2024年といえば「4年に一度」のオリンピックイヤー。ただ21年に東京夏季五輪、22年に北京冬季五輪となんか毎年のようにやってる気もしますが、確かに7月にオリンピック2024が開催されます。
その注目競技をご紹介するシリーズ、今回の第8回は、格闘技級の激しさで知られる「プールで行う唯一の球技」水球です。そのルールや見どころをご紹介していきましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、各スポーツメディアなど)
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オリンピック2024注目の水球とは?
陸上の競技に増して、水上・水中のスポーツは水の負荷をはねかえす必要があり、一層体力的にハードです。ルール的には陸上の「ハンドボール」に似ている水球もそれは同じ。
鍛え上げたアスリート集団が水面下で激しく攻防を繰り広げ、シャチのようにジャンプ一閃豪快なシュートを放つシーンが印象的な、水球のイロハを見ていきましょう。
概要
数ある五輪競技の中でも激しさではトップクラスといわれる水球。それは競技のルーツも理由のようです。19世紀半ばの英国で、水泳クラブの見世物として選手が川や湖で「樽レース」やラグビーをしたのが発祥といわれ、当初はボールを特定地点まで運ぶことを競うゲームだったため、選手同士の喧嘩や怪我が日常茶飯事の荒々しさだったそうです。
19世紀末になって、欧米で暴力性を改めたルールが整備されスポーツとして確立。オリンピックでは1900年パリ大会から男子競技が採用された歴史ある種目です。
ルールと特徴
水球の1チームはゴールキーパー1人を含む7人。通常、水深3m、男子は30,6m×20m、女子は25,6m×20mのプールを使用します。
選手たちは、試合中一度も水底に足をつけずにプレー。4ピリオド(1ピリオドは8分間)の試合時間内に相手ゴールにより多く球を入れたチームが勝利します。球を保持したチームは30秒以内にシュートしなければ攻撃権が相手に移行するルールです。
水の抵抗があるだけに筋力・持久力のほか、チームの戦略や素早い連携戦術も必要な水球。ルール上、ボールを持っている選手に対しては掴んだり蹴るといったフルコンタクトが許されているため、「水中の格闘技」の別名があります。
ゴールキーパー以外、球は片手でしか扱えませんが、ゴール前の華麗なパスワークで相手防御を崩し水上高く放たれるシュートは、男子では時速70kmを超えるスピードがあります。
激しさゆえにファウルが多いのも特徴。反則は軽めのオーディナリーファウルと重いパーソナルファウルの2種類あり、それぞれにペナルティが科されます。特に「ボールを持ってない選手への危険行為や暴力・侮辱行為」などのパーソナルファウルを犯した選手は、一定時間ないし試合途中で退場処分になってしまうため、反則の有無は勝敗の流れにも重要な鍵を握ります。
オリンピック2024のレギュレーション
オリンピック2024の水球競技の内容は以下の通りとなっています。
・東京五輪同様、女子10チーム、男子12チーム。
・男子は6チームずつの2グループごとに総当たり戦で予選。各グループ上位4チームがノックアウト方式の決勝ラウンドに進出。
・女子は5チームずつ2グループで総当たりの予選。全試合終了した時点で各グループの最下位が敗退、残った8チームがノックアウト方式による決勝ラウンドに進む。
ネットの反応まとめ
出典:Youtube
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- オリンピック2024で注目競技の一つ・水球。激しさとスピードの「水中格闘技」
- 元々英国の水中ラグビーなどが発祥。暴力性排除し1900年で採用
- 豪快シュートや反則の多さも特徴。重い反則では退場処分も。勝敗の鍵に
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