2024年といえば「4年に1度」のオリンピックイヤー。「え?こないだの東京から3年しかたってないのに」と思われるでしょうが、間違いなくオリンピック2024開催の年です。
パリ五輪で実施される注目競技をご紹介するこのシリーズ、第23回はウエイトリフティング、いわゆる「重量挙げ」です。そのルールや見どころなどをシェアしましょう。(出典:Wikipedia、オリンピック2024(パリ五輪)公式、スポーツメディアなど)
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オリンピック2024注目のウエイトリフティング
オリンピック2024は正式名称「第33回オリンピック競技大会」。参加国・地域数207、参加人数約1万人、競技種目は32競技329種目という非常に大きな大会です。日本からも400人規模の大選手団の参加が予想されています。
その中で、五輪では毎回日本メダルが期待されているウエイトリフティングをご紹介しましょう。
概要
ウエイトリフティングの原型は、重い石などを持ち上げる力比べ。古代エジプトやギリシャなど世界の多くの地域で行われてきました。
国際的スポーツとして発展したのは19世紀。オリンピックでの歴史も古く、第1回1896年アテネ大会から実施された数少ない種目の一つです。
ただ初期五輪では現在と異なる基準で実施され、今はない片手のみで持ち上げる種目があったり、体重別の階級はありませんでした。1920年アントワープ五輪から体重別階級が設定され、1976年モントリオール大会から現在のスナッチとクリーン&ジャークの2種目に。2000年シドニー大会からは女子も開始されました。
ルールと特徴
ウエイトリフティングの構成はスナッチとクリーン&ジャークの2つです。スナッチではバーベルを下から一回の動作で一気に頭上まで持ち上げます。
クリーン&ジャークでは、バーベルをまず胸まで持ち上げ(クリーン)、その後一旦停止してから腕と脚を伸ばして頭上まで持ち上げ(ジャーク)、肘を伸ばした状態でブザーが鳴るまでその姿勢を保持します。
選手はこれらを3回ずつ試行。スナッチとクリーン&ジャークの結果を合計し、その総重量が最も大きい選手が優勝です。
基本ルールはこれだけですが、やり方には細かい規則が。例えば、①選手は名前が呼ばれてから1分以内に試技を行う、②バーベルを持ち上げる時に両足の足裏以外触れてはならない(お尻が地面に触れたら失敗)、③バーベルを持ち上げる間には肘はまっすぐ、左右の腕は均衡させる、④バーベルを挙げた際に足がプレートを外れると失敗、⑤ブザーより前にバーベルを降ろすと失敗、などです。
前半のスナッチで3回とも失敗した場合は失格となり、クリーン&ジャークに進むことができません。
このように、肉体的には当然のこと、緊張感に勝って精神統一し、一気に全パワーを集中させるメンタル力も極めて重要な過酷な競技でもあります。
オリンピック2024のレギュレーション
オリンピック2024のウエイトリフティング種目の内容は以下の通りです。
・出場枠は東京五輪よりも70人以上少ない120名。各階級最大12名。
・男子の体重別階級は、61kg、73kg、89kg、102kg、102kg超級。
・女子は49kg、59kg、71kg、81kg、81kg超級。
・会場はサウスパリアリーナ6(パリ・エキスポ)で、開催期間は8月7日〜11日。
ネットの反応まとめ
出典:X
まとめ
要約しますと
- オリンピック2024の注目競技ウエイトリフティング。古代から発祥、初期は片手挙げも
- 一気に挙げるスナッチといったん胸で止めるクリーン&ジャークの総合点でメダル競う
- パリでは過去の大会より大幅に出場枠が減少、すごく狭き門に。日本もメダルに期待
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