昨年末の「井岡一翔vs田中恒成」戦。3月の「エストラーダvsロマゴン」戦。ボクシングのスーパーフライ級で注目のビッグマッチが続いています。
次戦ではPFP同士の団体統一戦の期待も高まるスーパーフライ級戦線。2021年時点での階級最強は誰なのでしょうか。今回は現スーパーフライ級の最強ランキングを探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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スーパーフライ級2021最強は誰?
体重リミット52.16kg。軽量級の中心的階級といえるボクシングのスーパーフライ級。日本人王者を数多く輩出し、ファンにも長年親しみ深い階級です。
2021年の現在も、四階級制覇王者・WBO王者の井岡一翔選手や三階級制覇王者の田中恒成選手ら日本の強豪選手がひしめいていますが、ではズバリ現在の階級最強は誰なのでしょうか。
筆者独断で挙げると、ランキングトップは「WBAスーパー・WBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ」選手だと言えると思います。
↓3月のエストラーダvsロマゴン2
スーパーフライ級2021トーナメント勃発?
その理由は①4団体中2団体を統一していること、②元PFP1位のロマゴン選手を激闘で下したこと、③まだ30歳の年齢―などです。ただこのところスーパーフライ級戦線は熱戦が続いています。
フライ級を席巻した若き実力者・田中恒成選手を圧巻KOで寄せ付けなかった井岡一翔王者の強さは、32歳の年齢を超えて円熟度を増しています。さらに、ドバイ現地時間4月3日には、その井岡選手をかつて下した元王者ニエテス選手の復帰戦が開催予定。
また今月10日には、現IBF王者アンカハス選手のタイトル戦も行われます。まさに「スーパーフライ級2021最強トーナメント」が勃発しているといってもいい状況です。
スーパーフライ級2021混戦5選手
では特に注目したい2021年のスーパーフライ級王者・元王者を挙げてみましょう。
■エストラーダ(メキシコ)
現最強の呼び声高いアグレッシブパンチャー。戦績は42勝(28KO)3敗。
■井岡一翔
エストラーダに対抗できるとすれば筆頭がこの人。日本人初四階級王者。日本が誇る技巧とパンチを併せ持つPFPランカーです。戦績は26勝(15KO)2敗。
■ローマン・ゴンザレス(ニカラグア)
愛称ロマゴン。前戦エストラーダ戦では極めて僅差の判定負け。かつてPFP最強で鳴らした実力は33歳の今も健在です。戦績は50勝(41KO)3敗。
■シーサケット・ソー・ルンヴィサイ(フィリピン)
戦績47勝(41KO)5敗1分けの強烈ハードパンチャー。元WBC王者で、エストラーダに勝利したこともある実力者。
■ドニー・ニエテス(フィリピン)
フィリピン選手でもう一人この階級で忘れてはならないのがこの人。4階級制覇王者で、井岡選手に勝ってWBO王者になった実力。戦績は42勝(23KO)1敗5分け。
あとはIBF王者アンカハス(フィリピン)、WBA正規王者フランコ(米)選手は勿論のこと、クアドラス(メキシコ)、ヤファイ(英)、マロニー(豪)らの各選手も「いつ王者になって不思議でない」強豪達と言えるでしょう。
↓18年のアンカハスvsゴンザレス
スーパーフライ級2021ランキング
以上のようにひしめく強豪ばかりのスーパーフライ級2021。一体最強は誰なのか。やはりエストラーダなのか。最新の海外ボクシングメディアのPFPランキングからその評価を見てみましょう。
■ザ・リング
・全体PFP …… 7位エストラーダ、10位井岡
・Sフライ級 …… リング王者エストラーダ、1位シーサケット、2位ロマゴン、3位井岡
■WBN PFPトップ50
7位 エストラーダ
10位 井岡一翔
13位 ロマゴン
21位 田中恒成
22位 シーサケット
43位 アンカハス
https://twitter.com/AMobstar/status/1375634156873416706
スーパーフライ級2021へのみんなの反応
みんなの反応
井岡の最終目標はスーパーフライ級4団体統一。次戦は未定だが本人の希望は年内は6月か7月だという
ネットの感想
スーパーフライ級はWBCがトーナメントするらしいし井岡はアンカハスを狙った方がいいと思う
みんなの反応
井岡一翔に最強を証明する機会は訪れるのか?
ネットの感想
WBA正規王者フランコはモロニーと再戦? WBCではシーサケットvsクアドラスか?
みんなの反応
もしSフライ級トーナメントあったら…1回戦は初顔合わせ同士で。絶対見るわ。神イベントやわ。
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 今激アツなスーパーフライ級戦線。強豪対戦多くトーナメント状態
- 井岡、田中、アンカハス、ロマゴン、シーサケット、ニエテス…
- 現最強はやはりエストラーダか。井岡との「頂上決戦」に期待大
見逃せない2021年のスーパーフライ級戦線。まずは直近の現地3日に行われるニエテス戦をご紹介しておきましょう。長らく対戦相手未定のままでしたが、ESPNによるとニエテス選手の相手は「パブロ・カリージョ選手(コロンビア)」に決まったそうです。
カリージョ選手は井岡弘樹ジムに長く所属し、日本人ファンには親しみあるボクサー。かつてフライ級時代、井岡一翔選手に判定負けした経験があります。
38歳となるニエテス元王者、さて次戦で鮮やかな復活劇となるか注目されます。