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ボクシング

清水聡の戦績と強さ!現在の実力は?なぜ世界戦に7年かかったのか?

プロボクシングOPBF東洋太平洋フェザー級王者で、ロンドン五輪銅メダリストの清水聡選手が、7月25日に東京・有明アリーナで、WBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス選手(キューバ)に挑戦します。

37歳で初めての世界戦という「ボクサー清水」一世一代の大勝負。今回は清水聡選手の戦績や強さをあらためてご紹介し、なぜ世界戦がここまで遅くなったのかを探りました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

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清水聡の戦績

同級生の村田諒太さんとともに、日本アマボクシング界悲願の大快挙「ダブル五輪メダル」をつかんだ国民的ヒーロー清水聡選手。ボクシングファンには有名な実力派のベテランボクサーなのに、プロではようやくこれが初の世界挑戦とは意外です。

しかも相手は同じオリンピアンで五輪金連覇のロベイシ・ラミレス選手。この〝大物〟がわざわざ防衛戦のために来日し、清水選手のホームで戦うという、日本のファンには垂涎のビッグマッチです。

では清水選手の戦績や強さ、動画などを以下に振り返っていきましょう。

この試合はスーパーバンタム二団体王座統一戦「井上尚弥vsフルトン」とダブルメインですね!うーん豪華ww

プロフィール

清水聡選手のプロフィールは以下の通りです。

項目 情報
本名 清水聡(しみず・さとし)
通称 ダイヤモンドレフト
階級 フェザー級
身長 179cm
リーチ 181cm
誕生日・年齢 1986年3月13日(37歳)
出身地 岡山県総社市
スタイル 左ボクサー
アマ戦績 170戦150勝(70KO・RSC)20敗
プロ戦績 12戦11勝(10KO)1敗
デビュー 2016年
参考リンク https://twitter.com/satoshikokoro

戦績

清水聡選手のプロ戦績は11勝(10KO)1敗です。一覧は以下の通り。

日付 勝敗 ラウンド・時間 対戦相手 国籍 内容
1 2016年9月4日 5R 2:13 KO 李仁圭 韓国 プロデビュー戦
2 2016年12月30日 3R 1:09 KO カルロ・デメシーリョ フィリピン
3 2017年5月21日 1R 1:49 TKO 山本拓哉 日本
4 2017年10月2日 5R 1:54 TKO 魯紗明 韓国 OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ
5 2017年12月30日 7R 2:08 TKO エドワード・マシント フィリピン OPBF防衛1
6 2018年3月26日 8R 1:06 權京民 韓国 OPBF防衛2
7 2018年8月17日 4R 2:43 河村真吾 日本 OPBF防衛3
8 2018年12月3日 3R 1:26 上原拓哉 日本 OPBF防衛4
9 2019年7月12日 6R 2:18 ジョー・ノイナイ フィリピン WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級タイトルマッチ
10 2020年7月16日 7R 2:10 殿本恭平 日本 OPBF防衛5
11 2021年5月21日 12R 判定3ー0 森武蔵 日本 OPBF・WBOアジアパシフィックフェザー級王座統一戦
OPBF防衛6・WBOアジアパシフィック王座獲得
12 2022年12月13日 2R 終了 TKO ランディ・クリス・レオン フィリピン

清水聡の強さ【動画あり】

戦績をご紹介したとおり、サウスポーで非常に長身・長リーチの清水聡選手は、プロ12試合のうち敗れた1試合を除いて約9割KO勝ちというパワーが強さの特徴です。

細身ではありますが、しっかりした体幹で相手を押し込み、接近すると180cmを超えるリーチを生かし相手が届かない遠い距離から強烈なストレートやフックを見舞います。

アマでの豊富な戦績と経験でリングIQも高く「相手の弱点を見抜くことで五輪でも勝ってきた」と分析力には自信を見せています。

今回の相手はアマの世界大会では無双だった、極めてスピードと技術に優れた試合巧者ラミレス王者。この「キャリア最強」の相手に対し、今回、ロンドン五輪でラミレス戦経験がある須佐勝明氏と、同五輪ウェルター級代表だった鈴木康弘氏を特別コーチに招請。まさに「五輪シフト」のサポートチームで対策に余念がありません。

ラミレスの弱点はパワーレスと防御がガード中心なこと。清水陣営としては、接近戦で強打をねじ込めばKOチャンスあり、という作戦だね

では清水聡選手の動画をいくつかご紹介しましょう。プロ戦公式動画が1試合、スパーとアマ時代の試合が1試合です。

↓昨年末のレオン戦

↓富岡樹選手とのスパー

↓2012年、アマ時代の国際大会(画質悪い点はご了承ください)

なぜ世界戦に7年かかったか?

ロンドンで日本男子44年ぶりの銅メダルを獲得。同五輪金メダルの村田選手の後を追ってプロになった、輝かしい戦績と強さの清水聡選手。村田選手のようにプロ入り後1~2年で世界戦を迎えるのが定石と思われますが、清水選手の場合なぜこれほど遅くなったのでしょうか。

元々清水選手はリオ五輪まで目指していたため、ようや30歳でプロ転向。最初は順調でした。プロデビューから連勝街道を続け、わずか4戦目で東洋太平洋王者に。19年に当時WBO世界Sフェザー級王者伊藤雅雪氏との世界戦が内定したところまでは良かったのですが、その伊藤氏が直前に王座を失い世界戦が消滅

さらに同年のWBOアジアパシフィックSフェザー級タイトル戦でノイナイ王者にまさかの6回TKO負け。しかも眼窩底骨折の重傷を負い1年も戦列を離れるという、バッドラック続きになってしまいました。

再起後も「世界戦が決まりかけてはなくなる繰り返し」(陣営)。コロナ禍もあってブランクが長くなり焦燥は募るばかりでしたが、そんな中でも清水選手は日々厳しい練習を絶やさず、ベテランらしい冷静さで淡々と「吉報」を待っていたそうです。

そしてプロ7年目の今年、遂に五輪以来の「世界の夢」が再来へ。7月の清水選手悲願の大一番、ぜひ注目しましょう。

プロの世界戦はビジネスが絡むから巡り合わせや運も大きな要素よね。とにかく決まって良かった!

清水聡最新の評価まとめ

清水選手なんとしても勝ってほしい。やや変則的なフォームから硬いパンチでバタバタと相手を倒すスタイルはとても魅力的です
年齢を考えるとラストチャンスになる可能性がある。最強のサポートを得て悔いが残らない様サイズを活かしてタイトルを手に入れて!
乱打戦の展開になれば清水にも勝機があろうが、そうそうチャンピオンも付き合ってくれるとは思えない。清水応援するけど、やはり王者有利の予想は動かないか
もしラミレスじゃなく相手がドグボエだったらギネス級身長差対決だったかも!ドグボエ157cm、清水180cm、これで同じ体重って凄げーw

出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/b429990c23f31d7646647dfca2d673a7b4bc10fe/comments

まとめ

要約しますと

  • ロンドン五輪銅、村田同級生のベテラン東洋王者清水聡が37歳にしてついに初の世界戦へ
  • 相手は五輪連覇の強豪、WBOフェザー級王者ロベイシ・ラミレス。五輪メダリスト対決
  • 清水は12戦10KOの長身ハードパンチャー。体格生かし接近戦KO狙う。勝てば最年長王者

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