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オスカル・バルデスの戦績と強さ!負けた試合や動画も

9月に米国で初防衛戦が決まった「ネクスト井上尚弥」と期待のフライ級王者中谷潤人選手ですが、同日のメインイベントと思われるのが、WBC世界スーパーフェザー級王者オスカル・バルデス選手のタイトル戦です。

「現在の階級最強」とも呼ばれるオスカル・バルデス選手。その戦績や強さ、試合動画などをまとめました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

米ツーソンで、バルデス王者はコンセイカオ(ブラジル)を迎え撃つらしいぞ!

オスカル・バルデスの戦績

今年2月、鮮烈・激烈なKO勝ちで見事スーパーフェザー級王者となり、二階級制覇を達成したオスカル・バルデス選手。これまでのプロ戦績は29勝(23KO)と無敗の強さです。その一覧を以下にご紹介しましょう。

 日付結果記録対戦相手タイプラウンド、時間備考
292021-02-20 勝利29–0ミゲル・ベルチェットKO10(12)、2:59WBCスーパーフェザー級タイトル
282020-07-21勝利28–0ジェイソン・ベレスTKO10(10)、2:23
272019-11-30勝利27–0アダムロペスTKO7(10)、2:53
262019-06-08 勝利26–0ジェイソン・サンチェスUD12WBOフェザー級タイトル防衛戦
252019-02-02勝利25–0カルミネ・トマゾーネTKO7(12)、0:09WBOフェザー級タイトル防衛戦
242018-03-10勝利24–0スコット・クィッグUD12WBOフェザー級タイトル防衛戦
232017-09-22勝利23–0ジェネシスセルバニアUD12WBOフェザー級タイトル防衛戦
222017-04-22 勝利22–0ミゲル・マリアーガUD12WBOフェザー級タイトル防衛戦
212016-11-05勝利21–0大沢宏晋TKO7(12)、1:50WBOフェザー級タイトル防衛戦
202016-07-23 勝利20–0マティアス・ルエダTKO2(12)、2:18WBOフェザー級タイトルマッチ
192016-04-09勝利19–0エフゲニー・グラドビッチTKO4(10)、2:14WBO-NABO フェザー級タイトルを獲得
182015-12-12 勝利18–0アーニー・サンチェスTKO3(10)、2:59
172015-09-11勝利17–0クリス・アバロスTKO5(10)、1:17
162015-06-27 勝利16–0ルーベンタマヨUD10
152015-04-11勝利15–0ホセ・ラミレスKO3(8)、2:05
142014-12-20勝利14–0ジャン・ハビエル・ソトTKO5(8)、0:02
132014-11-15勝利13–0アルベルトガルサTKO7(8)、1:29NABFジュニアスーパーフェザー級タイトル防衛戦
122014-07-26 勝利12–0フアン・ルイスUD8NABFジュニアフェザー級タイトルマッチ
112014-05-17勝利11–0ノエル・エケベリアRTD6(8)、3:00NABFジュニアスーパーフェザー級タイトル防衛戦
102014-04-12 勝利10–0エイドリアンペレスKO3(8)、1:23NABFジュニア スーパーフェザー級タイトルマッチ
92014-03-01勝利9–0サムエル・サンチェスTKO3(6)、2:03
82013-12-21 勝利8–0クリスチャンバラハスTKO1(6)、1:27
72013-11-09 勝利7–0イエス・ルルTKO5(6)、2:48
62013-09-28勝利6–0ホセ・モラレスTKO3(6)、1:57
52013-06-15 勝利5–0ギルガルシアTKO2(6)、2:32
42013-05-11 勝利4–0ロッコエスピノザTKO1(6)、2:58
32013-03-16 勝利3–0カルロス・ゴンザレスTKO4(6)、0:58
22012-12-07 勝利2–0コーベンページTKO2(6)、2:24
12012-11-03 勝利1–0エンジェルプラドTKO2(6)、2:59プロデビュー
80%近いすごいKO率の高さ!まだまだ世界には強いボクサーがいるのね!

