オリンピック2024の注目競技・バレーボール！最初は「超ゆる系娯楽」だった！？ルールや見どころをご紹介！

2024年といえば「4年に1度」のオリンピックイヤー。「え？こないだの東京から3年しかたってないのに」と思われるでしょうが、間違いなくオリンピック2024開催の年です。

オリンピック2024で実施される注目競技をご紹介するシリーズ第15回は日本でも昔からとても根強い人気のバレーボールです。あらためて特徴や見どころなどをシェアしましょう。（出典：Wikipedia、オリンピック2024（パリ五輪）公式、スポーツメディアなど）

オリンピック2024注目のバレーボール

オリンピック2024は正式名称「第33回オリンピック競技大会」。参加国・地域数207、参加人数約1万人、競技種目は32競技329種目という非常に大きな大会です。

日本からも400人規模の大選手団の参加が予想されていますが、その中核を担うことが期待されるのが、男女のバレーボール代表チームですね。果たしてメダル獲得なるのか。ではルールや特徴などを以下に見ていきましょう。

日本語や漢字圏では「排球」。ちなみにサッカーは「蹴球」、テニスは「庭球」だね

概要

バレーボールは、比較的最近、他のスポーツを参考に創設された新しい競技です。発祥は米国。マサチューセッツ州のYMCAで体育部長をしていたウィリアム・G・モーガンが考案したといわれます。

身体接触がなく安全で子供、女性、高齢者も気軽に楽しめる室内スポーツをつくろうと、モーガンや大学の学生、マサチューセッツのYMCAマネジャーらが、テニスやハンドボールなどを参考に「Mintonette（ミントネット）」という新しいレクリエーションを1895年に発明。

その後、ボールをボレーで打ち返す（床につけない）という特徴からこの競技は「バレー（ボレー）ボール」呼ばれるようになりました。1900年代前半に最初のルールブックが作成され、1947年に国際バレーボール連盟（FIVB）が発足しました。

五輪では1924年パリ大会で公開競技として初実施。1964年東京大会で男女ともに正式なメダル競技となって以降は、これまでずっと採用されています。

いろんな五輪競技の中でも、バレーボールはその誕生の経緯がはっきりした珍しいスポーツ。北米から南米、アジアなど世界に広がって今のように普及したのね

ルールと特徴

バレーボールの基本ルールはシンプルです。選手はコートの真ん中にある身長よりかなり高いネットをはさんで対峙。柔らかめのハンドボール大の球を手や腕で打ち、ネットを超えて相手側のコートに着地させると得点できます。

自陣内でパスできるのは最大3回まで。その間にボールを床につけないでネットを超えて相手側に返さなければなりません。受け取った側も同じく3回以内に再び相手側にボールを返します。これを繰り返し、自陣内に落ちたりコート外に出してしまうと相手の得点になります。

2点差をつけて先に25点取ったチームがそのセットを獲得し、3セット先取で試合は勝利。第5セット目だけ15点先取になります。バレーの試合はテニスのようなセット先取制で、サッカーなどのように制限時間制ではないため、世界レベルでは2時間近い長丁場になることも。

ネットの高さは年齢や性別によって異なりますが、おおむね2～2.43m。試合中、ちょっとでも選手がネットに触れると反則です。五輪では1チーム6人で行われます。

創設当初「老若男女楽しめる緩い娯楽」がコンセプトだったバレーですが、五輪競技となって以降は急速に進化。今や世界のトップレベルでは、大型・高速・パワーと高度な戦術やテクニック満載のエキサイティングスポーツになっています。

ちなみに草創期の名前「ミントネット」のミントンって5人制のバドミントンが由来なんだって

オリンピック2024のレギュレーション

オリンピック2024のバレーボール競技の内容は以下の通りです。

・男女とも出場は12チーム。前回東京五輪では12チームが2グループに分かれて予選を戦ったが、パリでは3グループ（各4チーム）に分かれる。

・各グループの上位2チームと、各組で3位となったチームうち上位の2チームが決勝トーナメントに進む。その後は準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行われる。

・試合日程は7月26日〜8月11日。

64年東京五輪で「東洋の魔女」が大活躍して以降、日本でも大人気。アニメやドラマ、「ママさんバレー」など国民的に広がったよなぁ。ニッポン！チャチャチャw

ネットの反応まとめ

男女問わず強いな日本

知識不足で申し訳ありませんが、どうなってこれ程強くなったんですか?

こんな面白い競技、他にはアンマ無いですわなぁ～、もっと人気出て欲しいっス

出典：YouTube

まとめ