立ち技格闘技「K-1」ワールドGPスーパーバンタム級王者・武居由樹選手が、このほどプロボクシングに転向すると発表しました。
K-1の人気王者武居選手がボクシングではどこまで通用するのか。キック界では「最強」那須川天心選手とアマチュア時代にドロー経験もある強さですが、ボクシングの実力はどうなのか、探ってみました。(出典:Wikipedia、各スポーツメディア)
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武居由樹は那須川天心とアマチュアでドローも
武居由樹選手は東京都出身の24歳。14年に格闘技団体Krushでプロデビュー。王座を獲得すると17年にはK-1 WORLD GPスーパーバンタム級トーナメントに出場。従来より1階級上げながらもハンディを感じない圧倒的強さをみせ、王者に上り詰めました。
プロキックボクシング戦績は25試合で23勝(16KO)2敗。K-1では負けなしの22連勝と圧巻の成績を残したスターですが、このほど行われた大会のリング上でK-1卒業とボクシング転向を表明。
「今の夢はボクシングでも世界チャンピオンになることです」と宣言し、既に井上尚弥選手らと同じ大橋ジムに所属し、元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナーの指導を受け本格練習を始めたことを明らかにしました。

そんな武居由樹選手、実は「キック界最強の神童」那須川天心選手とは、アマチュア時代に対戦経験があるといいます。プロでは、団体が異なることもあり結局リングで対決することなく終わりましたが、アマ時代の対戦ではあの無敗街道ばく進中の那須川選手とドローの試合もあったそうです。
「eFight」によれば、当時国際ジュニアキックボクシング50kg王者の武居選手と、MA日本キックボクシング42kg王者那須川選手が2012年2月の大会に出場。オープニングファイト第2試合(2分3R)で戦い、結果は判定1-1(30-29、29-30、30-30)のドロー。非常に僅差の内容だったようです(wiki「那須川天心」によれば二人のアマ戦績は天心選手の3勝0敗1分)。

↓武居の八重樫トレーナーとの練習風景
武居由樹ボクシング転向でどこまで通用する?
アマチュア時代、あの「最強の天才」那須川天心選手と対戦しドローに持ち込んだ経験もある武居由樹選手。ではボクシング界ではどこまで通用するのか、どのくらいの実力があるのでしょうか。
実は武居選手、最初に始めた競技は10歳の時のキックボクシングだった一方、都立足立東高校時代にはボクシング部でキャプテンを務めるほどの実力。その成績の良さを見た某大学から推薦入学の話まで来たほどだそうです。

そんな経歴だけに、ボクシング技術には以前から定評が。K-1でも元プロボクサーの久保賢司選手をボクシングテクニックで上回り終始圧倒しています。転向表明後も、現・元世界王者ら「先輩名ボクサー」からも高い評価が聞かれます。
■京口紘人(現WBA世界ライトフライ級スーパー王者)「十分戦える。ナックルを立ててパンチを〝面〟でなく〝点〟で打てているので強い。全体にまとまっている」
■内山高志(元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者)「パンチが強い。教えることはない」
■渡嘉敷勝男(元WBA世界ライトフライ級王者)「ムエタイから世界王者になったボクサーも何人かいる。荒削りだが練習すれば大成しそう」
■木谷卓也(元日本Sフライ級王者)、伊藤俊介(元日本ライト級王者)「パンチの強さはもちろん技術のバランスがいい。腕力もある。今は日本ランカークラスか」
武居選手はキックでは55kg前後の階級で戦ってきましたので、ボクシングでの階級もスーパーフライ級かバンタム級が有力。大橋ジムは、武居選手デビュー戦が来年3月11日に東京・後楽園ホールで行われる「フェニックスバトル76」になると発表しました。「K-1スター」のボクシング初戦がどんな試合になるのか必見です。

↓武居とアマ八冠中垣とのスパー
武居由樹のボクシング転向へのみんなの反応
みんなの反応
武居由樹リーチ長く見える。ボクシング楽しみだな!
ネットの感想
何年後かに、武居由樹vs那須川天心のボクシング世界戦見たい
みんなの反応
K-1王者になったところでその先が用意されてないからな。転向したのはいい決断だと思う
ネットの感想
まだ粗削りだが純ボクサーとは違うリズムや強打を活かしてボクシングにアジャストしたら、普通のボクサーとは違う強さを発揮しそう
みんなの反応
ボクシングには井上尚弥、那須川天心、武居由樹が揃うわけか
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
要約すると...
- K-1・Sバンタム王者武居由樹がボクシング転向。尚弥と同じ大橋ジムへ
- アマ時代には那須川天心と対戦しドロー経験も。高校はボクシング部主将
- 技術の高さ、才能は元世界王者から高評価。来春バンタム周辺で初戦か
大橋ジムでは早速武居選手の練習風景を次々動画で公開。「尚弥2世」と期待の新星・中垣選手との白熱スパーなど、さすがの技術を見せています。
プロボクサーらによると、最長3R程度と短い立ち技格闘技に比べ、12R戦うボクシングではスタミナやペース配分、戦略なども大きなポイント。八重樫トレーナーの下では高地トレーニングなどロングラウンドを意識した練習も始まっているようで、デビューに向け準備は着実なようです。
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