オスカル・バルデスのプロフィール

戦績と強さを一覧でお示しした通り、母国のボクシング大国メキシコで、また一人、新しく王者の列に連なることになったオスカル・バルデス選手。そのプロフィールを一覧にまとめました。

本名オスカル・ラファエル・バルデス・フィエロ
出身メキシコ
ソノラ州ノガレス
国籍メキシコ
誕生日・年齢1990年12月22日
身長166cm
リーチ168cm
アマ戦績36戦29勝7敗(0KO)
プロ戦績29戦29勝(23KO)
0敗
デビュー2012年11月3日
経験階級現スーパーフェザー級
フェザー級
バンタム級
利き手
タイプオーソドックス
KO率79%
その他アマの時に、
ロマチェンコに敗退している
参考リンクhttps://boxrec.com/en/amateurboxer/629933

バルデスの強さ

戦績で分かる通り、相当なハーパンチャーのオスカル・バルデス選手。166cmと小柄な体のどこにその強さがあるのでしょうか。

オーソドックスタイプのバルデス選手が得意とするパンチはボディとフック。とりわけボディブローはメキシカン特有の強烈さです。

またフックの使い方も巧み。前に出てワンツーを振り、間合いを詰めると左右フックを連打してくるファイターで、インサイドにうまく強いフックを放ち、相手がグラつくとロープに詰めて一気にストップに持ち込むのが必勝パターンになっています。

全然関係ないけど、バルデス「自宅でワニを飼っている」って噂は本当なのかな(笑)

↓2月のベルチェルト戦前までの、バルデスベスト5KO集

バルデスのP4P

バルデス王者の名が一挙に世界的に有名なったのが、今年2月のベルチェルト王者(当時)とのメキシカンタイトルマッチです。この試合、2度も王者からダウンを奪いリードしたバルデス選手は、10Rに王者の右フックをかわすと体を起こしながらカウンターの左フックを一閃。ラウンド残り1秒で王者を前のめりに失神させました。

この試合、米ESPNが今年上半期のベストKOに選んだほどよね!

↓衝撃のベストKO動画がこちら

この試合で一気にP4Pに名乗りを上げたオスカル・バルデス選手。最新のP4Pランキングをまとめました。

■ザ・リング

・スーパーフェザー級 … 2位

■ESPN

・スーパーフェザー級 … 1位

■WBN

・TOP50 … 20位

リング誌のSフェザー1位は、こないだ同時三階級王者になったデービス。確かに二人の頂上決戦見てみたい…

バルデスの負けた試合は?

そんな強さと無敗・超絶KO率の戦績を誇るオスカル・バルデス選手ですが、もちろんアマチュア時代には負けた試合もかなりあります。

メディアによればアマ戦績は204戦177勝27敗と、非常に豊富な経験を持っています。五輪は2度出場。わずか17歳で出場した08年北京五輪ではバンタム級で1回戦敗退。12年のロンドン五輪でもバンタム級で出場しましたが、準々決勝で敗れました。

また09年には、世界選手権にフェザー級で出場し、準決勝であのワシル・ロマチェンコ選手に負けています(大会では銅メダル獲得)。

バルデスは相当なアマエリートだけど、9月の挑戦者コンセイカオもリオ五輪の金メダリストなんだよね

バルデスの海外の反応・評価最新

みんなの反応

この動画の後にあったベルチェルトのKOが、今や彼のベストなわけだけど(笑)

ネットの感想

素晴らしいタイミングのカウンター。ホント好きなボクサーの一人だね

みんなの反応

昔はまだまだ発展途上だなと思っていたが、すっかり印象が変わった!バルデスは今では科学的ビーストだ!

ネットの感想

彼が相手のパンチにどのように足を踏み入れ、バランスを保つかを見てほしい。本当によく訓練されたファイターだ

みんなの反応

バルデスがタンク(=デービス)と戦うのを見たい。壮絶な試合になるだろう。あとモンスター(=井上)は言うまでもないね

出典:YouTube

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • 9月にWBC・Sフェザー級タイトル戦「王者バルデスvsコンセイカオ」
  • オスカル・バルデスは2月に王者になったメキシコの2階級制覇者
  • 無敗で80%の高KO率誇る強烈パンチャー。アマ時代にはロマに敗戦も

現在のスーパーフェザー級戦線を概観すると、各団体王者はWBCのバルデス選手のほか、WBAスーパーがガーボンタ・デービス(米)、WBAレギュラーがグティエレス(ベネズエラ)、WBA暫定王者コルバート、WBO王者がジャメル・ヘリング(いずれも米)の各実力派ボクサーがズラリ。

そして空位のIBFでは、8月20日、中東ドバイで同級3位の尾川堅一vs同級1位ラヒモフ(タジキスタン)の王座決定戦が予定されています。

果たしてバルデス王者はじめ、統一戦の展開が今後どうなるのか、Sフェザー級も当面注目の階級となりそうです。

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