ボクシング 格闘技

フェイスオフの意味は?ボクシング等で何のためにあんなに至近距離になるのか?

注目の「メイウェザーvs朝倉未来」が行われる「超RIZIN」が25日に迫りました。アンダーカードでは、両者のフェイスオフで未来選手を突き飛ばしたボディガード、ジジー氏と皇治選手の「異色マッチ」も行われます。

ところでボクシングやMMAなどの格闘技といえば、〝ジジー事件〟で話題になった試合前の「フェイスオフ」がお約束。そもそもフェイスオフって何?元々の意味や「何であんな至近距離でにらみ合うの?」の謎に迫ってみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

特にコロナ禍の今はねぇ。あんまり近づき過ぎは「3密」だから、選手も実は嫌々だったりして?(唾飛ぶしw)

フェイスオフの意味は?

ボクシングやMMAなど格闘技の試合前、記者会見の場などで行われる選手同士の「フェイスオフ」。屈強なファイター同士が「キスするんじゃない?」くらいに近づいてにらみ合う独特な〝儀式〟ですが、そもそもこの言葉の意味とは?なぜ行われるのでしょうか。

ダチョウ俱楽部・故上島竜兵さんの「何だ何だコノヤロー!→キス」のギャグ思い出す…

↓静かな闘志漲る「カネロvsGGG3」フェイスオフ

元々の意味

フェイスオフは英語で書くと「face off」。これは動詞+副詞の「対決する、対峙する」、あるいは名詞で「睨み合い」といった意味の言葉です(出典:Weblio辞書)。

スポーツにおける「フェイスオフ」の発祥は、アイスホッケーやラクロスといった競技だといわれます。アイスホッケーでは試合開始時や反則後に再開する際、両軍選手がほとんど密着する位の距離で対峙。審判が二人の間にパックを落とすと、瞬時に奪い合いが始まりゲームスタートとなります。

このように、敵同士顔がくっつく位の「睨み合い状態」になることをフェイスオフと言います。「オフ」とは離れる意味合いもありますが、「フェイストゥフェイス」の状態から、いざ試合開始で顔が離れることからこう呼ばれるとも考えられます。

西部劇の決闘シーンで、二人が背中合わせになって歩き、次の瞬間振り返って銃を撃ち合うのもある意味「フェイスオフ」の原点かも

ボクシング等での意味

元々はアイスホッケーなどの試合開始の様子が由来といわれる「フェイスオフ」。アイスホッケーは氷上の格闘技とも称される激しいスポーツですが、本家本元の格闘技でも援用されています。

ボクシングなど二人が生身で戦う格闘技では、試合前に両選手が近づいてにらみ合うのが通例。現在は記者会見、事前計量の場などでパフォーマンスとして二人が対峙する「フェイスオフ」が行われています。

大相撲の「仕切り」も、ちょっと距離はあるけど、短い間に相手の気合いや仕草を見合って戦略を考えるいわば「日本風フェイスオフ」?

なぜ試合前にフェイスオフをするのか?

ではなぜボクシングなどの格闘技では、わざわざ試合前日などに対戦する二人が至近距離に立つ「フェイスオフ」をするのでしょうか。その意味を考えてみました。

人には心理的に許せる相手との距離「パーソナルスペース」があるとか。親密度合いによって0cm(密着)から3m以上まで様々。〝敵とほぼ密着〟ってのは中々メンタルきつイよね~

相手を威嚇して闘争心喚起

ボクシングなどで、いつごろからこの「フェイスオフ儀式」が始まったのかは定かではありませんが、格闘技は互いを生身の体で攻撃し合う、文字通り「命がけ」の場合もある非常に危険なスポーツ

リングではアドレナリンを噴出させないと目いっぱい戦えないハズで、「フェイスオフ」であえて相手に近づいて威嚇し強さをアピールしたり、自分を鼓舞して闘争心を高める狙いもあるのかもしれません。

あの「殿堂入り」具志堅さんでさえ、現役時代の試合前は「怖い、逃げたい」って毎回思ってたそうよ!

観客も盛り上げるパフォーマンス

格闘技の試合前パフォーマンスといえば、フェイスオフに加えて「トラッシュトーク」「煽り」も定番です。記者会見で相手を罵ったり馬鹿にして挑発するのがこの行為。

会見で互いに「トラッシュ合戦」を繰り広げた後、フェイスオフでも罵り合い最後は乱闘に発展するケースもしばしば見られます。

相手の心理面を揺さぶる作戦の意味もあるといわれますが、現在では対決ムードをわざと高めて、「あれだけ険悪な仲でどんな試合になるのかな?」と観客の期待を盛り上げる「お決まり演出」になっている面もあるようです。

古くはアリの罵詈雑言が有名。根っからアスリートの尚弥とか「トラッシュはNO。フェイスオフも苦手」と嫌悪してる選手もいるけどなぁ

過去のフェイスオフのトラブル

こうして意味を見てくると、フェイスオフ・トラッシュトーク・煽りをひっくるめて「格闘技の醍醐味」ともいえそうですが、では「トラブル」に発展して話題になった最近の主なフェイスオフの事例を最後にいくつかご紹介しましょう。

◆ボクシングエキシ「メイウェザーvs朝倉未来」(8月)

フェイスオフでメイウェザーボディガードのジジーが未来を突き飛ばして炎上。

◆ボクシング世界Sミドル級4団体王座統一戦「カネロvsプラント」(21年)

フェイスオフで激高した二人がまさかの乱闘騒ぎに。

◆キックボクシング大会「ザ・マッチ」(6月)

YA-MANと芦澤竜誠が会見でヒートアップし乱闘。フェイスオフが中止に。

05年のK-1では中尾芳広選手が相手の外国人選手にキスして殴り倒される事件が(笑)。あと今年のRIZINランドマークではフェイスオフで笑っちゃう選手がいて運営から注意されてたわねww

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

要約すると...

  • ボクシングなど格闘技の定番・フェイスオフ。なぜやるの?由来と意味は?
  • アイスホッケーの試合開始が発祥。敵同士が顔をほぼくっつけて対峙
  • 強さ誇示して闘争心を鼓舞。舌戦や煽りも含めて「観客向け演出」の面も

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