7月17日に行われるボクシングの4団体王座統一戦「世界スーパーウェルター級4冠タイトルマッチ ジャーメル・チャーロ vs ブライアン・カスターノ」。
世界的な大注目の1戦ですが、3冠王者「チャーロ弟」と闘うカスターノ選手とはどんなボクサーなのか?今回は、日本のファンにはあまり馴染みのないカスターノ選手の戦績や強さをまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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ブライアン・カルロス・カスターノの戦績
スーパウェルター級でWBC、WBAスーパー、IBFの3つのベルトを巻くジャーメル・チャーロ王者と、現在WBO同級王者のブライアン・カルロス・カスターノ選手。
「双子のチャーロ王者兄弟」としてボクシング界で有名なジャーメル選手に対し、日本ではちょっとマイナーなカスターノ選手。どんな強さの王者なのか、まずは戦績一覧をどうぞ。
戦 | 日付 | 結果 | 記録 | 対戦相手 | type | ラウンド、時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
20 | 2022/5/14 | 敗北 | 17-1-2 | ジャーメル・チャーロ | KO | 10(12)、2:22 | WBOライトミドル級タイトルマッチ 以下のためのWBA(スーパー)、WBC、IBF、およびリングライトミドル級タイトル |
19 | 2021-07-17 | 引き分け | 17-0-2 | ジャーメル・チャーロ | 判定1-1 | 12(12) | WBOライトミドル級タイトルマッチ 以下のためのWBA(スーパー)、WBC、IBF、およびリングライトミドル級タイトル |
18 | 2021-02-13 | 勝利 | 17–0–1 | パトリック・テイシェイラ | UD | 12 | WBOライトミドル級タイトル |
17 | 2019-11-02 | 勝利 | 16–0–1 | ウェールオモトソ | RTD | 5(10)、3:00 | 空位のWBOインターコンチネンタルライトミドル級タイトルを獲得 |
16 | 2019-03-02 | 勝利 | 15–0–1 | エリスランディ・ララ | SD | 12 | WBA(レギュラー)ライトミドル級タイトル防衛戦 |
15 | 2018-03-10 | 勝利 | 15–0 | セドリックヴィトゥ | TKO | 12(12)、2:27 | WBA(レギュラー)ライトミドル級タイトル防衛戦 |
14 | 2017-07-01 | 勝利 | 14–0 | ミシェル・ソロ | SD | 12 | WBA暫定ライトミドル級タイトル防衛戦 |
13 | 2016-11-26 | 勝利 | 13–0 | エマニュエル・デ・ヘスス | KO | 6(12)、2:23 | WBA暫定 ライトミドル級タイトルマッチ |
12 | 2016-07-12 | 勝利 | 12–0 | マーカス・アップショー | TKO | 5(10)、2:03 | |
11 | 2015-12-18 | 勝利 | 11–0 | アーロン・ガルシア | UD | 8 | |
10 | 2015-08-29 | 勝利 | 10–0 | ジョナサンバティスタ | DQ | 5(6)、1:15 | バティスタは低打撃で失格 |
9 | 2015-07-26 | 勝利 | 9–0 | トッドマヌエル | TKO | 1(6)、2:53 | |
8 | 2015-04-04 | 勝利 | 8–0 | CríspuloJavierAndino | TKO | 2(10) | |
7 | 2014-06-06 | 勝利 | 7–0 | セザールサストレシルバ | TKO | 4(8) | |
6 | 2014-04-12 | 勝利 | 6–0 | フアン・クエラ | TKO | 2(6)、2:40 | |
5 | 2013-10-12 | 勝利 | 5–0 | クラウディネイ・ラセルダ | TKO | 5(8)、2:46 | |
4 | 2013-05-25 | 勝利 | 4–0 | セザールベレス | TKO | 2(10)、2:27 | |
