無事、高地メキシコの防衛戦もクリアしたWBA王者・京口紘人選手。
京口選手といえば「仲良しライバル」で知られるボクサーがWBCの同級王者寺地拳四朗選手です。同階級の日本人チャンピオン同士。ファンが待望する「寺地vs京口」統一戦はいつになるのか、どっちが勝ちそうなのか。予想をまとめてみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)

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寺地拳四朗vs京口紘人はいつ?対戦はあるのか?
京都府出身28歳の寺地拳四朗選手と、大阪府出身27歳の京口紘人選手。経歴は非常によく似ています。同じ関西人で、寺地選手が関西大、京口選手が大阪商業大とそれぞれ進んだ大学でもボクシング部に所属。同じ関西リーグで戦って国体優勝などで頭角を現し、大卒後、アマボクサーからプロの世界へ転向。二人共そこから負けなしの連勝を続けます。
寺地選手はプロ10戦目でライトフライ級世界王者となり、これまで7回防衛。戦績は17戦全勝10KOです。京口選手は8戦目でミニマム級世界王者、12戦目でライトフライの2階級制覇を達成し、戦績は14戦全勝9KOです。身長は寺地164cm、京口162cm。右構えのスタイルも共通しています。

海外の有力ボクシングメディアでも、P4Pランキングではこの二人がライトフライ級の1、2位を争う好敵手。実力的にもほぼ拮抗する王者だとみられています。そうなると、ファンが期待するのは「寺地拳四朗vs京口紘人」のWBA・WBC王座統一戦です。キャリアも実力もほぼ同じ、経歴もそっくりで「仲もいい」王者同士、本気で戦えば一体どっちが勝つのか、試合はいつありそうなのか、予想も盛り上がっているようです。
当の本人たちも以前から統一戦にとても意欲的。例えば過去の対談やインタビューでも数多く発言しています。
■去年12月のデイリースポーツ対談
京口「お互いが世界王者。目指すところはそこ(統一戦)しかない。お互いに高め合える間しかこういう盛り上がることはできない」
寺地「確かに」
京口「(時期は)来年中とかお互いの折り合いつけばって感じ。でも、より現実的にはなってきたんじゃないかなと思いますね」
寺地「正味、上の話やろ、オレらじゃなくて」
京口「そうですね。でも、ほんまに近い将来じゃないですか」
■今年7月の京口単独インタビュー
「(寺地が)強い選手というのはアマチュアの時から感じています。もし試合が決まれば楽しみですね。(来年にはビッグマッチを)やりたいですね。やるからには盛り上げます」

ボクサー同士はやる気満々な統一戦。あとは陣営やTV局、プロモーターなどの間の調整がどのくらい進むかが鍵となりそうですが、ファンとしては来年早々など、一日も早い実現を期待したいものです。>>2022年11月1日に決定しました!!
寺地拳四朗vs京口紘人やったらどっちが勝つか予想
いつ実現するのか楽しみな「寺地拳四朗vs京口紘人」のライトフライ級統一戦。では実際に戦ったらどっちが勝ちそうなのか、予想してみました。
まずは過去の対戦成績です。同じ関西大学リーグで戦っていただけに、この二人は実はアマでは何度も対戦しています。二人の話などを総合すると
・12年 京口が10-9の判定で寺地に勝利
・13年 リーグ戦で寺地が勝利
・13年 国体近畿ブロック予選で寺地が勝利
・13年 東京国体準決勝で寺地が勝利
と4度対戦して寺地選手が3勝1敗だったとのことです。
懐かしいシリーズ。
拳四朗vs京口紘人
大学4年と大学2年
2戦目で初黒星。
この後2回して負けが続き1勝3敗。
今では両雄が世界チャンピオン。
感慨深いね。@KenshiroooooKen #アマチュア時代 #寺地さんは強かった #寺地さんのおかげで強くなれました pic.twitter.com/y5dpi3PFGZ— 京口紘人 Hiroto Kyoguchi (@HirotoK1127) August 29, 2017

ならば寺地選手が優勢か、と話は単純ではありません。プロは12Rと非常に長丁場で、ヘッドギアはなくグローブのオンスも軽いなどハードさも戦い方も全く違います。ファイトスタイルも、アウトボクサーで中間距離の鋭いボディやカウンターを得意とする寺地拳四朗選手に対し、京口紘人選手はパワフルなフック、ボディが武器のインファイターとかなり異なります。
詳しいファンのブログでは「距離を潰すことができれば京口有利、距離を保てれば寺地有利」との見方が大勢。寺地選手は巧みなフットワークでほとんどパンチを貰わない「きれいな顔」が特徴。一方京口選手は打ち合いの試合も多く打たれ強さでは分がありそうです。
ただ試合勘という意味では、11月に試合がある京口選手に比べ寺地選手は実戦から1年以上離れる形になりそうで、ブランクの大きさがどう影響するかも注目されます。

【#ボクシング】WBCライトフライ級王者・拳四朗選手(@KenshiroooooKen)とIBF世界ミニマム級王者・京口紘人選手(@HirotoK1127)の特別対談コラムを掲載しました。2017年に飛躍した2人。18年の活躍にも期待です。(写真:スポーツナビ)#ボクシングhttps://t.co/ioGefpwL7A
— スポーツナビ (@sportsnavi) March 8, 2018

寺地拳四朗vs京口紘人の予想まとめ
みんなの反応
判定での拳四郎の勝利を予想。良いパンチが当たれば京口のKO勝利の可能性あり、って感じかな
ネットの感想
足と出入りが速く、そして巧い拳四朗を捕まえ切るのはなかなか難しいかも
みんなの反応
京口の方がパンチがあると思うが、当たらなきゃしょうがない。拳四朗の方がより貰わずに当てられる
ネットの感想
一発の威力は京口が上。ただ現状それ以外のほとんどは拳四朗が上回っていると思う
みんなの反応
先日二人がスパーリングしたときも拳四朗が優勢だったみたい。2~3年後なら京口も上手くなり互角以上になる気がします
出典:Yahoo!知恵袋
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- 世界ライトフライ級の現役王者同士の寺地拳四朗と京口紘人。統一戦はいつか?
- 関西人同士、大学でも4度も戦った長きライバル。互いに「いつでも」と対戦熱望
- アウトの寺地、インの京口と違うスタイル。距離の支配が勝敗予想を左右するか。直前オッズは2.37 1.57で京口有利
関西大の寺地拳四朗、大阪商大の京口紘人はアマ時代からボクシング界屈指の実力派ライバルだったようです。二人の対戦を、当時の『ボクシング・ビート』誌も「この階級きっての実力者対決」と報道。2学年下の京口選手は「大学入学前から嫌な人おるわ、やりたくねえと」「ずっと寺地さんの背中を追いかけていた」と話し、寺地選手もプロに移って以降も大いに「意識する」という、まさにバチバチのライバル関係。
コロナ禍の第二波が欧米で席巻し始めているだけに、これから年明けにかけては再び海外遠征は厳しくなる可能性もあります。むしろ日本国内での日本人王者同士の頂上決戦は、今こそやりやすい環境にあるといえるかもしれません。

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