手のようです。
この階級では大柄なサウスポーのアウトボクサー。足を使える上にインファイトもできるなど、さすがの高いトップアマ仕込みのテクニックを持つオールラウンダーです。
プロ13戦目でWBOフェザー級世界王者となった後は、タイトル防衛はせずすぐに王座を返上してスーパーフェザー級に1階級アップ。その初戦となったカラバロ戦では痛烈な左ボディでノックアウト勝ちしており、パワーアップもアピール。次戦のクラリー戦も終始圧倒しての完勝でした。

↓20年6月のスティーブンソンvsカラバロ戦
↓20年12月のスティーブンソンvsクラリー戦
そうしたファイトスタイルが自身に似ていると感じたのか、あの「五階級制覇の無敗PFP」「金の亡者」フロイド・メイウェザーJr氏が、以前リオ五輪でのスティーブンソン選手の試合を観戦に訪れた際「ネクストメイウェザーを見つけた。自分の記録を破るならこの子だろう」とその才能を高く評価したといわれています。
この時以来、シャークル・スティーブンソン選手は「ネクストメイウェザー」の通称も手に入れたようです。果たして次戦は、いよいよ二階級目のタイトル挑戦となるのでしょうか。
シャークル・スティーブンソンの海外の評価まとめ
みんなの反応
フットワークでよく距離を制しているし、パンチの正確さとタイミングも申し分ない
ネットの感想
シャークルはパンチの出し方がクリエイティブ。非常に狡猾なファイターだ!
みんなの反応
デヴィン・ヘイニーは倒せそうだな
ネットの感想
彼はワンパンチやコンビネーションのKOアーティストというより、相手の疲弊を蓄積させて倒すタイプ。これからもっと階級制覇できそう!
みんなの反応
ややパンチ力には欠けるかな。上に行くほど難しくはなるかも
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- Sフェザー級のシャークル・スティーブンソンが2階級制覇へ快進撃
- メイ自身から「ネクストメイウェザー」と呼ばれた実力。15連勝中
- 強烈パンチャーではなくポイントで勝つ技巧派。今年2階級制覇なるか
最近とみに米国でシャークル・スティーブンソン選手が話題に上っているのは、12月の圧勝とともに今月6日、米新興ネットスポーツメディアが独自の「パウンドフォーパウンド」を発表したこともあるようです。
その「チャンプサイド・PFPランキング」によると、トップ10は以下の通りです。
1位 エロール・スペンスJr
2位 ジャーメル・チャーロ
3位 テレンス・クロフォード
4位 マニー・パッキャオ
5位 テオフィモ・ロペス
6位 ガーボンタ・デービス
7位 ジョシュ・テイラー
8位 シャークル・スティーブンソン
9位 ジャーモル・チャーロ
10位 カレブ・プラント
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— CHAMPSIDE (@theCHAMPSIDE) January 6, 2021
23歳のスティーブンソン選手が8位にランクイン。本人も早速「これをスクリーンショットしといて、今から3〜4年後に見せてくれ(笑)」と不敵にコメントしていました。ちなみに現在「ザ・リング」のSフェザー級PFPでは6位。3年後、スティーブンソン選手がどんなタイトルを取ってPFPでどの位置にいるのか、興味深く見ていきたいですね。

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