キックボクシング「史上最高」の「那須川天心vs武尊」戦が終わり、〝神童〟那須川天心選手はキック無敗の勲章を手にボクシング界へ転身します。
キック界では文字通り頂点を極めた天心選手。キャリアをリセットして、ボクシング界でも世界のトップを目指す旅が新たに一から始まります。
現「世界No1ボクサー」といえば言うまでもなく井上尚弥選手です。果たして将来「那須川天心vs井上尚弥」戦は実現するのか。あるならいつなのか、見通しなどを予想してみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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那須川天心vs井上尚弥を期待する声
武尊戦後、那須川天心選手はボクシングへの意気込みを問われ「チャンピオンになるという思いは誰しもがある。そこに向かってやっていくのは確か」と明言。
「生半可な気持ちで転向する気はない」とあらためて決意を示し、キック界へ戻る考えも「ほぼない」と、キッパリ退路を断ってチャンピオンロードへ挑む気概を見せました。
1つの時代が終わった
時代の終わりは新しい時代の始まり
これからの時代は俺たちが創っていく
これからも目を離さないでくれ
RISEは止まらない
新しい時代に突入しただけだ
群雄割拠の時代だ
皆んなが玉座を狙ってる那須川天心選手
時代を創ってくれてありがとう。
お疲れ様でした。 pic.twitter.com/rU7S8upcYP— YA-MAN (@ya_man_shibuya) June 21, 2022
いよいよ歩みが始まる「ボクサー天心」。ファンは「デビュー戦いつ?誰と?」と早速ざわめいていますが、やはり究極的に期待されるのは「vs井上尚弥戦」です。それって一体あり得るのか、それはいつなのか。過去のデータなどを基に予想してみましょう。
— 那須川 天心 (@TeppenTenshin) June 19, 2022
那須川天心vs井上尚弥あるならいつ?
キック界最強を究め、格闘技界のスーパースターでもある那須川天心選手ですが、ボクシング界に入ればルールに従い、他の新人選手同様にまずはライセンスを取得し、4回戦の「底辺」からのスタートとなります。
これについては、ボクシング界の名だたる世界王者たちも全員同じ道をたどっています。以下、日本人の名世界王者の〝頂点への過程〟を振り返ってみました。
【井岡一翔】09年4月デビュー戦、7戦目(11年2月)WBC世界ミニマム級王者 … 世界王座まで1年7か月
【井上尚弥】12年10月デビュー戦、5戦目東洋太平洋王座、6戦目(14年4月)WBC世界ライトフライ級王者 … 同1年半
【田中恒成】13年11月デビュー戦、4戦目東洋太平洋王座、5戦目(15年5月)WBO世界ミニマム級王者(日本人歴代最速) … 同1年半
世界に誇るPFP王者のこれら3人はいずれもアマで王座を総なめしたエリート出身。デビュー時から「実質王者」の実力でしたが、それでも初の世界戦までには1年半以上かかっています。
また天心選手と同じく、K-1王者というキック界の頂点から転向した武居選手の例はどうでしょうか。
【武居由樹】21年3月デビュー戦、22年8月、5戦目東洋太平洋タイトル戦 … タイトル戦まで1年5か月
武居選手はこれまでボクシング全4試合1~2RKOというさすがの強さですが、それでも初タイトル戦まで1年以上かかっています。
那須川天心選手のデビューは早くても今年末か年明けといわれますので、世界戦実現は順調でも「24年半ばごろ」と予想されます。仮にその頃天心選手が井上尚弥選手と同じ階級で、かつタイミング・プロモート条件などがうまく一致したとして、「那須川天心vs井上尚弥」戦は最短でも「24年後半~25年」と想定されます。
八重樫東の見解
武居選手を指導する、尚弥選手の兄弟子で同じ大橋ジム所属の八重樫東トレーナーも、「天心vs尚弥戦」には慎重な見方です。
このほど「東スポWEB」が報じたところでは、元世界3階級制覇王者としての視点から八重樫氏は、武尊選手に圧勝した天心選手を絶賛。
ただ「ボクシングはキックとは似て非なるもの。どこかで壁に当たるだろう」と指摘。「(天心は)基礎がしっかりしているがそれだけでは〝普通のボクサー〟で終わってしまう。(上に行くには)長い格闘歴で培った強みを生かし、それを上手に落とし込まないといけない」と話します。
その上で「天心vs井上尚弥」戦については「夢を壊すようで申し訳ないが…尚弥と交わることはないと思う」と冷徹。「尚弥からしたら今はまだ相手にもしていないと思う。周囲の期待は分かるが、選手目線で言うなら過度に煽るのはかわいそう」と、今は静かに天心選手の出発を見守るべきだとしています。
実現はまだ先としてもありうる?
ということで、那須川天心選手が満を持してボクシングに転向しても、世界戦まではデビューから少なくとも1年半。さらに井上尚弥選手と戦う機会が訪れるのは、防衛を重ねたり団体統一王者になるなどの条件クリアが必要とあって、まだまだ先となりそうです。
ただ、有識者が指摘するように可能性としてはなくはありません。先日の武尊戦の天心選手の体重は約60kg。ボクシングにそのまま当てはめることはできませんが、メディアなどではスーパーバンタム~フェザー級でキャリアを始めるとの見方もあります。
井上選手は来年早々にもスーパーバンタム級に転級し4団体統一を狙うとされ、さらに本人も「(経験者の)ドネアからフェザー級でも十分通用すると言われた」と話しており、2~3年後にはフェザー級に移る可能性もあります。
そうなると、天心選手が世界の場で活躍が期待される2~3年後に、ちょうど同じ階級に二人がいることも想定されます。
「妄想」は膨らむばかりですが、八重樫氏が言う通り今はまだ大騒ぎせず、天心選手の旅立ちを静かに待つことがファンの役目といえるかもしれません。
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那須川天心vs井上尚弥を妄想!みんなの反応まとめ
出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/95baff017e8c45908944df63efc4c219946458dd/comments
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 那須川天心がキック無敗・最強の称号持ってボクシングへ遂に転向へ
- ファン期待は将来の井上尚弥戦。ただ現実には世界戦まで最短1年半
- さらに尚弥戦実現は条件揃っても2、3年後か。同階級なら可能性アリ!?