プロボクシングのPFPトップ10ランカーで、クルーザー級無敵を誇ったオレクサンドル・ウシク選手。〝絶対王者〟の彼がヘビー級に移って以降のクルーザー戦線で注目されるチャンピオンが、IBF同級王者マイリス・ブリエディス選手です。
マイリス・ブリエディス選手の戦績や強さとは?今回は、今後の活躍が期待されるブリエディス選手の特徴や評価を探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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マイリス・ブリエディスの戦績
マイリス・ブリエディス選手はバルト海沿岸にあるラトビア出身の36歳。アマチュアボクサー時代には目立った強さではなかったようですが、09年にプロに転向。ヘビー級でデビューした後は、ずっとクルーザー級を主戦場としています。
連勝街道でマイナー団体の世界王座やIBFインターコンチネンタル、WBCシルバー王座などを順調に獲得し、17年に初めて主要団体の世界戦に挑みました。WBC王座を懸けて同級2位のフック選手と対戦、判定勝ちで見事世界王者となります。
キャリアのハイライトはその年、故郷のリガで行われたWBSSクルーザー級への出場。優勝候補の一人としてまず準々決勝に勝利してWBC王座を初防衛。準決勝で当時WBO王者のウシク選手と統一戦を行いますが、善戦したものの僅差判定負けを喫し、王座から陥落します。プロではこれが初黒星で、今も唯一の敗戦です。
しかし18年に再起し、ウシク4冠王者のタイトル返上に伴い開催された「WBSSシーズン2」に再び出場。またも地元リガで準決勝に臨みますが、これが非常に荒れた試合となります。
WBC・WBOの二冠王者グロワッキ選手との注目の対戦でしたが、2Rにグロワッキ選手がラビットパンチを後頭部に見舞ったことにブリエディス選手が怒り、エルボーをお返し。たまらずグロワッキ選手はリング上にうずくまります。
さらにホームの大歓声の中、ラウンド終了のゴングをレフェリーが聞き落とし10秒以上継続された結果、またグロワッキ選手がダウン。3Rには、既にグロッキー気味のグロワッキ選手に猛パンチを浴びせTKO勝利。WBO王者に返り咲きましたが、何とも後味の悪い試合となりました。
↓そのブリエディスvsグロワッキ戦がこちら
20年9月、WBSSシーズン2の決勝ではIBF王者のドルティコス選手を判定で下し、WBSS初優勝。WBO王座は返上したため、現在ブリエディス選手の王座はIBFのみとなっています。戦績は27勝(19KO)1敗です。
Mairis Briedis: I am Considering a Move To Heavyweight https://t.co/eVzYlbTQtv pic.twitter.com/x2bll3LH2M
— BoxingScene.com (@boxingscene) September 28, 2020
マイリス・ブリエディスの強さとその評価とは
現クルーザー級では第一人者といえるマイリス・ブリエディス王者。ご紹介したその戦績と強さからボクサーとしての特徴を見てみましょう。
ファイトスタイルは中間距離から踏み込んでワンツーを打つごく平均的なもの。相手もインサイドに入り、お互いパンチを打てなくなると、おのずとクリンチ合戦でもみ合いになる場面が多くなりがちです。
そのため「退屈な展開」もしばしば見られるものの、ショートに放つ右ストレートやクロスは凄まじい破壊力があると評価されています。
また、いいパンチを受けても反応しない打たれ強さも持ち味。ガードが堅く多少打たれても愚直に前に出るボクサーファイターでもあります。
WBSS優勝で一気にPFPにも顔を出す存在に。最新PFPを見ると、リング誌ではクルーザー級リング王者、WBNのトップ50PFPでは39位に位置しています。
https://twitter.com/SkySportsBoxing/status/1309978770191900672
マイリス・ブリエディスの最新海外の評価
みんなの反応
マイリスがチャーを倒す試合が一番好き
ネットの感想
非常に技術的なボクサーで優れたフットワーク。彼が今チャンピオンなのは当然だ
みんなの反応
残忍な強さを備えた非常に軽い足のファイター
ネットの感想
信じられない、アメイジングなボクサー。まさに爆弾だ!
みんなの反応
リングではすごくリラックスしてもの静かなのも魅力
出典:YouTube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- ウシクなき後のクルーザー級を牽引するマイリス・ブリエディス
- 現IBF王者でWBSSシーズン2優勝者。リング認定王者でPFPにも登場
- 母国ラトビアでは英雄。強烈右ショートで相手が失神KOの試合も
「ウシクなき後」のクルーザー級戦線はやや厚みが欠けているともいわれますが、その中でも母国のスーパーヒーロー、マイリス・ブリエディス王者は中心的存在です。
今後は〝因縁の相手〟グロワッキ選手とのリマッチや、欧州チャンピオンであのアンソニー・ジョシュア選手の友達というローレンス・オコリー選手ら、実力派との対戦が期待されます。
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