9月18日、ボクシングのWBAスーパー&WBC世界ライトフライ級2団体王座統一戦が東京で行われます。カードは「統一王者・寺地拳四朗 vs WBC1位ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)」です。
元世界二階級制覇王者の実力を持つ、指名挑戦者ヘッキー・ブドラー選手の戦績や強さとは?寺地王者は無事防衛を果たせるのか。ブドラー選手のスペックを一覧でご紹介しましょう。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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ヘッキー・ブドラーの戦績
日本が誇るPFPクラスの世界王者、寺地拳四朗選手。次の防衛戦はミニマム、ライトフライの世界王者経験があるヘッキー・ブドラー選手が相手です。
過去、日本の実力派ボクサーとの対戦もあってファンには馴染みあるブドラー選手。その戦績やプロフィールを一覧でご紹介しつつ、強さを見ていきましょう。
プロフィール
ヘッキー・ブドラー選手のプロフィールは以下の通りです。
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | ヘクター・ブドラー |
通称 | The Hexecutioner (刑執行人) |
出身 | 南ア・ヨハネスブルク |
誕生日・年齢 | 1988年5月18日(35歳) |
身長 | 160cm |
リーチ | 165cm |
アマ戦績 | 不明 |
プロ戦績 | 35勝(11KO)4敗 |
デビュー | 2007年 |
経験階級 | ライトフライ級 |
スタイル | オーソドックス |
KO率 | 31.43% |
戦績
ヘッキー・ブドラー選手の戦績は34勝(10KO)4敗です。一覧は以下の通り。
戦 | 日付 | 勝敗 | ラウンド・結果 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2007年7月5日 | ☆ | 1R TKO | マイケル・セディアン | 南アフリカ共和国 | プロデビュー戦 |
2 | 2007年9月17日 | ☆ | 1R TKO | ペトロス・マハラング | 南アフリカ共和国 | |
3 | 2007年11月12日 | ☆ | 2R TKO | シブシソ・ングクァラシ | 南アフリカ共和国 | |
4 | 2007年12月18日 | ☆ | 4R 判定3-0 | マリオ・ガィオア | メキシコ | |
5 | 2008年2月2日 | ☆ | 6R 判定 | シブシソ・トワニ | 南アフリカ共和国 | |
6 | 2008年4月29日 | ☆ | 6R 判定 | カンヤクデ・ムカンシ | 南アフリカ共和国 | |
7 | 2008年5月30日 | ☆ | 6R 判定3-0 | ロイソ・ンガンテニ | 南アフリカ共和国 | |
8 | 2008年7月15日 | ☆ | 6R 判定3-0 | ロナルド・パークス | 南アフリカ共和国 | |
9 | 2008年9月13日 | ☆ | 6R TKO | ダリスズィ・コマニ | 南アフリカ共和国 | |
10 | 2008年11月29日 | ☆ | 6R 判定 | ロナルド・パークス | 南アフリカ共和国 | |
11 | 2009年4月2日 | ☆ | 12R 判定 | チャリティー・ムコンデレリ | 南アフリカ共和国 | IBO全アフリカライトフライ級王座決定戦 |
12 | 2009年7月11日 | ☆ | 8R 判定3-0 | カヤンスクデ・ムカンシ | 南アフリカ共和国 | |
13 | 2009年9月29日 | ☆ | 12R 判定3-0 | ドクター・ウトセレ | 南アフリカ共和国 | IBO全アフリカ防衛1 |
14 | 2009年10月31日 | ☆ | 1R 1:47 KO | モトスワキ・モセレセレ | 南アフリカ共和国 | |
15 | 2010年2月27日 | ☆ | 12R 判定2-0 | ファニト・ルビリアル | フィリピン | IBO世界ライトフライ級王座決定戦 |
16 | 2010年6月29日 | ☆ | 12R 判定2-1 | ファニト・ルビリアル | フィリピン | IBO防衛1 |
17 | 2010年8月14日 | ☆ | 10R 判定2-1 | エヴァリスト・プリメロ | メキシコ | |
18 | 2011年1月27日 | ★ | 12R 判定1-2 | ギデオン・ブゼレジ | 南アフリカ共和国 | IBO王座陥落 |
19 | 2011年5月29日 | ☆ | 4R 2:26 KO | ルヤンダ・ンクワンカワ | 南アフリカ共和国 | |
20 | 2011年9月24日 | ☆ | 12R 判定3-0 | マイケル・ランデロ | フィリピン | IBO世界ミニマム級王座決定戦 |
21 | 2012年3月26日 | ☆ | 8R 判定3-0 | シャミラ・コートマン | 南アフリカ共和国 | |
