25日、さいたまスーパーアリーナで必見の格闘技イベント「超RIZIN」が行われます。最注目はメインイベント「ザ・マネー(金の亡者)」フロイド・メイウェザーJr氏と、人気総合格闘技(MMA)ファイター・朝倉未来選手のエキシビションです。
ボクシング世界5階級制覇・50戦無敗のレジェンド、メイウェザー氏はこれまで数度エキシを行ってきましたがいまだ無敗。彼はなぜ負けないのか?ファイトマネーって毎回幾らなの?今回は「メイウェザーエキシビション」の戦績やその〝裏側〟に迫ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
◆ボクシング◆ 2024年10月13日(日)・14日(月) 中谷潤人、井上拓真、田中恒成 他 注目の試合が多数 他開催場所:有明アリーナ |
野球・サッカー・ボクシングなど 今までにないスポーツの観戦が楽しめる‼
※BeeBetの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジさん"の BeeBet登録方法 や 入金方法 などを参考にして下さい。 |
メイウェザーのエキシビション戦績とファイトマネー
現役時代から数々のビッグマッチを重ね、そのファイトマネーの巨額さ、「お金へのこだわり」の強さからリング通称がズバリ「マネー」のメイウェザーJr氏。
現在は事実上現役は引退状態のようですが、それでも毎年のように有名な異種格闘家・ユーチューバーらとのエキシビションを行ったりと、存在感は相変わらずです。
開催のたびに途方もないお金が動く(=メイウェザーJr氏の懐に入る)と話題が尽きない「メイエキシ」。これまで行われたエキシビションの戦績と、推定ファイトマネーはいくらだったのかを試合ごとにまとめてみました。
vsコナー・マクレガー/300億?
17年、メイウェザーJr氏は、UFC2階級王者のスターMMAファイター、コナー・マクレガー選手とボクシングの試合を行いました。
これはエキシビションではなく、マクレガー選手が地元コミッションからライセンスを得ての公式「スーパーウェルター級12回戦」として実施。10Rでメイウェザー氏がTKO勝ちを収めました。
世界中大注目の1戦となりPPVも歴史的売り上げ。メイウェザー側は1億ドル(約110億円)、マクレガー側は3千万ドル(約33億円)のファイトマネーを稼ぎ、PPV歩合収益等を加えると最終的にはメイウェザー約300億円、マクレガー約100億円だったとされます。
vs那須川天心/11億?
18年の大晦日、メイウェザーJr氏は何と東京に出現。キックボクシング最強の神童・那須川天心選手と〝まさか〟の3分3Rボクシングエキシを行いました。
試合は体格に勝るメイウェザー氏が圧倒し、1Rわずか2分すぎにTKO勝ち。即ちたった「2分ちょっと」の仕事でしたが、本人がSNSなどで語ったところでは「1000万㌦超え(11億円)。ボーナスゲットだよ」と高笑いだったそうです。
vsローガン・ポール/120億超?
21年には、全米と世界で屈指の人気を誇るYouTuber、ローガン・ポール氏と8Rのボクシングエキシを行いました。試合はメイウェザー氏が優勢に進め8R終了。ルールにより判定なしで終了しました。
「The Sporting News」などの米メディアによると、ポール側は総額約2,000万ドル(約23億円)の報酬を得たとのこと。PPV全体の収益は少なくとも約220億円あり、メイウェザー側はこの半分を受け取ったとされます。基本給込みで120億円以上といわれます。
vsドン・ムーア/1席2400万円
今年に入り、メイウェザーJr氏はまたエキシを実施。かつてのスパーリングパートナーでプロ18勝無敗のドン・ムーア氏(米国)との8Rのボクシングマッチでした。
結果は引き分けでしたが、「東スポWeb」によると、ドバイの超高級ホテルで行われたこの試合のチケットは1枚約2400万円。つまり日本史上最高額だった6月の「天心vs武尊」戦の最高300万円より8倍も高かったそうです。
vs朝倉未来/20~40億?
