まもなくに近づいてきた、プロボクシングのビッグマッチ「世界Sバンタム級2団体統一戦・井上尚弥vsフルトン」。日本が誇る「イノウエ」といえばほとんどのファンがこの〝モンスター〟尚弥選手を思い浮かべるでしょうが、別のボクサーイノウエもしっかり世界で存在感を示しています。井上岳志選手です。
日本人としてはレアな中重量級で頑張る井上岳志選手の戦績や強さとは?一覧表と動画をご紹介しながら、その世界での奮闘ぶりをシェアしましょう。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
◆全米オープンテニス2024 開 催 中 ‼ |
新クイーンカジノなら スポーツベットはもちろん、ライブカジノや、 パチンコ実機・パチスロ実機も楽しめる。 \場所や時間を選ばず楽しめる/ パチンコ一覧:CR牙狼FINAL・CR真・花の慶次・CRキャプテン翼・CRルパン三世・CR真・北斗の拳 ※(新)クイーンカジノの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジ"さんの(新)クイーンカジノの登録方法 や 入金不要ボーナスの貰い方 やパチンコ機種一覧、とパチスロ機種一覧を参考にして下さいね。 |
井上岳志の戦績
5月、挑戦相手の地元フィリピンに遠征して、自身が持つWBOアジア太平洋スーパーウエルター級タイトルを防衛した井上岳志選手。ややヒヤっとする場面もある苦しい展開ながら、何とかドローでベルトを守りました。
世界的に非常に選手層がぶ厚いSウェルター級で上位を、ひいては世界王座を目指そうと、ひたすら海外での戦いに邁進する井上岳志選手の戦績や強さに迫っていきましょう。
プロフィール
井上岳志選手のプロフィールは以下の通りです。
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | 井上岳志(いのうえ・たけし) |
出身 | 東京都 |
誕生日・年齢 | 1989年12月1日(33歳) |
身長 | 173cm |
リーチ | 173cm |
アマ戦績 | 39勝(21KO)16敗 |
プロ戦績 | 19勝(11KO)2敗2分け |
デビュー | 2014年 |
経験階級 | スーパーウェルター級 |
タイプ | オーソドックス |
KO率 | 47.83% |
主要タイトル | 2007年度国体少年の部ウェルター級優勝(アマ)、第37代日本スーパーウェルター級王座(防衛1=返上)、OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座(返上)、WBOアジア太平洋スーパーウェルター級王座(3期目) |
戦績
井上岳志選手の戦績は19勝(11KO)2敗2分けです。一覧は以下の通り。
戦 | 日付 | 勝敗 | ラウンド・時間 | 結果 | 対戦相手 | 国籍 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2014年8月2日 | △ | 6R | 判定0-1 | 永田大士(三迫) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2014年11月14日 | ☆ | 3R 1:18 | KO | サームソン・ソーメーター | タイ | |
3 | 2015年2月19日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | 小口幸太(宮田) | 日本 | |
4 | 2015年4月16日 | ☆ | 2R 0:42 | KO | クイブリー・シットニワット | タイ | |
5 | 2015年7月30日 | ☆ | 8R | 判定2-1 | 成田永生(八王子中屋) | 日本 | |
7 | 2016年4月22日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | エルフェロス・ベガ (MSG平石) | コロンビア | |
8 | 2016年9月4日 | ☆ | 3R 0:34 | TKO | ファーサンハン・オーベンジャマッド | タイ | |
9 | 2016年11月11日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | 李贊浩 | 韓国 | |
10 | 2017年1月14日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 渡部あきのり(角海老宝石) | 日本 | |
11 | 2017年4月25日 | ☆ | 7R 1:10 | TKO | 斉藤幸伸丸(輪島功一スポーツ) | 日本 | 日本スーパーウェルター級王座決定戦 |
12 | 2017年8月10日 | ☆ | 8R 1:52 | TKO | 長濱陸(白井・具志堅) | 日本 | 日本王座防衛1 |