22 | 2012年9月22日 | ☆ | 12R 判定3-0 | フローレンテ・コンデス | フィリピン | IBO防衛1 |
23 | 2013年2月16日 | ☆ | 12R 判定3-0 | ルナン・トロンゴ | フィリピン | IBO防衛2 |
24 | 2013年6月15日 | ☆ | 12R 判定2-1 | ヌコシナチ・ジョイ | 南アフリカ共和国 | IBO防衛3 |
25 | 2013年11月9日 | ☆ | 4R 2:29 TKO | ウーゴ・エルナン・ベルチェリ | アルゼンチン | WBA世界ミニマム級暫定王座決定戦・IBO防衛4 |
26 | 2014年3月1日 | ☆ | 1R 2:59 KO | カルルイス・ディアス | コロンビア | WBA世界ミニマム級王座決定戦 WBA防衛1・IBO防衛5 |
27 | 2014年6月21日 | ☆ | 8R 1:06 KO | ピグミー・ゴーキャットジム | タイ | WBA防衛2・IBO防衛6 |
28 | 2014年10月25日 | ☆ | 12R 判定3-0 | 熊朝忠 | 中国 | WBA防衛3・IBO防衛7 |
29 | 2015年2月21日 | ☆ | 12R 判定3-0 | ヘスス・シルベストレ | メキシコ | WBA防衛4・IBO防衛8 |
30 | 2015年9月19日 | ☆ | 12R 判定3-0 | シンピウェ・コンコ | 南アフリカ共和国 | WBA防衛5→スーパー王座認定・IBO防衛9 |
31 | 2016年3月19日 | ★ | 12R 判定0-3 | バイロン・ロハス | ニカラグア | WBA・IBO王座陥落 |
32 | 2016年10月22日 | ☆ | 12R 判定3-0 | シヤボンガ・シヨ | 南アフリカ共和国 | WBAパンアフリカンライトフライ級王座決定戦 |
33 | 2017年2月4日 | ☆ | 7R 終了 TKO | ジョーイ・キャノイ | フィリピン | IBO世界ライトフライ級王座決定戦 |
34 | 2017年9月16日 | ★ | 12R 判定1-2 | ミラン・メリンド | フィリピン | IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ |
35 | 2018年5月20日 | ☆ | 12R 判定3-0 | 田口良一(ワタナベ) | 日本 | WBA・IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ WBA・IBF・リングマガジン王座獲得 |
36 | 2018年12月31日 | ★ | 10R 終了 TKO | 京口紘人(ワタナベ) | 日本 | WBA王座陥落 |
37 | 2021年5月22日 | ☆ | 12R 判定3-0 | ジョナサン・アルマセン | フィリピン | WBC世界ライトフライ級シルバー王座決定戦 |
38 | 2022年6月25日 | ☆ | 12R 判定3-0 | エルウィン・ソト | メキシコ | WBC世界ライトフライ級挑戦者決定戦 |
ヘッキー・ブドラーの強さ
戦績を一覧でご紹介したヘッキー・ブドラー選手は、南アの軽量級ボクサーでは代表格のベテラン元2階級王者。二団体統一王者だった田口良一さんを下し、のちに寺地王者と激闘を戦った京口紘人選手に敗れたことで、日本のファンにも馴染み深いですね。
身長160センチと小柄ですが、小回りのきくアウトボクシングが持ち味。足を使って、打ち終わりに素早くサイドに流れる動きに優れ、パンチの被弾も少ない技巧派です。
攻撃面ではパンチ力はさほど感じない「軽打の嵐」とはいえ、手数や回転はハイレベル。時折見せる右フックのカウンターは「パワーレス」とは侮れない威力があるといわれます。
寺地王者自身も「僕の印象は結構足を使って相手を上手くさばく選手。のらりくらりのペースが多いのでそこが怖いところ」と警戒します。
ただ出入りのスピード、ジャブの鋭さとパワーでは寺地王者が圧倒していますので、中盤以降にダメージが蓄積して足が鈍ると、一気に寺地王者の猛攻ラッシュで畳みかけられる可能性もありそうです。
会見の合間!笑 pic.twitter.com/o91IHDRk7w
— 寺地 拳四朗 (@KenshiroooooKen) July 19, 2023
ヘッキー・ブドラーの評価まとめ
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/cde84ef34a7e3d11d71b52727e8b689b1a054439/comments?page=2
まとめ
要約しますと
- 9・18、東京でWBA&WBCライトフライ級世界戦「王者寺地拳四朗vsヘッキー・ブドラー」
- ブドラーは南ア出身、元2階級王者のベテラン強豪。かつて田口破り京口には返り討ち
- 小回り効く、手数多いアウトボクサー。寺地は攻めのゲームプランで早期に追い込み?