人気総合格闘技(MMA)イベント・RIZINの次大会、「RIZIN LANDMARK(ランドマーク) 4 in NAGOYA」が11月6日に開かれます。「超インテリ/エリート会社員ファイター」弥益ドミネーター選手対、〝RIZIN荒しの風雲児〟的存在・平本蓮選手のメインイベントなどが注目です。
さてこのRIZIN、大会名を見ると「RIZIN39」と数字が入ってたり、次回の「ランドマーク」など様々な種類があることに気づきます。これってそもそもどういう違いがあるのでしょう。「ランドマーク」「トリガー」「RIZIN○○(数字)」など、RIZINの大会の違いについて調べてみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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RIZINランドマークとは
11月6日の次回「RIZINランドマーク4」はその名のとおり、4回目の開催。第一回が始まったのは昨年10月。今年に入って2度行われただけどいう、まだ新しいカテゴリーの大会です。
2015年に創設のRIZINはこれまでたくさんの大会を実施してきましたが、コロナ禍の最中だった昨年から「ランドマーク」「トリガー」といった新機軸の大会名が登場しました。
一体これらにはどういう違いがあるのか、具体的に以下にそれぞれ見ていきましょう。
https://twitter.com/tatis_ATT/status/1585210379030130695
ナンバーとランドマークとトリガーの違い
MMAとキックボクシングを含め、今や日本のメジャープロ格闘技イベントの筆頭格といえるRIZIN。海外での認知度も徐々に高まっているようですが、その大会名の「数字」「ランドマーク」「トリガー」ってどういう違いがあるのでしょうか。
これについて、RIZIN創設者であり運営会社CEOを務める「日本格闘技界の仕掛け人」榊原信行氏自身が、これまで記者会見などでたくさん語っていますので、その中から説明をまとめてみました。
ナンバーシリーズ
「RIZIN○○」と番号順に行われるイベントは「ナンバーシリーズ」「ナンバー大会」とも称されます。榊原氏は「グランプリやタイトルを巡る戦いをナンバーシリーズと位置づける」としています。
つまりRIZINのメインとなる大きな興行がこのナンバーシリーズ。今年はコロナ禍が一山越えたこともあり3月の「34」に始まって、大晦日予定の「40」まで、計7大会となりました。
大晦日
堀口選手と決まりました。
勝つ
応援よろしくお願いします。#RIZIN40 pic.twitter.com/c8AyacrlFz— 扇久保博正 Hiromasa Ougikubo (@Hiromasa0401) October 26, 2022
トリガーシリーズ
コロナ禍2年目となった2021年。ようやくイベント規制がやや緩和されたものの、いまだ何万人という大規模大会は困難な中、RIZINでは新機軸の2大会を創設しました。その一つが「トリガー」。
これは『再生・回帰、発掘・育成、地域活性』をテーマに、ナンバー大会が行われない地方都市を巡回し少し小さい規模で行う大会。ナンバーシリーズと異なり、海外MMA風の六角形のケージ(金網)で試合するのも特徴でした。
昨年から今年にかけ計三回実施。榊原氏は当初全国各地で年5、6回行うとしていましたが、今年9月に状況が〝暗転〟。現職の市議会議員でもある共同主催会社の責任者が、詐欺事件で逮捕・起訴されたため、中止になりました。
結局、トリガーシリーズは「ランドマーク」に吸収統合する形で事実上の廃止になったとのことです。
ランドマークシリーズ
「ランドマーク」は当初「観客が少人数しかいないスタジオで試合し、それをライブ配信する」という、コロナ禍に特化した「ほぼPPVオンリー」の独特なスタイルで始まった大会です。
昨年から計三度行われ、今年後半にはイベント規制がほぼなくなったこともあり、こちらも大きく衣替え。次の「4」からは、前述の「トリガー」の特徴だったケージ試合を採用、大きな会場で観客入りで行われることになりました。
https://twitter.com/docomo/status/1585798506572283905
RIZINの今後は?
「ナンバーシリーズ」を核としつつ、「トリガー」を「ランドマーク」に統合発展させながら、今後も様々な格闘技イベントを見せていこうというRIZIN。
そして榊原氏によれば、今後はさらに壮大な構想を抱いているそうです。最近の会見発言を総合すると「将来のRIZIN」は以下のようなイメージだそうです。
・年末のベラトール対抗戦は日本。次はRIZINが米国に行き、ベラトールのケージで行いたい。あるいはホーム&アウエーで毎年交互開催するのも一案。
・世界陸上やサッカーW杯など他のメジャースポーツは定期的に「世界最強戦」を行っている。MMAもゆくゆくはそうした、世界中の団体のチャンピオンが集ってNo1を争う「格闘技ワールドカップ」的なものができれば。
・今回の両団体対抗戦は米メディアの反響もいい。「真の最強格闘家決定戦」というMMAの新しいムーブメントを、世界最大のUFCも巻き込んで実現する引き金にしたい。
格闘技自体は今、世界的に非常に人気あるコンテンツ。ビジネスモデルも世界と同様、日本でもかつての「地上波TV主流」から「コアファン向けネット配信」に変わりつつあります。そんな環境変革の中でRIZINがどう発展していくのか、2023年も注目されそうです。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 11・6、RIZINランドマーク4開催。そもそもランドマーク、トリガーの違いは?
- 両大会はコロナ禍対応で昨年開始も、トリガーは不祥事で中止。ランドに統合
- 中核大会はナンバーシリーズ。将来は「日米定期対抗戦」「格闘技W杯構想」も!
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