ドネア選手との世紀の激闘を制し「バンタム級世界最強」に上り詰めた井上尚弥選手。早くも次戦の相手は誰なのか、取り沙汰されています。
可能性がある1人が、尚弥選手の弟拓真選手との王座統一戦に勝ったWBCバンタム級王者・ウバーリ選手(フランス)。
井上尚弥選手とウバーリ選手の統一戦があるとすればいつごろなのでしょうか。試合の予想もまとめました。

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井上尚弥vsウバーリの予想
ノルディ・ウバーリ選手はモロッコにルーツを持つ33歳。アマ時代には北京、ロンドン五輪にも出場し200戦以上のキャリアを持つベテランです。
プロデビューは27歳と遅いものの、15戦目に空位だったWBC王座決定戦でウォーレン選手を判定で下し初めて世界王者に。井上拓真選手を下したことで、戦績は17戦全勝(12KO)となり依然無敗を続けています。
ウバーリ選手はアマエリートらしく防御などの技術が高い上に、ハンドスピードや鋭さのある攻撃も持ち味。拓真戦では素早い踏み込みで左の強打を重ね、ダウンを奪うなど大差判定で完勝しました。
仮に井上尚弥選手と対戦した場合の予想はどうでしょうか。ちなみに海外主要メディアの9日時点のバンタム級ランキングは以下の通りとなっています。
【ザ・リング】
リング王者井上、1位ネリ、2位テテ、3位ドネア、4位ウバーリ、5位ロドリゲス
【ワールドボクシングニュース】
1位井上、2位ドネア、3位ネリ、4位ウバーリ、5位テテ
【ESPN】
1位井上、2位ネリ、3位ドネア、4位テテ、5位ウバーリ
7日の「兄弟世界戦」の結果が反映されると多少順位が変わる可能性もありますが、「井上尚弥最強」は揺るがないところ。その他はドネア、ネリ、テテ、ウバーリ選手がほぼ横一線の評価と見てよいのではないでしょうか。
「眼窩底骨折」の重傷を負いながらドネア選手ほどの強豪に勝ちきる井上選手ですから、まして万全な状態ならウバーリ選手に勝機は少ないと思われます。では両者の対戦が実現するとすればいつと予想されるのでしょうか。
Is show time#OubaaliInoueNovember7th @rmc_sport @pasino_grand @partouche_casinos @mtkglobal @rivalboxinggear @france3 #together #lavictoireaimeleffort #Andstill pic.twitter.com/w7oPtmqwMt
— oubaali (@nordineoubaali) 2019年11月7日

井上尚弥vsウバーリはいつごろ開催されそうか
具体的に、井上尚弥vsウバーリ戦はいつごろの開催が予想されるのでしょうか。そもそもWBCのバンタム級は長く王者だった山中慎介氏から王座を奪ったネリ選手が、不祥事で剥奪され、ウバーリ選手が王者になるまで空位だったのが最近の経緯。
ネリ選手が戦線復帰した今、WBCは「ネリを含めて正統な王者を再度決めたい」という思惑があるとみられ、ウバーリ選手には今月末の「ネリvsロドリゲス」戦の勝者との指名試合を課す見込みです。
この試合は順調なら来春ごろ開催される模様で、ウバーリ選手が勝てば、早ければ来夏にも「井上尚弥vsウバーリ」のWBA・IBF・WBC王座統一戦が実現する可能性があります。
負けたとしても、尚弥選手が熱望すれば「挑戦者ウバーリ」と対戦の機会はあるかもしれません。しかし、尚弥選手の試合を大手プロモーターのトップランク社が手掛けることを考えると、当面「団体統一戦」など興行性・話題性の高いものに限られるとみるのが現実的でしょう。
https://twitter.com/takumainoue_122/status/1192470462703362048

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井上尚弥vsウバーリのみんなの予想まとめ
みんなの感想
尚弥、次なる野望はバンタム級完全制圧!ウバーリとテテ撃破で4団体統一だ!
ネットの反応
経験値を得た井上尚弥。もはやウバーリはもちろんネリも届かない。触れることさえ無理
みんなの感想
井上がテテに勝って3団体王座統一→ネリがウバーリに勝ってWBC王者獲得→井上に宣戦布告、の流れか?
ネットの反応
ウバーリは何となくモンティエルに似てる。もし尚弥とやったらまさにドネアvsモンティエルのKO劇みたいになりそう
みんなの感想
ウバーリ自身は「一番強いナオヤと真の最強を決めたい」と大乗り気。WBSSよりチケット取りやすいかな…。もし実現したら買いたい
出典:twitter
まとめ
今回の記事のポイントをまとめると以下の通りです。
ココがポイント
- WBC王者のウバーリは拓真戦で技術・攻撃力高い実力派を証明
- 井上尚弥は「弟の仇討ち」と来年の対戦を熱望
- ウバーリがネリvsロドリゲスの勝者を下せば来夏にも可能性
尚弥選手は一夜明け会見で、対戦の可能性がある選手として具体的に「ウバーリ、テテ」と二人の名を挙げました。特にウバーリ選手については「拓真の仇を討ちたい」と何度も強調。「本当は拓真と一緒に王者になりたかった」と弟を思いやる気持ちを吐露していました。
今後のマッチングでは〝最強王者〟井上陣営の意向が大きく反映されるとみられ、2020年のバンタム戦線が非常に熱いものになるのは間違いありません。
