日本のプロボクシング界でまた一人、世界が期待される逸材が登場しました!WBOアジアパシフィックの現ミニマム級王者・重岡銀次朗選手です。
このほど圧巻のKO防衛を果たし、いよいよ世界が視野に入った重岡銀次朗選手。「井上尚弥の後継者」になれるのか。その戦績や強さ、経歴をまとめてみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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重岡銀次朗の戦績
今月14日、WBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者の重岡銀次朗選手は、同級3位川満俊輝選手の挑戦を受け、わずか2回2分5秒、鮮烈な右フックでTKO勝利。2度目の王座防衛に成功しました。
まだ21歳という若さの強打のサウスポー。戦績も6勝5KO無敗、圧倒的KO率で世界への階段を駆け上がっています。では重岡選手のプロフィールや戦績一覧をどうぞ。
プロフィール
本名 | 重岡 銀次朗(しげおか ぎんじろう) | |
通称 | ? | |
出身 | 熊本県熊本市 | |
国籍 | 日本 | |
誕生日・年齢 | 1999年10月18日 | |
身長 | 154cm | |
リーチ | 154cm | |
アマ戦績 | 57戦56勝1敗 (wikiデータ) | 1敗は兄に勝利を譲るため棄権 |
プロ戦績 | 10戦9勝(7KO)無敗1無効試合 | |
デビュー | 2018年9月25日 | |
経験階級 | ミニマム級 | |
利き手 | 左 | |
タイプ | サウスポー | |
KO率 | 70.0% | |
入場曲 | ? | |
その他 | ・空手経験者 |
戦績
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 対戦相手の戦績 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 2023-04-16 | 勝利 | 9R 2:55 | KO | レネ・マーク・クアルト | フィリピン | 21-3-2 | IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦 |
9 | 2023-01-06 | 無効試合 | 3R2 :48 | 偶然のバッティング | ダニエル・バジャダレス | メキシコ | 26-3-1 | IBF世界ミニマム級タイトルマッチ |
8 | 2022-07-06 | 勝利 | 4R 1:48 | TKO | 春口直也(橋口) | 日本 | 18-13-0 | 日本王座防衛1 |
7 | 2022-03-27 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | 中島辰郎(平仲) | 日本 | 11-2-1 | 日本ミニマム級王座決定戦 |
6 | 2021-07-14 | 勝利 | 2R 2:05 | TKO | 川満俊輝(三迫) | 日本 | 6-0-0 | WBOアジアパシフィック王座防衛2 |
5 | 2019-12-31 | 勝利 | 5R 2:13 | KO | レイ・ロレト(大成) | フィリピン | 25-14-0 | WBOアジアパシフィック王座防衛1 |
4 | 2019-07-27 | 勝利 | 1R 1:12 | KO | クライデ・アザルコン | フィリピン | 15-2-1 | WBOアジアパシフィックミニマム級王座決定戦 |
3 | 2019-04-14 | 勝利 | 8R | 判定3-0 | ジョエル・リノ | フィリピン | 10-1-1 | |
2 | 2019-02-26 | 勝利 | 1R 1:35 | TKO | ギアッティポン・グムサワット | タイ | 3-1-0 | |
1 | 2018-09-25 | 勝利 | 3R 1:22 | TKO | サンチャイ・ヨッブン | タイ | 4-0-0 | プロデビュー戦 |
https://twitter.com/miyaco326/status/1415303694371876869
重岡銀次朗の強さ・動画
戦績などをご紹介したように、重岡銀次朗選手は高校5冠を成し遂げたアマエリート出身。強さは少年時代から際立っていました。
既に4団体世界ランカー
14日はコロナ禍もあり約1年7カ月ぶりと久々のリングになりましたが、ブランクを感じさせず躍動。スピードとテクニックで挑戦者を圧倒し、左ショートからの右フックでダウンを奪い、そのままラッシュでストップとなりました。
ボディストレートでダウンを奪ったこともある利き腕の左はもちろん、右の強さも持ち味。既にWBA10位など4団体すべてで世界ランク入りを果たしており、いよいよ世界挑戦が見えてきました。
世界王者2人と交渉中?
重岡銀次朗選手は幼稚園で空手を始めたそうですが、ボクシング好きの父の勧めで、小学4年のとき地元のジムに通い出したといいます。そしていきなりの才能開花。キッズを対象にしたU15では、小5から中3まで5年連続で優勝し、1度も負けたことがないそうです。
3歳上の兄は拓殖大に進み、一時東京五輪を目指しましたが、弟の銀次朗選手は「テレビで亀田さんや長谷川さんを見て、プロしか頭になかった」と、高卒後迷わずプロ入り。故郷の熊本から上京して、軽量級選手が多いワタナベジムの門を叩きました。
アジア太平洋のベルトを守り「勢いある強い選手に勝って周りも(実力を)分かってくれたかなと。いつでも世界はできると思う。チャンスを待ちたい」(銀次朗選手)。
世界ミニマム級の現状は、WBAスーパーがCPフレッシュマート(タイ)、WBCがゴーキャットジム(タイ)、IBFがクアルト(フィリピン)、WBOがメンデス(プエルトリコ)の各王者。ワタナベジムではこのうち2人と世界戦を交渉中といい、吉報が期待されます。
重岡銀次朗の公式動画
↓重岡銀次朗によるジャブの打ち方指南
↓重岡銀次朗のシャドーボクシング
重岡銀次朗のみんなの評価
みんなの反応
ターゲットはWBOのメンデスか。まもなく前王者になるであろう
ネットの感想
これからミニマム級で注目の選手だな。来年初めまでには世界のベルトを巻いてほしい
みんなの反応
カマで頭を刈り取るような強烈なフック。さすがの強さ
ネットの感想
世界王者にはなるだろうな。問題はボクシングファンにとって特別な存在になれるかどうかということ
みんなの反応
サッカーの日本×スペインやってるけど、久保建英が京口紘人、堂安律が重岡銀次朗に見える…。だいぶ酔うたで…
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 重岡銀次朗がWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座を圧巻防衛
- 2R右フックでダウン奪い終了。6戦5KO負けなしの強さ。次は世界か
- まだ21歳。ワタナベジム会長も「京口より若いし内山級」と期待
戦績が浅いとはいえプロでは無敗の重岡銀次朗選手。ちなみにアマ戦績は57戦56勝1敗と、一度だけ敗れています。相手は誰かといえば、実は兄の優大選手。
これは、ある熊本県の大会で勝ち進んだ二人が、何と決勝で兄弟対決になってしまい、「兄もぼくもやりたくないし、父もやらせたくないと…」(銀次朗選手)。家族で相談した結果、二人でリングには上がったものの、ゴングと同時に弟サイドがタオルを投げ棄権。記録上だけの黒星となったのだそうです。
本人は、実際に戦えば「兄の方が強い」というものの、〝実質人生無敗〟の「重岡銀次朗の強さ」を表す1エピソードといえそうです。
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