そしていよいよ、メイウェザー氏今年二度目のエキシがまもなく朝倉未来選手と行われます。これまで米国で記者会見やフェイスオフに登場したメイウェザーJr氏。総額ファイトマネーは不明ですが、早くも本人が衝撃のカミングアウトをしています。
米メディアによれば「会見に来るだけで150万ドル(約2億円)儲けたよ」。また「(今回の)日本でのエキシは良い金額だ。会見だけで少なくともその位はもらわないとね」とも語っているそうで、このことから全体では20~40億円程かとの推測もあるようです。
メイウェザーが負けることがない理由
とにかく試合のたびに目が飛び出るほど巨額なファイトマネー連続のメイウェザーJr氏。戦績は現役時代の公式戦、そして現在のエキシビションを含めて全50数試合でいまだ負けなしです。
そもそも「なぜメイウェザーは負けない」のか。「豪放・荒くれに見せて実は緻密」説もあるその理由を考えてみました。
いまだに続けるジムワーク・練習の虫
既に45歳のメイウェザーJr氏。発言は磊落で毒気に満ち、世界中でお金をばらまいてド派手な暮らしをしている印象が強いものの、実は今でも日々のジムワークは欠かさない「真面目なアスリート」が素顔ともいわれます。
練習内容も現役時代から変わらずかなりのハードメニューで、まさに練習の虫。50歳が近づいても現役の頃の体型や筋肉を維持しています。
日本でのエキシについても「前回(天心戦)はそこまで練習していなくて体もだらしなかった。今回はしっかり準備したい」「(朝倉戦が)単なるリアルファイトならすぐに終わらせればいいが、前回試合が早く終わりすぎてファンは十分に楽しめなかったと思う。だから今回はできることなら長い時間やりたいね」とも話しており、今も相当体を追い込んでいるとみられます。
Floyd Mayweather training in front of fans in his Boxing gym pic.twitter.com/e5jyfEjIk2
— 2Cool2Blog (@2cooI2blog) August 30, 2022
実は相手を徹底研究・「勝てる戦略」構築
朝倉未来戦に関して、メディアには「俺は相手がデカかったりとかはまったく気にしない。最終的にはメンタルだ。(未来の映像も)全く見てない。チームと話したのは『彼はサウスポーだ』ということだけ」と豪語。
一見「相手は誰でもいいし誰でも勝てる」と見下して〝テキトー〟ぽくも思えますが、実は裏では非常に詳細、慎重に相手を徹底リサーチしているともいわれます。
相手の素性・年齢や実力・立場・癖などを把握した上で「勝てる戦略」をチームで組み立てているとされ、それはエキシの試合運びにも明確に出ています。
試合前の優れた交渉術・心理戦
メイウェザー陣営はマッチングの巧みさでも世界的に有名です。前述のように実は相手を慎重に選び十分事前準備した上で、さらに試合交渉に際しては百戦錬磨の交渉術で一切譲歩しないとされます。
例えば相手がボクシング初心者の格下であっても、自分に有利なルール以外では絶対に試合をしません。タフなマクレガー選手にはフル12Rを条件にして疲れを誘い、キックボクサー・MMAの天心、未来選手に対しては「キック1発で罰金5億円、蹴るふりでも数億円」などと厳しい条件を示します。
相手としてはかなり不利であっても、巨額報酬がもらえ名前も世界中に売れる「対メイウェザー」のうまみには代えがたく、渋々言われるまま受け入れ。
試合中、相手はこうした細かな条件が気になって心理的にも不利になり、一層メイウェザー側が有利になるという好循環になっているそうです。
25日の試合では「勝機が見えた」と自信を見せる朝倉選手ですが、果たして結果はどうなるのか、再びの「メイウェザー魔術」が注目されます。
メイウェザーエキシビジョン戦へのSNSの反応
引用:https://twitter.com/k11111177/status/1567759113811263488
引用:https://twitter.com/ponta4331ponta/status/1567752391671578624
引用:https://twitter.com/k11111177/status/1567759745997750272
引用:https://twitter.com/avantgarde0001/status/1567748896407027714
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 25日メイウェザーJrvs朝倉未来戦。エキシ重ねながらも無敗のメイウェザー
- ファイトマネー弩級。マクレガー300億、ポール120億、朝倉未来40億説も!
- 豪放発言、金の亡者装い実は緻密?練習の虫、相手も徹底研究。交渉も巧み
関連