6月7日、ボクシングの世界的ビッグマッチ、世界バンタム級3団体統一戦「WBAスーパー・IBF王者井上尚弥vsWBC王者ノニト・ドネア」がさいたま市で行われます。
19年の初戦に続く二度目の顔合わせ。日本が誇る〝モンスター〟井上選手にとって、ドネア王者はキャリアで最も苦戦した「最強のライバル」でもあります。
では逆にそんなドネア選手の弱点って何?ドネア選手がこれまでに負けた相手の試合内容から、「ドネアの弱み」を探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

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ドネアの負けた相手一覧
22戦無敗、うち19KO勝利という圧倒的な戦績で四階級を制覇し勝ち続ける井上尚弥選手。アマ・プロ通じて一度もダウンを喫したことがないというまさに「PFPトップ級」の強さですが、キャリアの中で唯一「必殺左フックを浴びて眼底骨折」「一時ダウンしかかる」と大苦戦した相手が、次戦のドネア王者です。
日本のファンとしては「今度こそ尚弥のKO勝ちだ」と願いつつも、一抹の不安も消えないのがドネア王者の強さ。では逆に「ドネアの弱点」とはどこなのか。過去に負けた相手の試合内容を振り返って考えてみました。
01年3月・ロセンド・サンチェス
ドネア選手の戦績は42勝(28KO)6敗。5階級を制覇する華々しいプロキャリアのはじまりは、2001年でした。同年2月、フライ級でのデビュー戦は見事1RKO勝ちでしたが、3月の2戦目サンチェス戦でいきなり初黒星を喫します。
これは相手の主戦場が2階級上のバンタム級で体のサイズが大きかったことや、ドネア選手が試合でいきなり右拳を骨折してしまったことも要因で、5Rフルに戦い切ったものの3-0でまさかの判定完敗でした。
13年4月・ギレルモ・リゴンドウ
その後は順調に連勝を続け、何と12年間も負けなしの強さを誇ったドネア選手。2敗目の相手はスーパーバンタム級で対戦したキューバの強豪リゴンドウ選手でした。

この試合はWBA王者のリゴンドウ選手とWBO王者のドネア選手による王座統一戦。リゴンドウ王者は序盤からアウトで切れ味鋭い左ストレートを飛ばし、ドネア王者は思うように動けずポイントを失い、試合後半には目も負傷。結果判定負けを喫し王座から陥落しました。
14年10月・ニコラス・ウォータース
その後さらに5階級目のフェザー級に階級を上げたドネア選手。見事5階級制覇を成し遂げますが、WBAスーパー王者として臨んだフェザー3戦目で不覚をとります。
WBA正規王者ウォータース選手との団体内統一戦で、3回と6回にダウンを奪われ6回KO負け。プロ初のKO敗戦で王座も失う惨敗でした。
16年11月・ヘスス・マグダレノ
敗戦の反省から再びSバンタム級に戻ったドネア選手は、輝きを取り戻しすぐさまWBOの同級王座に返り咲きますが、16年の2度目の防衛戦が鬼門。
マグダレノ選手の挑戦を受け、試合はプレッシャーをかけるドネア王者とかき回し戦術の挑戦者の接戦となり、難しい判定試合になりましたが、ジャッジはUDで挑戦者に軍配を上げました。
18年4月・カール・フランプトン
ドネア選手は再起をかけ再びフェザー級へ。元2階級制覇王者の強豪フランプトン選手と対戦します。
試合はカウンターパンチャー同士の間合いの取り合いという玄人好みの展開に。やはり接戦でしたが、打ち終わりにワンツー、ジャブを合わせるフランプトン選手優位と判定され、またもUDで判定負けとなりました。

19年11月・井上尚弥
18年、世界最強トーナメントWBSSがバンタム級で開催されることになり、ドネア選手は7年ぶりにバンタム級へ復帰。順調に勝ち進み決勝でいよいよ井上尚弥選手と雌雄を決することになりました。
19年のこの試合は後に年間最優秀試合に選ばれるほどの〝激闘〟。2R、ドネア選手必殺「フィリピンの閃光」の左が顔面をとらえ井上選手は眼窩底骨折し、出血で片目の視力を失う大ピンチに。
9Rではドネア選手の右クロス直撃でダウン寸前。何とか持ち直した井上選手が逆に最強左ボディでダウンを奪い、最終的にはUD判定ながら、井上選手が辛うじてベルトを死守しました。

Nonito Donaire Optimistic To Defeat Naoya Inoue In June 7 Rematchhttps://t.co/G51KWSeIam pic.twitter.com/A6i3QoVQFg
— FIGHT SPORTS (@FIGHTSPORTS) May 2, 2022
ドネアの弱点とは?
こうしてみてみると、ドネア選手が負けた相手との計6試合は以下のような点が共通していたといえます。
・初戦のサンチェスを含め全員バンタム級以上が主戦場。
・負けた相手は殆どが現・元世界王者の強豪ばかり。
・接戦・激闘フルラウンドでの判定負けが多い。
つまり弱点としてはまず体重が挙げられます。身長170cmのドネア選手はバンタム級が適正階級と思われ、それより上の階級ではフィジカル面で押し込まれ、劣勢になりやすいということ。
さらにドネア選手は左フックを武器とする「カウンターパンチャー」のため、相手が前に出ないアウトボクサーだとうまくヒットできず、手数も少なく手詰まりになるということです。

39歳の年齢もハンディのはずですが、この点はドネア王者は明確に否定。トレーニング法の工夫もありむしろ「速さもパワーも20代より増している」と自信たっぷり。お互いが入念に戦略を練っているようで、「尚弥vsドネア2」は世界のボクシングファンを唸らせる名試合が期待されます。
— Nonito Donaire - filipinoflash.eth (@filipinoflash) November 8, 2019
ドネアの最新世界の評価




出典:https://www.youtube.com/watch?v=KxDv-jzvGbs
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 6・7「井上尚弥vsドネア2」迫る。尚弥最強のライバルに弱点はあるのか
- ドネアは過去6度敗北。殆どが「バンタム以上」「左を無力化」「接戦」
- ドネアの階級はバンタムが最適か。カウンター打たせない距離感重要に
\ 6/7(火) 18:30放送開始!メインは21時前後か /
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