2015年中国との受注競争で日本が苦杯をなめたジャカルタ―バンドン間のインドネシア高速鉄道建設のその後どうなったのでしょうか?
現状と日本が最近受注したジャカルタ―スラバヤ間の高速化計画について
2019年11月現在の最新情報をまとめました。
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インドネシア鉄道高速化計画のその後!最新情報
日中両国が計画しているインドネシア鉄道高速化計画がその後どうなったか?
現状について最新情報を見てゆきましょう。
ジャカルタ―バンドン間のインドネシア高速鉄道建設(約142km、2015年中国が受注)
2016年に起工式を行い、2019年開業予定のはずでしたが、土地収用問題などで、着工が遅れに遅れ、ようやく2018年本格建設着工にこぎつけました。
昨年の報道では、事業担当のインドネシア国営企業社長は2021年に完成予定と述べていますが、インドネシア政府閣僚は、完成が2024年以降になる可能性を指摘していました。
さらに、今年10月3日の報道では、高速鉄道の全線開通と試運転が、2021年上半期(1~6月)の予定から建材集積地となる用地確保や送電線を再配置する必要のため、「数カ月遅れて同年の下半期(7~12月)にずれ込む見通し」(KCIC)のチャンドラ社長)ということです。
工事の進ちょく率は現在35%で、年内に50%までの引き上げを目指すということになっています。
一方で、中国メディアの環球情報放送は4月18日にワリニトンネル工事現場の記事を載せるなど、工事が順調に進捗していることを宣伝しています。
さらに、9月26日には、New China TVが「中国建設のインドネシア高速鉄道の新たなブレークスルー(突破口)」と称して、長い橋の建設現場の映像を流しています。
これまで、建設に取り掛かるまでに、様々な問題が発生し遅れにつながりましたが、本格建設に伴い事故も起こっています。
インドネシアの西ジャワ州チマヒ市で10月22日午後1時半ごろ、高速鉄道の工事現場に敷設されていた国営石油プルタミナの燃料パイプから出火し、4時間後に鎮火したものの、少なくとも外国人の工事作業員1人が死亡した。
その後KCICは高速道路に沿って鉄道の架橋工事を行っており、現場を通っていたプルタミナの軽油「プルタミナ・デックス」のパイプに何らかの原因で穴が開き、パイプから軽油が漏れ、発火したとみられるとのことです。
この調子ではまだまだ先が長そうです。
ジャカルタ―スラバヤ間の高速化計画(約720km、2019年日本が契約)
ジャカルタ-スラバヤ間の既存鉄道の列車の速度を最高時速160キロに引き上げ、所要時間を現在の半分の5時間半に短縮する計画です。
ジャカルタから中ジャワ州の州都スマランまでの約440キロに、特急用の線路を追加し、スマランからスラバヤまでの約280キロは既存線路を改良する方針とのことです。
事業化に向けた調査を来年末まで行い、インドネシア側が見込む総事業費約60兆ルピア(約4600億円)を、日本が円借款を含めた支援する予定で、協議しています。
インドネシア政府は、日本の支援により起工から約5年半を経て、今年3月に開業したインドネシア初の地下鉄を含む都市高速鉄道(MRT)が市民に好評です。平日はジャカルタ南部の住民の通勤手段としてすっかり定着しています。
これが今回の契約に大きく寄与したとの見方が出ています。
中国受注の高速鉄道が大幅に遅れている理由
まず、契約から現在までの経緯をまとめておきましょう。
鉄道用地の買収問題
中国銀行の融資を含む契約の問題
建設方針の一貫性のなさ
公共事業が遅れるのは当たり前というインドネシアの国民性
など様々な要因が重なっています。
その後、MRTでも受注した日本企業はかなりの苦労を強いられたようです。
日本の高速化計画契約に関する記事について
日本とインドネシアの高速化計画契約へのネットの反応
出典:ヤフコメ
一部に必要性を理解する意見はあるものの、前回の直前に中国に契約を取られた事件でのインドネシア政府への警戒感と不審がぬぐえません。
まとめ
インドネシア鉄道高速化計画の2019年11月の最新情報を中国と日本のプロジェクトについてみてきました。
日本としては、以前のようなことが再度生じぬように、慎重に事を進めて、インドネシア国民にとって真の利益となるインフラとなることを願いたいと思います。