アメリカのプロスポーツにとって、プレーオフでのワイルドカードが果たす役割は、非常に大きなものになっています。
単純に参加チームが増えることによる、試合数の増加だけではなく、ワイルドカードで参加したチームが下克上を起こし、躍進するというエンターテインメントな一面が、観るものを惹きつけるのです。
MLBやNBAなどでは、ワイルドカードチームが数々の奇跡を起こし、チャンピオンに輝くという光景を目にすることができます。
そんなアメリカスポーツには、なくてはならない存在になったワイルドカードですが、他のスポーツでも採用されているのでしょうか?
ここでは、ワイルドカードが採用されているが、あまり皆さんに知られていない、テニスのワイルドカードについて紹介します。
テニスのワイルドカードとはどのようなものなのでしょうか?
◆全米オープンテニス2024 開 催 中 ‼ |
新クイーンカジノなら スポーツベットはもちろん、ライブカジノや、 パチンコ実機・パチスロ実機も楽しめる。 \場所や時間を選ばず楽しめる/ パチンコ一覧:CR牙狼FINAL・CR真・花の慶次・CRキャプテン翼・CRルパン三世・CR真・北斗の拳 ※(新)クイーンカジノの登録は簡単ですが、登録の方法の詳細を知りたい方は"チェリカジ"さんの(新)クイーンカジノの登録方法 や 入金不要ボーナスの貰い方 やパチンコ機種一覧、とパチスロ機種一覧を参考にして下さいね。 |
ワイルドカードとは?テニスでの意味
私がワイルドカードと聞いて、イメージするのは、MLBプレーオフのワイルドカードです。
ア・リーグ、ナ・リーグの各地区チャンピオンが参加するプレーオフにおいて、地区のチャンピオンにはなれなかったが、チャンピオン以外のチームで勝率の高い2チームを、ワイルドカードとして、ア・リーグ、ナ・リーグともプレーオフに追加参加させます。
ワイルドカードとは、参加条件を惜しくも満たすことができなかったチームや選手を、特別枠で参加を認める。
このイメージが、世間一般のワイルドカードに対するイメージだと私は思います。
しかし、テニスのワイルドカードは、少し違うようです。
テニスの大会の参加条件は、世界ランクで決まりますが、世界ランクが条件に足りていない選手を、ワイルドカードとして、大会主催者の意向で参加させることができるのです。
テニスのワイルドカードは、成績ではなく、大会主催者の推薦で、だれでも選ぶことができるのです。
そういった理由から、テニスのワイルドカードは、地元の若手選手や、故障明けの有名な選手に適用されることが多いようです。
ワイルドカードの事例を紹介
テニスのワイルドカードは、大会主催者の推薦枠であり、ワイルドカードで大会に参加した選手が、好成績を残すことは難しいのが現状です。
しかし、テニスの4大大会の1つである、ウィンブルドンで、ワイルドカードから優勝を飾った事例があるので紹介します。
クロアチアのイワニセビッチ選手は、高速サーブを武器にウィンブルドン3回の準優勝を誇る名選手でしたが、肩を故障してしまい、世界ランクを大きく落としてしまいました。
イワニセビッチ選手は、2001年のウィンブルドンでは、世界ランクは参加基準に届いていなかったが、過去の成績が評価され、主催者推薦のワイルドカードで参加が認められました。
肩の故障から復活した、イワニセビッチ選手は次々に強豪との死闘を制し、ついに初優勝を飾ることができたのです。
イワニセビッチ選手は、テニスの4大大会で唯一ワイルドカードから優勝した選手になったのです。
シャラポワ、ワイルドカードで全豪OP出場 主催者発表 https://t.co/hFGgGxwAw3
— AFPBB News スポーツ (@afpbb_spo) January 8, 2020
他のスポーツでのワイルドカードの使用例
今まで紹介したMLBやテニス以外で、他にワイルドカードカードを採用しているスポーツはあるのでしょうか?
・NFL
MLBと同じように、プレーオフの際、各ディビジョン1位以外のチームで、勝率上位2チームを、ワイルドカードとして参加させる。
プロリーグにおける最初のワイルドカード。
・NBA(Bリーグ)
MLBと同じように、プレーオフの際、両カンファレンス各ディビジョン1位以外のチームで、勝率上位5チームを、ワイルドカードとして参加させる。
日本のBリーグでも、チャンピオンシップの際、ワイルドカード採用。
・モータースポーツ
本来、フル参戦の選手しか参加が認められないレースなどで、主催者推薦として、スポッ参戦を認めることができ、ワイルドカードと呼ぶ。
滋賀レイクスターズがレバンガ北海道に2連勝しました!
4日は接戦を制し、
5日は北海道の激しい追い上げにも屈しず逃げ切り、
2日間で大きくステップアップしたレイクス。
西地区3位の京都に勝率で並び、
ワイルドカードは5位に。
今年こそ、今年こそ。https://t.co/1e8AvnoG0G#滋賀レイクスターズ— びわ湖大津経済新聞 (@biwakei) January 6, 2020
ツール・ド・フランス主催者ASOが2020年大会のワイルドカード(招待)枠のUCIプロチームを発表した。すでに出場を決めていたトタル・ディレクトエネルジーに加え、B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト(初出場)とアルケア・サムシック(7年連続出場)の2チームが枠を射止めた。https://t.co/x1qI5oXTZg pic.twitter.com/g9gRGc2T7n
— cyclowired.jp (@cyclowired_jp) January 8, 2020
NippoはASOからパリ・ニースのワイルドカードを受けた。デルコマルセイユは数年前から招待されているので期待通りですが、フランス中心のレーススケジュールになるのは、私にとって分かりやすい。フランスのプロコンは豪華なのでツールはハードルが更に高いですが、一歩踏み出したかもしれない。 https://t.co/LcVrWTiQKy
— Tom Bossis (@tomsisbos) January 7, 2020
まとめ
記事をまとめますと
ココがポイント
- アメリカのプロスポーツにおいて、ワイルドカードは必要不可欠になっている。
- テニスのワイルドカードは、主催者推薦枠であり、地元の若手や、故障明けの有名選手に適用される。
- モータースポーツのワイルドカードは、テニスと同じように主催者推薦で選ばれる。
MLB、NBA、NFLというアメリカの3大プロスポーツにおいて、ワイルドカードは無くてはならない存在になりました。
そのスポーツをさらに発展させる手段として、ワイルドカードはとても有効なのだと私は思います。
皆さん、ワイルドカードをどう思いますか?
関連