3 | 2013-01-26 | 勝利 | 3–0 | パブロ・ロルダン | UD | 6 | |
2 | 2012-10-20 | 勝利 | 2–0 | ホセカルロスパス | TKO | 5(6)、1:40 | |
1 | 2012-09-22 | 勝利 | 1–0 | アレハンドロアントニオドミンゲス | TKO | 4(6)、2:59 |
カスターノのプロフィール
アマキャリアが長いため、20歳をすぎてのプロデビューとなったカスターノ選手。そのため戦績も次戦が18戦目とあまり多くありませんが、「無敗の王者」というかなりの強さのようです。
そのプロフィールは以下の通りです。
本名 | ブライアン・カルロス・カスターノ |
---|---|
通称 | Ray Sugar El Boxi |
出身 | ブエノスアイレス州 イシドロ・カサノバ |
国籍 | アルゼンチン |
誕生日・年齢 | 1989年9月12日生まれ |
身長 | 171cm |
リーチ | 171cm |
アマ戦績 | 15戦11勝4敗 |
プロ戦績 | 20戦17勝(12KO)1敗2分 |
デビュー | 2012年9月12日 |
経験階級 | スーパーウェルター級 |
利き手 | 右 |
タイプ | オーソドックス |
KO率 | 70.5% |
入場曲 | ? |
その他 | ・アマの時に、無敗だった セルゲイ・デレビャンチェンコを倒したことで有名 ・ロンドン五輪予選は準々決勝敗退 |
カスターノの強さ
戦績やプロフィールでご紹介したとおり、カスターノ選手はオーソドックスタイプで、トップアマ選手でもあったことからテクニックは定評があるアルゼンチンの実力派ボクサー。
その強さはこれまで相当な強豪相手に「敵地でも負けなし」を続けていることからも分かります。
・17年、Sウェルター級で強豪のミシェル・ソロと接戦の末に僅差判定勝ち。運動量と手数で上回り敵地フランスで勝利。
・19年のアメリカデビュー戦で、現WBA正規王者ララとの激闘の末のドロー。これが戦績唯一の引き分け。
・19年、かつてゴロフキンと拳を交えたスティーブンスをKOした、強豪オモトソを負傷させてKO。
・21年、WBO王者テシェイラを開始直後からボディと顔面へのコンビネーションで圧倒。またも敵地米国で大差判定勝ちし王者に。
カスターノのP4P
スーパウェルター級WBO王者カスターノ選手の強さを、最新のP4Pからチェックしてみましょう。
・ザ・リング … スーパウェルター級 3位
・ESPN … スーパウェルター級 5位
・WBN TOP50 … 50位
カスターノの主な試合(公式動画)
カスターノ選手の世界戦公式動画は以下の通りです。
↓カスターノvsテシェイラ戦
↓カスターノvsオモトソ戦
カスターノの海外の反応・評価
みんなの反応
カスターノ。最も評価されておらず、最も危険な...ブルドッグ!
ネットの感想
ヒットをいくら繰り出しても疲れないマシンだな
みんなの反応
アルゼンチンのボクサーのこんな戦いを見るのはなんと誇りなんだ!
ネットの感想
このアルゼンチン人はハートとテクとパンチがある。彼はチャーロを脅かすだろう
みんなの反応
バモス!ブライアン、今全てのベルトを!
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 7月のSウェルター級4団体王座統一戦に臨むカスターノ王者とは?
- アルゼンチンの強豪で元ロンドン五輪代表。タフなインファイター
- 戦績は17戦で無敗。唯一引き分けララ、テシェイラ戦など激闘多く
チャーロ弟・ジャーメル選手はトップP4Pランカーで、アメリカでも高い人気の実力王者ですが、こと次戦の4団体統一戦は「過去最大の難敵・キャリアのヤマ場」ともいわれています。
動画でご紹介したとおり、カスターノ選手は12R衰えを知らない回転力あるインファイター。相手は疲弊して根負けするパターンが多いようです。
「猪突猛進一辺倒」かと思いきや、そこは元五輪代表。フットワークも意外と冴えています。アウトでカウンターパンチャーのジャーメル選手にとっては、あまり得意なタイプではなく確かに攻略が難しい相手と言えそう。さてどんな試合になるでしょうか。
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