世界選手権、龍神Nipponの活躍に拍手を送るファンにも「いまだにオポジットとアウトサイドヒッターの違いが分かりません」「ずっと気になってたんだけど、オポジットとアウトサイドヒッターの違いってなんだろう?」との疑問を抱える方が多くいるようです。
バレーボールのオポジットとアウトサイドヒッターの違いを分かりやすく解説してみましょう。
これが理解できると、さらに試合の面白みやチーム事情がはっきりとしてくること間違いなしです。
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バレーボールのオポジットとアウトサイドヒッターの違いとは?
バレーボールのオポジットとアウトサイドヒッターの違いをやさしく解説してゆきましょう。
バレーボールのポジション(役割)には、以下の5つがあります
・アウトサイドヒッター
・ミドルブロッカー
・オポジット
・セッター
・リベロ
セッターや守備の役割はよくわかりますが、攻撃の役割をなすオポジットとアウトサイドヒッターの違いがどうもすっきりしません。
オポジット
オポジットとは、対角を意味し、セッターの対角線上のライトに配置されている選手の事を言います。サーブレシーブへの参加が免除されるなど、守備にはほとんど入らず攻撃のみに集中できるポジションです。
超攻撃的なスパイカーが担当し、力強いスパイクはもちろんのこと、バックアタックなどの攻撃能力も求められるので、高いジャンプ力やジャンプし続けるスタミナの豊富さも必要になります。また、サーブでもジャンプサーブなどで積極的に点を取っていくことが求められます。
スパイク専門の選手スーパーエースとして、左利きが多いようです。
アウトサイドヒッター
アウトサイドヒッターとは、コートのレフトとライトなど片方のポジションからスパイクを打つ選手のことです(右利きの選手が多いため、多くはレフト)。
多彩な攻撃の要になるポジションで、常に得点することを意識して、あらゆる攻撃パターンに対応する柔軟性が求められます。
ラリーが続いている場面や守備が乱れた時に攻撃を任されることが多く、チームのピンチを救う攻撃の柱と言えます。
このポジションは攻撃だけではなく、レセプション(サーブレシーブ)とディグ(アタックを受ける)も行う能力が求められます。
すなわち攻撃から守備まで全てを行える技術を身に付ける必要があるポジションです。
オポジットとアウトサイドヒッターの違い
両者とも役割は、攻撃ですが、オポジットは、守備を免除され攻撃に特化した超攻撃ともいうべき役割で、スパイクだけでなく、バックアタック、ジャンプサーブなどあらゆる場面で、得点を取ることを求められます。
左利きの選手が多く、ポジションは、ライトです。手薄になりがちなライト側からの攻撃をカバーする意味合いもあります。
これに対し、アウトサイドヒッターは、アタックだけでなく守備も行える器用さを兼ね備え、右利きの選手がほとんどで、ポジションは、多くがレフトです。
オポジットは必ず左利きか?
過去から現在に至る日本代表のオポジットの利き手を探りました。
今回の世界選手権に出場した日本代表のオポジットとアウトサイドヒッターの利き手は、以下のようになります。
背番号 | 名前 | ポジション | 所属 | 利き手 左 |
---|---|---|---|---|
1 | 西田有志 | オポジット | ジェイテクトSTINGS | 左 |
5 | 大塚達宣 | アウトサイドヒッター | 早大4年 | 右 |
7 | 高梨健太 | アウトサイドヒッター | ウルフドッグス名古屋 | 右 |
12 | 高橋藍 | アウトサイドヒッター | 日体大3年 | 右 |
14 | 石川祐希 | アウトサイドヒッター | パワーバレー・ミラノ | 右 |
16 | 宮浦健人 | オポジット | スタル・ニサ | 左 |
オポジットの利き手は左、アウトサイドヒッターは右ときれいに分かれています。
過去の五輪に出場した(最終予選も含める)代表のオポジットの利き手は以下です。
中垣内祐一(1992年1996年2000年五輪) 右
山本隆弘(2004年2008年五輪) 左
清水邦広(2012年2016年2021年五輪) 左
西田有志(2021年五輪) 左
となっており、中垣内祐一を除いて利き手は左です。
中垣内祐一が、右利きのオポジットであった理由ははっきりしませんが、この例外を除けば、基本的にオポジットの利き手は左ということがわかります。
先に説明した理由からもこの方がチームにとって合理的となります。
バレーボール男子の世界選手権で、日本が1次リーグB組2位で決勝トーナメントに進んだ。エースで主将の石川祐希が故障を抱えて本調子ではない中、西田有志ら他の選手が躍動。チームとしての高い総合力を示し、16強入りした。https://t.co/xiVwA10sWl
— 時事通信スポーツ (@jijisports) August 31, 2022
オポジット西田有志に対するSNSの反応
みんなの感想
肩の柔らかさで打ち分けられる サーブがすごい #オポジット で186cm #世界で一番小さくて強い点取り屋 期待してます。(2019)
ネットの反応
ほんま凄いのが現れたで…バレーボール知らん人も是非西田くん覚えて欲しい。西田有志、18歳、ポジションはオポジット、186cm、左利き。とんでもないジャンプ力と体のバネ、そしてメンタル、修正能力に長けたバレーボール選手です。(2018)
みんなの感想
日本のオポジットとして 最近街中で声をかけられるようになったことがうれしい😆(2019)
出典:ヤフコメ
まとめ
要約すると...
- オポジットとアウトサイドヒッターは、守備への寄与、ポジション、利き手に違いがある
- 過去を含め、一部の例外を除けば、オポジットは左利きである
- 現在のオポジット西田有志への期待は非常に大きく着実に成長してきている
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