このほど東京で行われたプロボクシング日本スーパーバンタム級王座決定戦で、同級2位の下町俊貴選手が同級5位・大湾硫斗選手を判定で下し新王者になりました。
実力者ひしめくSバンタム期待の若手、下町俊貴選手の戦績や強さとは?その一覧表とともに、動画も交えてファイトスタイルに迫ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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下町俊貴の戦績
実質18歳からというかなり遅咲きボクシング歴ながら、デビュー8年で日本王座にたどり着いた「天才肌」の下町俊貴選手。日本のバンタム周辺では若手実力者の一人ですが、その戦績や強さを順次見ていきましょう。
プロフィール
下町俊貴選手のプロフィールは以下の通りです。
項目 | 情報 |
---|---|
本名 | 下町俊貴(しもまち・としき) |
出身 | 大阪府 |
誕生日・年齢 | 1996年11月4日(26歳) |
身長 | 179cm |
リーチ | 174cm |
アマ戦績 | なし |
プロ戦績 | 17勝(11KO)1敗2分け |
デビュー | 2015年 |
経験階級 | スーパーバンタム級 |
タイプ | サウスポー |
KO率 | 55% |
入場曲 | 不明 |
戦績
下町俊貴選手の戦績は17勝(11KO)1敗2分けです。一覧は以下の通り。
戦 | 日付 | 勝敗 | ラウンド・時間 | 対戦相手 | 国籍 | 内容 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2015年12月5日 | ☆ | 3R 1:09 | 宗雷聞(姫路木下) | 日本 | プロデビュー戦 |
2 | 2016年4月3日 | ☆ | 4R 判定3-0 | 伊東 伸喜(神拳阪神) | 日本 | 2016年度西日本スーパーバンタム級新人王予選 |
3 | 2016年7月18日 | ★ | 4R 判定1-2 | 平沼勇介(フュチュール) | 日本 | 2016年度西日本スーパーバンタム級新人王予選 |
4 | 2016年12月11日 | △ | 4R 判定0-1 | 原優奈(六島) | 日本 | |
5 | 2017年4月2日 | ☆ | 1R 1:56 TKO | 馬場一輝(明石) | 日本 | 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王予選 |
6 | 2017年7月29日 | ☆ | 4R 判定3-0 | 山田知輝(JM加古川) | 日本 | 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王予選 |
7 | 2017年9月17日 | ☆ | 4R 2:25 KO | 濱口稜生 (エディタウンゼント) | 日本 | 2017年度西日本スーパーバンタム級新人王決勝戦 |
8 | 2017年11月12日 | ☆ | 5R 判定2-0 | 干場悟(タイガーウイング) | 日本 | 2017年度スーパーバンタム級新人王戦西軍代表決定戦 |
9 | 2017年12月23日 | ☆ | 4R 0:51 TKO | 飯見嵐(ワタナベ) | 日本 | 2017年度全日本スーパーバンタム級新人王決勝戦 |
10 | 2018年4月1日 | ☆ | 2R 2:59 TKO | 遠藤清平(RK蒲田) | 日本 | |
11 | 2018年8月11日 | ☆ | 6R 判定3-0 | レナン・ポルテス | フィリピン | |
12 | 2018年12月9日 | △ | 8R 判定0-0 | 渡部大介(ワタナベ) | 日本 | |
13 | 2019年8月4日 | ☆ | 7R 1:03 TKO | 野村健太(仲里) | 日本 | 日本スーパーバンタム級ユース王座決定戦 |
14 | 2019年12月8日 | ☆ | 1R 3:08 KO | ジュフリー・カカフレ | インドネシア | |
15 | 2020年8月9日 | ☆ | 5R 1:59 TKO | 英洸貴(カシミ) | 日本 | 日本ユース王座防衛1 |
16 | 2021年4月11日 | ☆ | 3R 2:35 TKO | サンダー照屋(平仲BS) | 日本 | |
17 | 2022年4月3日 | ☆ | 8R 0:50 TKO | ジェリー・カストロ・ヴェルデ | フィリピン | |
18 | 2022年8月7日 | ☆ | 7R 1:38 TKO | 水野拓哉(松田) | 日本 | |
19 | 2022年12月11日 | ☆ | 10R 判定3-0 | ジョー・サンティシマ | フィリピン | |
20 | 2023年6月29日 | ☆ | 10R 判定3-0 | 大湾硫斗(志成) | 日本 | 日本スーパーバンタム級王座決定戦 |
下町俊貴の強さ【動画あり】
戦績をご紹介した通り、下町俊貴選手はKO率が高いパワフルなサウスポー。このウエイトでは圧倒的な長身、長リーチの恵まれたフィジカルが武器です。
大湾戦で見せたように、遠い距離からジャブを放ちながら、ダッキングなどで巧みに被弾も抑える冷静な試合運び。攻めに転じると集中力を高め、的確にパンチを当てるクレバーさで勝ち星を重ねています。
次戦は、Sバンタム若手有望株の一人である同級1位・石井渡士也選手が挑戦者に指名される見通しです。実は下町選手と石井選手は、今年4月に日本タイトル決定戦が予定されていたものの、石井選手のケガで延期に。代替として今回大湾戦が組まれた経緯があるためです。
下町選手にとって次の石井戦は、これから東洋、世界へと駒を進めるためにも非常に大事な初防衛戦となりそうです。
最後に下町選手の試合動画をいくつかご紹介しましょう。
↓19年のvsカカフレ
↓22年のvs水野拓哉(個人撮影)
↓「下町vs大湾」煽りV
下町俊貴の評価まとめ
引用:https://twitter.com/awachaaan0327/status/1674986829806997504
引用:https://twitter.com/Info_Frentopia/status/1674701033581461505
引用:https://twitter.com/masayaito_box/status/1674619993345122304
引用:https://twitter.com/Cuu4pk43HIudTno/status/1674672344076533760
まとめ
要約しますと
- 下町俊貴が判定で大湾下しスーパーバンタムの新日本王者に。180cm近い長身サウスポー
- ボクシングは実質デビューと同時開始の異色経歴。戦績17勝で11KOの高いKO率とパワー
- 正確性と防御の堅さも持ち味。常に弱気の「ボヤき節」。次戦は1位石井の指名挑戦濃厚
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