13 | 2017年11月10日 | ☆ | 8R 2:51 | KO | ラーチャシー・シットサイトーン | タイ | OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチ WBOアジアパシフィックスーパーウェルター級王座決定戦 |
14 | 2018年4月26日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | 野中悠樹(井岡) | 日本 | IBFスーパーウェルター級2位決定戦 |
15 | 2019年1月26日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ハイメ・ムンギア | メキシコ | WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ |
16 | 2019年8月3日 | ☆ | 2R 2:24 | KO | パトムサック・パトンパトン | タイ | WBOアジアパシフィックスーパーウェルター級王座決定戦 |
17 | 2019年10月19日 | ☆ | 1R 1:39 | TKO | アニルット・ネルンディ | タイ | |
18 | 2020年1月18日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | 蘇程 | 中国 | WBOアジアパシフィック王座防衛1 |
19 | 2020年11月7日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ワチュク・ナァツ(マーベラス) | 日本 | |
20 | 2021年11月17日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ティム・チュー | オーストラリア | WBOアジアパシフィック・WBOグローバルスーパーウェルター級王座統一戦 |
21 | 2022年6月4日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ワチュク・ナァツ(マーベラス) | 日本 | |
22 | 2022年11月5日 | ☆ | 6R 2:31 | TKO | 丸木凌介(天熊丸木) | 日本 | OPBF・WBOアジアパシフィックスーパーウェルター級王座決定戦 |
23 | 2023年5月13日 | △ | 12R | 判定1-1 | ウェルジョン・ミンドロ | フィリピン | WBOアジアパシフィック王座防衛1 |
井上岳志の強さ
戦績でご紹介したとおり、井上岳志選手は日本人では数少ないスーパーウェルター級の強豪です。駿台学園高時代は国体優勝を果たし、法政大ではボクシング部主将を務めてプロへ。日本・東洋・アジアと3つの地域タイトルをすべて獲得しアジアではNo1の強さを誇ります。
ただウェルター~ミドル周辺は海外、とりわけ欧米の選手層が非常に厚く全階級の中でも最も世界王座が「遠い」ともいわれるウエイトです。
「オンリー日本人」奮闘も厚い世界の壁…
井上選手もこれまで何度かその固い岩盤にはね返されてきました。ハイライトは初の世界挑戦となった、19年のWBO世界スーパーウェルター級王者ハイメ・ムンギア選手との1戦でしょう。
本場・米国に乗り込んでこの無敗のメキシカン王者に堂々と挑み、得意の接近戦で押し込む善戦を見せましたが惜しくも判定負け。
また21年にはまたも敵地シドニーに遠征して、この階級の世界4団体統一王者チャーロ弟を今や脅かす存在に成長した現WBO世界暫定王者ティム・チュー選手と対戦。
この時はWBOグローバル・WBOアジア太平洋の2冠がかかる統一戦でしたが、残念ながら判定で敗れアジア王座を失う結果となりました。
井上選手はこの階級では小柄ながら、突進して強いショートを振り回すパワフルなスタイル。日本、中国などの「格下」相手には見事なKO勝ちが多いだけに、フィジカルに秀でる欧米勢相手に勝ちきれるかが、今後のステップアップの鍵となりそうです。
最後に過去の試合動画をいくつかご紹介しましょう。
↓vsティム・チュー(ショート動画)
↓5月のvsミンドロ
井上岳志の評価・反応まとめ
引用:https://twitter.com/seiha_wilder/status/1669880091579666434
引用:https://twitter.com/zeeko3/status/1670297498316046336
引用:https://twitter.com/MeijinSyamisen/status/1666785423358664707
まとめ
要約しますと
- 日本人では数少ない中重量Sウェルター級で日本・東洋・アジア三冠王者井上岳志
- アマ時代は高校で国体優勝、法大で主将。プロ入り後も活躍し戦績19勝(11KO)2敗
- 現王者ムンギア、チューに善戦も厚い世界の壁。臆せず敵地に乗り込み頂点目指す
関連